小さなお子さんのいるご家庭では、大事な年中行事のひとつ、七五三。
まだまだ先と思っていたら、いつの間にか時期が近づいていたりしますよね。
一般的には11月15日が七五三のお参りの日と言われていますが、最近ではだいたい10月〜11月にお参りすればいいのかな?という雰囲気もあります。
でも、例えば海外転勤や、単身赴任などで時期が合わない・・・ということもありますよね。
実際には、七五三のお参りはいつすれば良いのか?
例えば、春(4月・5月)にお参りしてもいいものなのか?
そんな疑問についてまとめてみました。
お参りの際に用意する初穂料についても書きましたので、参考にしてみてくださいね!
- 七五三のお参りはいつ?
- 神社のお参りに予約は必要?
- 七五三のお参りは春(4月・5月)でもいい?
- 七五三の初穂料の金額は?
七五三のお参りはいつ?
一般的に、「七五三の日」と言われているのは毎年11月15日です。
これは、七五三の由来に関係するものです。
七五三の由来や意味については別の記事を書いていますので、よかったら読んでみてくださいね!
参考記事のリンク
▶ 七五三の由来や意味・しきたりは?子供向けに簡単に言うと?
しかし、11月15日は祝日ではありませんし、毎年曜日も異なるので、11月15日に合わせてお仕事を休んだり、子供の幼稚園を休ませたりするのも現実的ではありませんよね。
といことで、10月中旬から11月上旬の土日・祝日などのお休みの日を利用してお参りを行うのが一般的です。
また、七五三の写真や衣装のレンタルをパックにしている写真館も多くあり、前撮りとお参りの日程によって金額設定が異なっています(込み合う時期の方が高額になります)。
想定されている期間としては、前撮りが5月〜8月、お参りが8月〜12月と幅を設けてありますので、このくらいの期間内にお参りができれば大丈夫ということではないでしょうか。
七五三の衣装やレンタル・写真の前撮りについても記事を書いていますので、よかったら読んでみてくださいね。
参考記事のリンク
▶ 七五三の被布とは?3歳の男の子には必要?レンタルできる?
▶ 七五三のお参りは洋服(ドレス)や普段着でもいい?親の服装は?
▶ 七五三の親の服装はワンピースとスーツ?写真の前撮りはいつ?
また、「お参りの日は大安でなくては!」という方もいらっしゃるかと思いますが、実は大安でも仏滅でも、神社で行う祈祷には全く関係がないそうです。
仏滅だからといって、お参りを避ける必要はないのだとか。
そういえば、神社のお祭りも毎年決まった時期で、仏滅だから延期とかってことはないですよね。
ただ、やはり大安にこだわりたいという方は多いので、11月15日に近い土日に大安が重なる場合には相当の混雑を覚悟してお参りに行った方がいいと思います。
ということで、七五三のお参りに適している時期は以下の順番になります。
2、11月15日前後の土日祝日など都合の良い日
3、10月15日〜11月15日の土日祝日など都合の良い日
4、10月〜12月の土日祝日など都合の良い日
5、8月〜12月の土日祝日など都合の良い日
少しづつ幅が広がりますので、どこか1日、都合の良い日を見つけてみてください。
神社のお参りに予約は必要?
七五三のお参りの日程を決めるのはいいけど、神社にはいつ行ってもいいものなの?と疑問に思いますよね。
せっかくお参りして祈祷してもらおうと思って出向いたのに、予約してなかったからもう定員になってしまった・・・!なんてことがあっては困ります。
でも、大丈夫!
七五三のお参り(祈祷)には予約は要りません。
お参りをする日に直接神社で申し込みをすれば、申し込み順に祈祷をしてもらえます(他のご家族と一緒に祈祷を受ける場合もあります)。
東京都内で七五三のお参りにオススメの主な神社の祈祷申し込み時間は以下のようになっています。
(※)年中行事などの関係で、受付時間が異なる日がありますので、念のためHPなどでご確認ください
上記で紹介したのは東京都内の神社ですので、お住いの地域の神社の受付時間を確認の上、受付時間内に申し込みをし、祈祷をしてもらってくださいね。
七五三のお参りは春(4月・5月)でもいい?
七五三のお参りの時期は、幅を持たせても8月〜12月と書きましたが、海外にお住いの方や、その他いろいろな事情でその時期にはお参りできないという方もいらっしゃると思います。
その場合、七五三のお参りは春(4月・5月)でもいいと言えます。
というのは、お参りというのはあくまで気持ちであって、いつどうしてもしなくてはならないというものではないからです。
神社によっては、七五三のご祈祷の期間を10月〜11月くらいに設定しているところもありますが、上記で紹介した東京都内の主な神社は、年中祈祷を受け付けています。
単に「混むから」とか、「季節かいいから」といったような理由で七五三のお参りを春にするのは、一応季節外れということでお勧めしませんが、仕方のない理由がある場合には、七五三のお参りは春(4月・5月)でもいいと考えて大丈夫です。
ただ、着物のレンタルや前撮りなどのスケジュールがうまく噛み合わない場合がありますので、個別に写真館やレンタル業者さんと相談してみてください。
七五三のアイテムのひとつ、千歳飴についても、製造時期が夏〜秋に限られている場合が多いです。
例えば、千歳飴の老舗、榮太樓總本鋪や金太郎飴本店の千歳飴は七五三シーズンのみの販売となっています。
このように、七五三のお参り自体は春(4月・5月)でもいいですが、その分制限されることもあることは理解しておきましょう。
七五三の千歳飴についての記事も書いていますので、よかったら読んでみてくだだいね!
参考記事のリンク
▶ 七五三の千歳飴はどこで配るの?由来や意味は?お参りに必要?
▶ 七五三の千歳飴の意味は?不二家と栄太郎と金太郎飴が老舗?
七五三の初穂料の金額は?
七五三の初穂料(祈祷代)の金額は、神社によって若干設定が異なります。
大抵、〇〇円〜という書き方がされていて、これは「最低金額が〇〇円で、あとはお心付けで上限はありません」という意味です。
たくさんお金を包んだからよりご利益があるというわけでもないですが、礼儀としてこの最低金額以上は包むようにしましょう。
通常、お札などのお土産を持たせてもらい、包んだ金額によってその内容も若干異なります(お札が大きくなったりする場合があります)。
先ほどご紹介した、東京都内で七五三のお参りにオススメの神社の初穂料は以下のようになっています。
お住いの地域の神社の初穂料につきましては、直接お問い合わせ・もしくはHPなどでご確認くだだいね。
七五三の初穂料や七五三にかかる費用についての記事も書いていますので、よかったら読んでみてくだだいね!
参考記事のリンク
▶ 七五三にかかる金額の相場は?神社の初穂料や写真・着付けも
以上、
- 七五三のお参りはいつ?
- 神社のお参りに予約は必要?
- 七五三のお参りは春(4月・5月)でもいい?
- 七五三の初穂料の金額は?
の内容でお送りしました。
ご家族の思い出に残る大切な日の七五三、有意義な1日にしてくださいね。
七五三についてのまとめ記事があります。
この記事では七五三について書かれた16の記事を紹介していますので、七五三のあらゆることを完璧に知ることができます。
ぜひチェックしてみてください。
▶ 七五三の写真はいつ撮る?着物レンタルや親の服装は?七五三まとめ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。