2018年の夏の甲子園は第100回記念大会です。
このような大きな大会が100回も開催されるなんてすごいですよね。
出場校も56校ということで史上最多となり、これまでで一番賑やかな大会になる見込みです。
猛暑の影響もあり、選手や応援団はじめ生徒たち、観客などの体調を考慮した運営方針がされるのかも注目が集まるところです。
この記事では、夏の甲子園2018の日程や出場校一覧とトーナメント表、注目選手や展望を紹介しています。
1.夏の甲子園2018の日程
2018年の夏の甲子園の日程が1月29日に発表されました。
8月5日(日)から17日間です。
雨による順延予備日と準々決勝(ベスト8)翌日の休養日を含んだ日程です。
組み合わせ抽選会は8月2日(木)16:00から行われます。
毎年組み合わせ抽選会は前夜祭のような雰囲気で盛り上がりますよね。
高校野球ファンにとってもいよいよ始まるというワクワク感が最高潮に達する日です。
抽選会の会場は例年通り、フェスティバルホール(大阪市北区中之島)の予定。
この日程の発表日は1月後半ということで、まだ春の選抜高校野球の出場校も決定していない時期に夏の甲子園の日程が決まるっていうのは意外ですよね。
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2.夏の甲子園2018の出場校
夏の甲子園2018の出場校数は56校です。
100回帰年大会ということで、2校出場する都道府県が例年と異なります。
【2校出場する都道府県】
- 北海道(南・北)
- 東京都(東・西)
- 千葉県
- 埼玉県(南・北)
- 神奈川県(南・北)
- 愛知県(東・西)
- 大阪府(南・北)
- 兵庫県(東・西)
- 福岡県(南・北)
以上の9都道府県から2校ずつ出場するんですね。
47都道府県プラス9=56校ということです。
これらの都道府県はなぜ2校出場するのかというと、予選出場校の数が多いからです。
東京都は267校の野球部が出場し、東東京137校・西東京130校に分かれて予選を行います。
北海道は221校の野球部が出場し、北北海道102校・南北海道119校に分かれて予選を行います。
東京都・北海道に次いで出場校が多いのは神奈川県で186校、愛知県が189校、大阪府が180校出場しますが、例年はそれぞれ1校しか甲子園に出られないことから夏の甲子園激戦区と言われています。
※出場校数は2015年夏のデータです。
因みに100回帰年大会では例年の激戦区が2地域に分散したので、1代表を争う高校の数が違います。
今回一番の激戦区となったのは、東東京の132チームです。
【夏の甲子園2018激戦区ランキング】
【夏の甲子園2018激戦区ランキング】
激戦順位 | 地方大会 | チーム数 |
---|---|---|
1 | 東東京大会 | 132チーム |
2 | 西東京大会 | 130チーム |
3 | 静岡大会 | 111チーム |
4 | 南北海道大会 | 106チーム |
5 | 西愛知大会 | 101チーム |
6 | 茨城大会 | 98チーム |
7 | 北神奈川大会 | 94チーム |
8 | 南神奈川大会 | 92チーム |
9 | 西兵庫大会 | 90チーム |
10 | 北北海道大会 | 89チーム |
11 | 北大阪大会 | 88チーム |
12 | 広島大会 | 88チーム |
13 | 南大阪大会 | 87チーム |
14 | 東愛知大会 | 85チーム |
15 | 長野大会 | 85チーム |
16 | 南埼玉大会 | 84チーム |
17 | 東千葉大会 | 83チーム |
18 | 新潟大会 | 82チーム |
19 | 西千葉大会 | 80チーム |
20 | 福島大会 | 78チーム |
21 | 京都大会 | 75チーム |
22 | 北埼玉大会 | 74チーム |
23 | 東兵庫大会 | 72チーム |
24 | 南福岡大会 | 70チーム |
25 | 鹿児島大会 | 70チーム |
26 | 岐阜大会 | 68チーム |
27 | 宮城大会 | 67チーム |
28 | 岩手大会 | 66チーム |
29 | 沖縄大会 | 65チーム |
30 | 群馬大会 | 64チーム |
31 | 北福岡大会 | 63チーム |
32 | 三重大会 | 61チーム |
33 | 熊本大会 | 61チーム |
34 | 青森大会 | 59チーム |
35 | 栃木大会 | 59チーム |
36 | 岡山大会 | 59チーム |
37 | 愛媛大会 | 59チーム |
38 | 山口大会 | 58チーム |
39 | 長崎大会 | 57チーム |
40 | 滋賀大会 | 50チーム |
41 | 山形大会 | 48チーム |
42 | 富山大会 | 48チーム |
43 | 宮崎大会 | 48チーム |
44 | 石川大会 | 46チーム |
45 | 秋田大会 | 44チーム |
46 | 大分大会 | 44チーム |
47 | 佐賀大会 | 40チーム |
48 | 奈良大会 | 39チーム |
49 | 和歌山大会 | 39チーム |
50 | 島根大会 | 39チーム |
51 | 香川大会 | 38チーム |
52 | 山梨大会 | 35チーム |
53 | 徳島大会 | 31チーム |
54 | 福井大会 | 30チーム |
55 | 高知大会 | 28チーム |
56 | 鳥取大会 | 24チーム |
例年2校出場する東京が東西でワンツーは変わらず、3位に静岡が入りました。
静岡は一番損な地域となりましたね。
それでは各都道府県の夏の甲子園出場校を見ていきましょう。
都道府県 | 出場校 | 前年出場 |
---|---|---|
北北海道 | 旭川大高校 9年ぶり8度目 | 滝川西 |
南北海道 | 北照 5年ぶり4度目 | 北海高校 |
青森 | 八戸学院光星 2年ぶり9度目 | 青森山田 |
岩手 | 花巻東 3年ぶり9度目 | 盛岡大付属 |
秋田 | 金足農業 11年ぶり6度目 | 明桜高校 |
山形 | 羽黒 15年ぶり2回目 | 日大山形 |
宮城 | 仙台育英 2年連続27回目 | 仙台育英 |
福島 | 聖光学院 12年連続15回目 | 聖光学院 |
茨城 | 土浦日大 2年連続4回目 | 土浦日大 |
栃木 | 作新学院 8年連続14回目 | 作新学院 |
群馬 | 前橋育英 3年連続4回目 | 前橋育英 |
北埼玉 | 花咲徳栄 4年連続6回目 | 花咲徳栄 |
南埼玉 | 浦和学院 5年ぶり13回目 | |
東千葉 | 木更津総合 3年連続7回目 | 木更津総合 |
西千葉 | 中央学院 中央学院 | – |
東東京 | 二松学舎 2年連続3度目 | 二松学舎 |
西東京 | 日大三高 5年ぶり17度目 | 東海大菅生 |
北神奈川 | 慶應義塾 10年ぶり18度目 | |
南神奈川 | 横浜 3年連続18回目 | 横浜 |
山梨 | 山梨学院 3年連続8度目 | 山梨学院 |
新潟 | 中越 2年ぶり11度目 | 日本文理 |
長野 | 佐久長聖 2年ぶり8度目 | 松商学園 |
富山 | 高岡商業 2年連続19度目 | 高岡商業 |
石川 | 星稜 2年ぶり19度目 | 日本航空石川 |
福井 | 敦賀気比 3年ぶり8回目 | 坂井高校 |
静岡 | 常葉大菊川 2年ぶり6度目 | 藤枝明誠 |
東愛知 | 愛産大三河 22年ぶり2度目 | 中京大中京 |
西愛知 | 愛工大名電 5年ぶり12度目 | |
岐阜 | 大垣日大 2年連続5度目 | 大垣日大 |
三重 | 白山高校 初出場 | 津田学園 |
滋賀 | 近江 2年ぶり13度目 | 彦根東 |
京都 | 龍谷大平安 4年ぶり34度目 | 京都成章 |
北大阪 | 大阪桐蔭 2年連続10度目 | 大阪桐蔭 |
南大阪 | 近大付属 10年ぶり5度目 | |
東兵庫 | 方国学園 8年ぶり15度目 | 神戸国際大附属 |
西兵庫 | 明石商業 初出場 | |
奈良 | 奈良大附属 初出場 | 天理 |
和歌山 | 智弁和歌山 2年連続23度目 | 智弁和歌山 |
岡山 | 創志学園 2年ぶり2度目 | おかやま山陽 |
広島 | 広陵 2年連続23度目 | 広陵 |
鳥取 | 益田東 3年ぶり5度目 | 米子松蔭 |
島根 | 益田東 18年ぶり4度目 | 開成 |
山口 | 下関国際 2年連続2度目 | 下関国際 |
香川 | 丸亀城西 13年ぶり5度目 | 三本松 |
徳島 | 鳴門 2年ぶり12度目 | 鳴門渦潮 |
愛媛 | 済美 2年連続6度目 | 済美 |
高知 | 高知商業 12年ぶり23度目 | 明徳義塾 |
北福岡 | 折尾愛真 初出場 | 東筑 |
南福岡 | 沖学園 初出場 | |
佐賀 | 佐賀商業 10年ぶり16度目 | 早稲田佐賀 |
長崎 | 創成館 3年ぶり2度目 | 波佐見 |
熊本 | 東海大星翔 35年ぶり2度目 | 秀岳館 |
大分 | 藤蔭 28年ぶり2度目 | 明豊 |
宮崎 | 日南学園 2年ぶり19度目 | 聖心ウルスラ学園 |
鹿児島 | 鹿児島実業 3年ぶり19度目 | 神村学園 |
沖縄 | 興南 2年連続12度目 | 興南 |
3.夏の甲子園2018組み合わせ一覧とトーナメント表
夏の甲子園2018の組み合わせ抽選会が
8月2日(木)の16:00〜
の日程で大阪のフェスティバルホールで行われました。
組み合わせ一覧とトーナメント表を確認してみましょう。
①夏の甲子園2018組み合わせ一覧
1日目 8月5日(日) | ||||
一回戦 | ① | 藤蔭(大分) | ー | 星稜(石川) |
---|---|---|---|---|
一回戦 | ② | 済美(愛媛) | ー | 中央学院(西千葉) |
一回戦 | ③ | 慶応(北神奈川) | ー | 中越(新潟) |
2日目 8月6日(月) | ||||
一回戦 | ① | 山梨学院(山梨) | ー | 高知商業(高知) |
一回戦 | ② | 作新学院(栃木) | ー | 大阪桐蔭(北大阪) |
一回戦 | ③ | 北照(南北海道) | ー | 沖学園(南福岡) |
一回戦 | ④ | 旭川大(北北海道) | ー | 佐久長聖(長野) |
3日目 8月7日(火) | ||||
一回戦 | ① | 佐賀商業(佐賀) | ー | 高岡商業(富山) |
一回戦 | ② | 智弁和歌山(和歌山) | ー | 近江(滋賀) |
一回戦 | ③ | 前橋育英(群馬) | ー | 近大付属(南大阪) |
一回戦 | ④ | 益田東(島根) | ー | 常葉大菊川(静岡) |
4日目 8月8日(水) | ||||
一回戦 | ① | 日南学園(宮崎) | ー | 丸亀城西(香川) |
一回戦 | ② | 金足農業(秋田) | ー | 鹿実(鹿児島) |
一回戦 | ③ | 大垣日大(岐阜) | ー | 東海大星翔(熊本) |
一回戦 | ④ | 花咲徳栄(北埼玉) | ー | 鳴門(徳島) |
5日目 8月9日(木) | ||||
一回戦 | ① | 横浜(南神奈川) | ー | 愛産大三河(東愛知) |
一回戦 | ② | 花巻東(岩手) | ー | 下関国際(山口) |
一回戦 | ③ | 創志学園(岡山) | ー | 創成館(長崎) |
一回戦 | ④ | 興南(沖縄) | ー | 土浦日大(茨城) |
6日目 8月10日(金) | ||||
一回戦 | ① | 敦賀気比(福井) | ー | 木更津総合(東千葉) |
一回戦 | ② | 日大三(西東京) | ー | 折尾愛真(北福岡) |
一回戦 | ③ | 羽黒(山形) | ー | 奈良大付(奈良) |
7日目 8月11日(土) | ||||
一回戦 | ① | 龍谷大平安(京都) | ー | 鳥取城北(鳥取) |
一回戦 | ② | 明石商業(西兵庫) | ー | 八戸学院光星(青森) |
二回戦 | ③ | 報徳学園(東兵庫) | ー | 聖光学院(福島) |
二回戦 | ④ | 白山(三重) | ー | 愛工大名電(西愛知) |
8日目 8月12日(日) | ||||
二回戦 | ① | 二松学舎(東東京) | ー | 広陵(広島) |
二回戦 | ② | 浦和学院(南埼玉) | ー | 仙台育英(宮城) |
二回戦 | ③ | ー | ||
二回戦 | ④ | ー | ||
9日目 8月13日(月) | ||||
二回戦 | ① | ー | ||
二回戦 | ② | ー | ||
二回戦 | ③ | ー | ||
二回戦 | ④ | ー | ||
10日目 8月14日(火) | ||||
二回戦 | ① | ー | ||
二回戦 | ② | ー | ||
二回戦 | ③ | ー | ||
11日目 8月15日(水) | ||||
二回戦 | ① | ー | ||
二回戦 | ② | ー | ||
二回戦 | ③ | ー | ||
二回戦 | ④ | ー | ||
12日目 8月16日(木) | ||||
三回戦 | ① | ー | ||
三回戦 | ② | ー | ||
三回戦 | ③ | ー | ||
三回戦 | ④ | ー | ||
13日目 8月17日(金) | ||||
三回戦 | ① | ー | ||
三回戦 | ② | ー | ||
三回戦 | ③ | ー | ||
三回戦 | ④ | ー | ||
14日目 8月18日(土) | ||||
順々決勝 | ① | ー | ||
順々決勝 | ② | ー | ||
順々決勝 | ③ | ー | ||
順々決勝 | ④ | ー | ||
15日目 8月20日(月) | ||||
準決勝 | ① | ー | ||
準決勝 | ② | ー | ||
16日目 8月21日(火) | ||||
決勝 | ① | ー |
春夏連覇がかかる大阪桐蔭が2016年優勝校の作新学院(栃木)と初戦で対戦しますね。
1回線屈指の好カードと言えそうです。
展望についてはもうしばらくお待ち下さい。
②夏の甲子園2018トーナメント表
トーナメント表、作成中です。
今しばらくお待ち下さい。
4.夏の甲子園2018の注目選手や展望
夏の甲子園2018に出場する注目選手を確認しておきましょう。
北から順に。
- 阿部大夢(仙台育英)捕手
- 衛藤慎也(聖光学院)投手
- 林勇成(作新学院)投手
- 野尻幸輝(木更津総合)内野手
- 野村佑希(花咲徳栄)外野手
- 万波中正(横浜)外野手
- 宮尾将(慶應義塾)内野手
- 奈良間大己(常葉大菊川)内野手
- 竹谷理央(星稜)外野手
- 根尾昂(大阪桐蔭)投手
- 平田龍輝(智弁和歌山)投手
- 森悠祐(広陵)投手
- 松井義弥(折尾)内野手
- 西竜我(鹿実)内野手
以上の14人について今後詳しく調査して紹介します。
編集完了した選手から順次掲載していきますのでしばらくお待ちください。
2018年夏の甲子園は、上記で紹介した注目選手率いる各チームが中心となって展開していくと予想されています。
今後組み合わせが決定したらトーナメント表と合わせて展望を追加していきます。
何があるか分からない高校野球ですから、前評判が良くなくても大躍進するチームが毎年出てきます。
そうしたサプライズ的な展開をどうしても期待してしまいますよね。
ですが、大阪桐蔭の春の選抜の戦いぶりや戦力を見てしまうと、勝てるチームあるのかと思ってしまうほど桁違いなんですよね。
ですが、そんな大阪桐蔭も、北大阪大会では履正社に9回二死まで追い込まれたわけです。
各チーム、地方大会を勝ち抜いたわけですから勝負強さを持っています。
どのチームにもチャンスあると思うので毎試合集中して見たいですね。
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以上、今回は夏の甲子園2018(100回記念大会)についてでした。
地元の高校を応援するのが基本ですが、早々敗退してしまった場合に一気に興味なくすのではなく、できれば事前知識を入れて、まるごと楽しむほうがお得です。
そういう場合にこの記事が役に立てば嬉しいですね。
それでは夏の甲子園を満喫してください。
最後まで見ていただきありがとうございました。
次の記事もお楽しみに。
では!