中村萌乃の経歴は?ドーピングによるユニバーサルエンターテインメント優勝剥奪経緯も

    中村萌乃さんは陸上長距離選手で、実業団ユニバーサルエンターテインメントの全日本実業団対抗女子駅伝優勝メンバーでした。

    現在は引退しています。

    しかし、中村さんは全日本実業団対抗女子駅伝のドーピング違反で記録抹消され、チームの優勝も剥奪されるという事態となっています。

    どうしてこうなってしまったんでしょうか。

    この記事では、中村萌乃さんの経歴や学歴、ドーピングによるユニバーサルエンターテインメントの優勝剥奪となった経緯を紹介します。

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    もくじ

    1.中村萌乃のプロフィールと経歴

    本名中村萌乃(なかむら もえの)
    生年月日1990年3月21日(35歳)
    出身地新潟県
    身長体重168cm 46kg
    血液型非公表
    所属ユニバーサルエンターテインメント
    専門種目長距離

    【中村萌乃の実業団経歴】

    時期大会名種目・担当結果
    2012年関東陸上選手権5000m優勝
    2012年全日本実業団女子駅伝(優勝)2区区間賞
    2013年東日本実業団陸上選手権5000m3位
    2013年国際千葉駅伝(12位)2区区間3位
    2013年全日本実業団女子駅伝(2位)6区区間賞
    2015年黒部名水マラソン10km優勝
    2015年国民体育大会5000m5位
    2016年香川丸亀国際ハーフマラソンハーフマラソン8位
    2016年第100回日本陸上選手権5000m8位
    2016年全日本実業団女子駅伝(8位)6区区間2位
    2017年香川丸亀国際ハーフマラソンハーフマラソン8位
    2017年東日本実業団陸上選手権5000m2位
    2017年第101回日本陸上選手権5000m15位
    2017年第101回日本陸上選手権10000m16位
    2017年全日本実業団女子駅伝(優勝)5区区間2位

    2.中村萌乃の学歴は?

    中村萌乃さんの出身高校と大学をチェックしてみましょう。

    • 出身高校=新潟第一高校
    • 出身大学=城西国際大学

    出身高校は地元新潟の新潟第一高校です。

    2007年、3年生の時に出場した全国高校駅伝では2区4.0975kmを走り、13分28秒の記録を残しています。

    区間11位でした。

    高校卒業後は城西国際大学(千葉県東金市)に進みました。

    城西国際大学ではかなり実力を伸ばし、同大学の歴代記録に名を残しています。

    【中村萌乃の城西国際大学歴代記録】

    • 3000m
      歴代4位
      記録=9分32秒82
    • 5000m
      歴代3位
      記録=16分4秒38
    • ハーフマラソン
      歴代3位
      記録=1時間15分40秒

    かなり良い選手だったようですね。

    大学卒業後は実業団のユニバーサルエンターテインメントへ入社。

    経歴はプロフィールのところを参照ください。

    3.引退後の進路は?

    中村萌乃さんは2018年に現役を引退していますが、その後の進路は特に発表されていないようですね。

    そのままユニバーサルエンターテインメントに残り、広報などの業務を行うものと思われます。

    何か発表があり次第追記してお伝えしますね。

    しかしドーピングによる優勝剥奪という事態となってしまい、引退したとはいえ会社にい辛いんじゃないでしょうか。

    4.ユニバーサルエンターテインメントのドーピングによる優勝剥奪の経緯は?

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    中村萌乃さんが所属していたユニバーサルエンターテインメントは、2017年11月の全日本実業団対抗女子駅伝で優勝しました。

    監督は高橋尚子さんを育てた小出義雄監督です。

    中村さんは5区を走り、区間2位と優勝に大きく貢献。

    引退に華を添えました。

    ところが、その際に行われたドーピング検査で陽性が出たことで中村さんの記録は抹消されることに。

    同時にチームの優勝も剥奪ということになったのでした。

    中村萌乃さんは元々良い選手ですし、ドーピングしてもっと実力を上げようとしたのか疑問ですよね。

    報道によると、中村さんは体調不良だったようでレース前に個人的に薬を服用したようなんです。

    その薬の中に禁止されている成分が入っていたということで、不注意によるドーピング違反となったと言われています。

    いわゆる「うっかりドーピング」ですね。

    本人も、記録を良くする目的で服用したのではないと主張しているということで、悪質ではないと考えられそうです。

    しかし記録は無かったことになり、優勝も剥奪という結果となり本人的にはうっかりではすまされない重大な事態となったことでさぞ苦しいでしょうね。

    本人よりもまったく落ち度のないチームメイトはもっと可愛そうですよね。

    必至にチームを強くしてきた小出義雄監督もさぞ無念だったでしょう。

    「30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法」(角川新書)
    5年ぶりの優勝ということで、血の滲むような努力をして実業団の最高峰である全日本実業団対抗女子駅伝で優勝したのに、剥奪ですからね。

    今後どうしたらこういう悲劇が起こらないか、中村萌乃さんにはそうした方向でユニバーサルエンターテインメントや陸上界に貢献して欲しいと思います。

    現在は責任の重さを痛感していて自分らしさや温かい気持ちなどを失ってしまっている状態かもしれませんが、何かのために活動することで復活に近づくと思うので頑張って欲しいです。

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    以上、今回は元陸上長距離選手、中村萌乃さんについてでした。

    ドーピング検査で陽性となり記録抹消・チームの優勝も剥奪という前代未聞の騒動となっていますが、意図的で悪質なドーピングではないことから、寛大な処分をとの声も上がっています。

    一方で、アスリートが医薬品等の服用する際には禁止薬物等に該当しないか注意する必要があることは素人でも知っているのに本当に不注意だったの?といった見方もあるようです。

    今後しばらくは調査があると思われます。

    何か進展や変化があれば追記してお伝えしますね。

    最後まで見ていただきありがとうございました。

    次の記事もお楽しみに。

    では!

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