石田旭昇(あきのり)選手は
東筑高校(福岡)のエースピッチャーです。
ランナーを出しても動じない安定した
投球でチームを2017年夏に続いて
二期連続で甲子園に導きました。
今回は石田選手の球速や球種等の
スペックや秋の成績を確認するとともに
一部で語られている「石田伝説」について
も触れてみます。
石田選手、個人的に凄く好きですね。
クラシックな高校球児のイメージで、
親しみを感じます。
顔も超絶イケメンというわけでは
ないですが、秘めたものを感じるある意味
神秘的な表情してますよ。
1.石田旭昇プロフィール
所属 | 東筑高校(福岡) |
---|---|
身長 | 173cm |
体重 | 64kg |
投打 | 右/右 |
生年月日 | 2000.7.31(24歳) |
血液型 | A型 |
球歴 | 鞍手町立古月小学校(鞍手ベアーズ・軟式) →鞍手町立鞍手中学野球部 |
50mタイム | 6.4秒 |
遠投距離 | 100m |
趣味 | スポーツ観戦 |
特技 | 長距離走 |
好きな選手 | 攝津正 |
好きなチーム | ソフトバンクホークス |
尊敬する人 | |
将来の夢 | 教師 |
座右の銘 | 臥薪嘗胆 |
好物 | ハヤシライス |
嫌いな食べ物 | 納豆 |
好きなタイプ | 中条あやみ |
石田旭昇選手が野球を始めたきかっけは
父親の知り合いが少年野球チーム
「鞍手ベアーズ」の監督をしていた事です。
小学校二年生の頃に監督に誘われて
入団しました。
当時はソフトバンクホークスのファンで、
中でも攝津正投手が大好きだった
ようです。
小学校は1クラスの人数が15人程度
と少なく、先生が丁寧に勉強を教えて
くれたことで、勉強嫌いにならずに済んだ
と雑誌インタビューで語ってました。
東筑高校では野球中心に生活している
ようですが、勉強の方はサポート体制が
できており、塾と連携して最適な指導を
してもらっているようですよ。
東筑高校、良いですね!
高校野球は選手同士の競争が激しくて
正直キツイと感じたようです。
でも熱のこもった応援を受けることで
やりがいにつながっているんだとか。
高校生ながら、人との関わりを大切に
していて非常にしっかりした印象です。
2.石田旭昇の球速や球種等のスペック
石田旭昇投手は、サイドスローから
テンポよく直球や緩い球を丁寧に
投げるタイプのピッチャーです。
そのため、派手な印象はないです。
しかし直球のスピードは130キロ台
後半を出します。
サイドスローでこのスピードは
かなり速いですよ。
球種は、
- ストレート
- スライダー
- ツーシーム
- チェンジアップ
です。
コントロールを時折見出しますが、
常に落ち着いていて大崩れしません。
チームの精神的支柱です。
2017年夏に甲子園に出た経験を
活かしてメンタルもフィジカルも
成長しました。
冬の過ごし方も工夫したようなので
よりパワーも増しているでしょう。
注目度はそれほど高くないですが、
個人的にはかなり期待してます。
3.石田旭昇の秋の投手成績
石田旭昇選手の秋の新チーム結成から
の投手成績を見てみましょう。
全試合 | うち公式戦 | |
---|---|---|
試合数 | 13 | 9 |
完投 | 6 | 5 |
完封 | 3 | 3 |
投球回数 | 93 | 71 |
被安打 | 75 | 54 |
奪三振 | 66 | 49 |
与四死球 | 32 | 24 |
失点 | 27 | 14 |
自責点 | 21 | 12 |
防御率 | 2.03 | 1.52 |
秋の投手成績から分かることは、
石田投手はコントロール良く安定して
試合を作れるピッチャーだということです。
適度にヒットも打たれ、
適度に天を取られ、
四死球も1試合に2〜3個与えます。
びっくりするような内容ではないですが、
特筆すべき部分は公式戦での防御率が
練習試合よりも低いことです。
勝負強いということだと思いますが、
練習試合ではある程度課題を決めて、
色々試しながら実戦を積んでいた
のではないでしょうか。
冷静な受け答えからそういうしたたかさ
も伺えます。
当地区は攻撃陣も活発で、
ビッグイニングを作って一気に勝負を
決められるチームです。
春の選抜初勝利もそうですが、
上位進出も十分可能な戦力なので
石田投手には頑張ってもらって
「伝説」
を作ってもらいたいです。
4.石田伝説とは?
石田伝説っていうのを聞いたことが
あったのでちょっと説明します。
東筑高校は過去に7度甲子園に出場
しています。
春2回、夏5回ですね。
そのうちの4回はエースの名前が
「石田」
だったんです。
凄いですよね。
50%石田ですよ。
下の表は、過去の東筑高校の
甲子園出場時のエースをまとめた
ものです。
出場年 | 春/夏 | 成績 | エース |
---|---|---|---|
2018年 | 春 | ? | 石田旭昇 |
2017年 | 夏 | 1開戦 | 石田旭昇 |
1998年 | 春 | 2開戦 | 和崎正二 |
1996年 | 春 | 2回戦 | 石田泰隆 |
1987年 | 夏 | 1回戦 | 山内徳一 |
1985年 | 春 | 1回戦 | 桧山泰浩 |
1978年 | 夏 | 3回戦 | 石田大介 |
1972年 | 夏 | 3開戦 | 石田義幸 |
1953年 | 夏 | 1開戦 | 仰木彬 |
偶然でしょうが、目に見えない
何か意味がありそうな
気がしてしまいますよね。
まあでも、そのうち一度は既に
石田旭昇くんが出てますから、
今後もパーセンテージ増やしてく
のはどうなんでしょうねw
でも面白いから回数に入れたい
ですよね。
何気に初出場となった1953年の
エースが仰木彬さんだったという。
東筑高校、次の石田選手も
名前でスカウトしてほしいですよね。
むりやりピッチャーとして厳しく
育てるとか。
他に例がないでしょうから、
ぜひやってほしいです(笑)
以上、今回は東筑高校の石田旭昇
選手についてでした。
石田伝説はNHKではもしかしたら
触れられないかもしれませんが、
サイドストーリーとして楽しんで
見てみてください。
最後まで見て頂き
ありがとうございました。
次の記事もお楽しみに。
では!