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イチローが日本に戻ってプレーしなかった理由|引退後の予定や今後何になるのか考察

野球の大リーグ、シアトル・マリナーズのイチロー選手が引退を表明しました。


引退会見の中で「日本に戻ってプレーする気持ちはなかったのか?」という質問がありました。

イチローさんは、どう答えたんでしょうか?
この記事ではイチロー選手の引退会見から考えられるイチロー選手の今後について紹介します。

イチローロスの処方箋になれば。

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もくじ

1.イチローが引退|なぜ日本に戻ってプレーしなかったのか?

イチロー選手は「日本に戻ってプレーする気持ちはなかったのか?」という記者の問に、「なかったですね」と短く答えました。

コレに対し、その理由を問われましたが、「それはここでは言えないなあ」とはぐらかす形に。

日本のプロ野球に戻らない理由については語りませんでした。


「最低50歳までは現役で」と言ってきたことに関しては、「有言不実行」になってしまったが、そう言ってこなかったらここまで出来なかったとも。

日本でプレーする気持ちがなかった理由は、明確には無いんじゃないでしょうか。

別の質問で、野球を楽しんでやっていたわけではないと発言していました。

その流れで、いつかまた純粋に楽しんで野球をやりたいとも。

大リーグでやれるところまでやって、引退したら草野球を純粋に楽しみたいとも受け取れました。

ですが、イチローさんはじっとしていられない性格だといいますから、おそらく草野球の試合に何度も出るようなことは無いんじゃないでしょうか。

アメリカに行ってから、人に喜んでもらうことが一番の自分の喜びに変わったと言ってましたから、その部分は今後も変わらないでしょう。

きっと野球で自分が楽しむことよりも、別のなにかで人に喜ばれることをするに違いありません。

いったい何をするんでしょうか。

2.イチローの引退後の予定は?

イチロー選手は引退後の活動について今の所何も決まっていないようです。

ですが、日本の野球に関するルールについて言及。

プロ野球選手が子どもたちや学生に、野球の指導をすることが出来ない現状を変えたい趣旨の言葉を残しています。

制度を変えることに興味があるということですから、何かしらのアクションを起こす可能性がありますね。

ただし、元プロ野球選手が学生を指導できないという部分は、現在の状況は以前と少し違っています。

2日間の学生野球資格回復制度の研修会を受講することで、学生を指導できるようになってるんです。

ですが、未受講の人(現役選手など)は指導できないということで、よりプアアマの垣根をなくす運動が必要だとも言われています。

このあたり、イチローさんには何かやってほしいですね。

監督になるのか?との問には「絶対にない」と語っていました。

理由は、人望がないからと。

普通に考えればイチローさんに人望がないわけがないですよね。

おそらく、プロ野球の監督のしごとの大変さを知っているから、このように言っただけで、多分将来的には監督やるんじゃないでしょうか。

やってほしいですよね。

2.イチローの野球人生で最も大きな決断は?

イチロー選手にとってもっとも大きかった決断は、大リーグに移籍するために仰木彬監督を口説くと決めたことだったようです。

ポスティング移籍するには自分の気持だけではだめで、球団側の誰かを味方にする必要がありました。

イチローさんは、仰木監督を酒の席に誘い、美味しい料理とお酒を飲ませれば口説けるのでは?と考えたそうです。

結果、思ったとおりの結果になり、お酒の力を実感したんだとか。

とにかくその人選が成功していなければ何も始まらなかったわけですから、もっとも大きな決断だったと言ってもおかしくないですね。

ただイチローさんはシアトル・マリナーズからニューヨーク・ヤンキースへの移籍や、その後のマイアミ・マーリンズへの移籍なども、どれも比べられないそれぞれが一番の決断だとも語ってます。

今後現役時代をゆっくり振り返ることがあれば、いろいろまた語ってくれそうですね。

3.イチローの大リーグ時代の支えになったものは?

イチロー選手の大リーグ時代の大きな支えになったのは
・奥さんの弓子夫人
・愛犬の一弓
だそうです。

奥さんは毎日ホームゲームのときはおにぎりを作ってくれ、イチロー選手はいつも試合前にそのおにぎりを食べていたんだとか。

弓子さんが作るおにぎりは、2800個を数え、できれば3000個作りたかったと言っていたようです。

イチローさんも、3000個にぎらせてあげたかったと言ってました。

優しいですよね。

イチローさん本人は引退後もゆっくりしたいという気持ちは皆無で、引退翌日も普通にトレーニングするそうです。

ですが、妻にはゆっくりしてもらいたいと言ってましたから、やっぱり優しいですね。

もうひとり(一頭というのも変なので)大切な存在なのが愛犬の一弓。

一弓はイチローさんが米国に渡った翌年に自宅に来て一緒に暮らし始め、2019年3月現在17歳だそうです。

犬にしてみれば大変な高齢で、もうフラフラなんだとか。

飼い始めた当時は、まさか自分が現役引退するまで一緒に過ごせるとは思ってなかったと語り、毎日必死で生きる姿に冗談抜きで自分も頑張らなきゃと感じたみたいですよ。

イチローさんの引退会見では、この発言のときが一番しんみりしてましたね。

あとは終始和やかムードでした。

4.イチローの引退試合で菊池雄星との会話内容は?

イチローさんは引退試合の際、8回でグランドを降りました。

そのとき今年からチームメイトとなった菊池雄星投手が号泣するシーンが。

菊池選手は高校時代からよく泣く印象ありますが、よく考えるとプロ入り後は泣いたところ見たことなかった気がします。

二人が抱擁する場面で何かイチローさんが菊池選手に話していたのが話題に。

会話の内容を問われると、イチローさんは、それは二人の会話だから言えないと。

音声を拾っていたのを報道されるのは良いが、自分から話しかけた内容をここで話したりしたら絶対信用されないからと半分冗談で言ってました。

いろんな質問が出てましたが、時折こういった軽いターンがあったのが本当に楽しかったです。

5.イチローが大リーグ挑戦で得たものは?

最後にキュッと締めたいとイチローさんから要望が。

そして最後の質問で出たのが「大リーグ挑戦を通して得たものは?」という問です。

イチローさんはアメリカに来て外国人になったことで、人の痛みを想像したり、人の気持ちをおもんばかることができるようになったと語りました。

海外に出て孤独を感じて苦しむことも多々あったけど、そうしたことに立ち向かっていく経験は今後の自分の支えになるだろうとも。

この発言は、今海外に言っている若い人たちから共感を得てます。


また、こうした経験をエネルギーの十分ある元気な時に出来たことは、人としても重要なことだと思うと言ってますね。

イチローさんの引退会見、どのシーンも全部楽しく、実に興味深いものでした。

28年間という長いプロ野球選手生活、語り尽くせないでしょうし、今後本を出したり、たくさんのドキュメンタリー作品が生まれそうですから楽しみですよね。

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以上、今回はイチロー選手の引退会見内容から、今後の予定や日本でプレーしなかった理由などを紹介しました。

それにしても、会見の演出、音楽や舞台のイス、グラスに注がれた水、アメリカみたいでしたね。

結婚式みたいだなと感じました。

最後まで見ていただきありがとうございました。

次の記事もお楽しみに。

では!

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