西館勇陽(にしだて ゆうひ)は
花巻東高校の投手です。
2018年の選抜高校野球に出場する
投手の中で屈指の素材と言われて
いますね。
花巻東の佐々木洋監督いわく、
素質は2009年のエース菊池雄星や
2012年のエース大谷翔平よりも上
だそうです。
今回はスター候補にも名を連ねる
西館勇陽くんの球速や球種、
秋の大会前後の投手成績など
を紹介します。
1.西館勇陽プロフィール
所属 | 花巻東高校 |
---|---|
身長 | 182cm |
体重 | 73kg |
投打 | 右/右 |
生年月日 | 2002.3.11(22歳) |
血液型 | A型 |
球歴 | 一戸町立一戸南小学校(一戸野球スポーツ少年団) →一戸町立一戸中学校軟式野球部 |
50mタイム | 6.7秒 |
遠投距離 | 100m |
趣味 | 音楽鑑賞 |
特技 | クロスカントリースキー |
好きな選手 | 大谷翔平 |
好きなチーム | 日本ハムファイターズ |
尊敬する人 | 大谷翔平 |
将来の夢 | プロ野球選手 |
座右の銘 | 栄光は挫折の積み重ね |
好物 | サーモン |
嫌いな食べ物 | うに |
好きな芸能人 | みやぞん |
家族構成 | 父、母、兄、姉 |
西館選手は一戸中の野球部出身です。
中学の部活は基本軟式ですね。
中学二年生の頃に全国大会でベスト16
に入ってます。
お兄さんがその時のエースだったようで、
高校は投手育成に定評のある花巻東を
選んだんですね。
お兄さんの西館洸希くんは一歳上で、
盛岡三高のエースです。
花巻東は秋の県大会の初戦(2回戦)で
盛岡三高と戦って1-0で勝利。
その試合では兄の洸希くんは登板し
初回に1点を取られましたが完投。
弟の勇陽くんは登板しませんでした。
兄弟対決はまだ実現してません。
西館勇陽選手は
高校入学時には球速が127キロでした。
それから佐々木監督の指導のもと、
短期間でコツをつかみ、球速をぐんぐん
伸ばしていったんです。
2.西館勇陽の球速は?
西館勇陽投手の秋季大会時点の球速は
142キロでした。
4月の入学時の球速127キロから
たった5ヶ月たらずで15キロも
伸ばしたんです。
これはトレーニングでどうこうなる数字
じゃなく、素質やセンスの部分ですね。
佐々木監督いわく、
西館選手は指先の感覚に転生のものを
持っているそうです。
力の伝え方が上手いんでしょう。
軸足の指→ふくらはぎ→膝→背中→肩→肘
と伝わった力を手首のスナップで
ボールに伝えるわけです。
ここで重要になるのは最後までボールに
接している指先です。
指先でボールに回転を加える動作は
ほんの一瞬です。
ボールの動きを頭でイメージしながら
指先で操作する感じですが、これは
感覚をつかんでいないと練習もうまく
出来ないと思います。
回転が悪い球はどんなに速くても
打ちやすいと言われていますね。
浮き上がるような西館投手の球は
この指先の感覚に優れてるから
だと言えるんじゃないでしょうか。
素質は大谷翔平より上という意味は
このことを言っているのかもしれません。
甲子園ではその球筋に注目しましょう。
3.西館勇陽の球種は?
西館勇陽選手の球種は、
- ストレート
- カーブ
- スライダー
- スプリット
です。
スプリットとは
スプリットフィンガード・ファストボール
のことで、フォークのように人差し指と
中指を広げてボールを握ります。
フォークのように完全にボールを挟んで
投げるのではなく、開いて握る程度ですね。
途中までストレートと同じような軌道で
進み、ホームベースの手前で落ちます。
フォークとの違いはスピードがより速い
ことと、落ち方がそこまで大きくないこと
ですね。
ただ、西館くんのスプリットめちゃくちゃ
落ちるという評判です。
今から楽しみですね。
4.西館勇陽の投手成績
西館勇陽投手の秋季以降の成績を
確認してみましょう。
全試合 | うち公式戦 | |
---|---|---|
試合数 | 23 | 7 |
完投 | 4 | 1 |
完封 | 0 | 0 |
投球回数 | 91+2/3 | 29+2/3 |
被安打 | 63 | 16 |
奪三振 | 55 | 17 |
与四死球 | 35 | 7 |
失点 | 29 | 7 |
自責点 | 24 | 5 |
防御率 | 2.36 | 1.52 |
成績から分かることは、三振を多く取る
タイプではないということですね。
少なくとも秋の時点では、ですが。
豪腕投手の奪三振シーンは高校野球
の醍醐味ではありますが、
大事なのは勝つことです。
岩手県民としてはとにかく勝ち上がって、
彼岸の優勝を果たして欲しいところ。
これまで菊池雄星や大谷翔平を擁しても
成し遂げられていない優勝をして欲しい
というのが正直な気持ちだと思います。
しかし、冬のトレーニングをやりきった今、
もしかしたら大変なことが起こってるかも
しれませんよ。
二年生の春にして覚醒して大ブレーク
する可能性があるんです。
西館勇陽くんは目標として153キロの
球速を設定しているんです。
現実的には近々150キロを出したいと語って
います。
そのためにはプラス3キロを目標とすることで
確実に150キロに達するようにという
考えですね。
150キロ以上の球速を常時出すことが
できるようになると、緩急がより効果的に
なりますし、気持ちにも余裕ができます。
本人は先輩がいても自分がチームの
中心となって引っ張るという自覚がある
ようですね。
こういう広い視野を持っている子は多分
ものすごく伸びが早いです。
なので春のセンバツでは怪物級に
成長している可能性あるので、
本当に注目ですよ。
以上、今回は花巻東・西館勇陽選手の
紹介でした。
表情も眼力があって凛々しい西館選手。
今後の高校球界の更なる人気上昇の
キーマンとなるかもです。
2019年の夏の甲子園まで、ずっと
出続けて欲しいですね。
そして最終的に日本一となって
最強怪物イケメン右腕に上り詰めて
くれないかな〜と思います。
最後まで見ていただき
ありがとうございました。
次の記事もお楽しみに。
では!