宅建は不動産の仕事をする上で必要な国家資格ですよね。
今回は宅建試験の合格率や難易度、試験日や受験資格等について調べてみました。
宅建の合格率・難易度は?
宅建は正式には宅地建物取引士という国家資格です。
以前は宅地建物取引主任者という名前でしたが、2015年より名称変更になりました。
「主任者」よりも「士」のほうが重要度が高いため、実質格上げされたようですね。
宅建の難易度
難易度は二級建築士の学科試験と同等ということで、簡単ではありません。
相対的には
S 超難関
A 難関
B 普通 ←宅建
C やや易しい
D 易しい
このように、「普通」というランクになっています。
ただ、国家資格の中で普通ということですので、難しいですよ。
甘く見ていると何年も受からず、ズルズルと10年も受験し続けるという方もいらっしゃいます。
取ると決めたら満点を目指してストイックに頑張る必要があります。
宅建の合格率
宅建の合格率は例年15〜17%前後です。
毎年16万人〜20万人くらいの人が受験して、3万人前後が合格しています。
受験者の多くはあまり勉強せずに受ける方で、実質的にはしっかり勉強した人であればかなり合格率高い試験のようですね。
合格点は毎年変わります。
50点満点中おおよそ30〜36点が合格ラインとなります。
8割(40点)取れば余裕だと考えられます。
それでは過去の合格率・合格点を見てみましょう。
2015年(平成27年) | 194,926人 | 30,028人 | 15.4% | 31点 |
2014年(平成26年) | 192,029人 | 33,670人 | 17.5% | 32点 |
2013年(平成25年) | 186,304人 | 28,470人 | 15.3% | 33点 |
2012年(平成24年) | 191,169人 | 32,000人 | 16.7% | 33点 |
2011年(平成23年) | 188,572人 | 30,391人 | 16.1% | 36点 |
2010年(平成22年) | 186,542人 | 28,311人 | 15.2% | 36点 |
2009年(平成21年) | 195,515人 | 34,918人 | 17.9% | 33点 |
2008年(平成20年) | 209,415人 | 33,946人 | 16.2% | 33点 |
2007年(平成19年) | 209,684人 | 36,203人 | 17.3% | 35点 |
2006年(平成18年) | 193,573人 | 33,191人 | 17.1% | 34点 |
宅建の2017年(平成28年)試験日時は?
宅建の2017年試験日時等を調べてみました。
申込(ネット)=2017年7月3日(月)〜15日(土)
申込(郵送)=2016年7月3日(月)〜31日(月)消印有効
試験日=2016年10月15日(日)
試験時間=13:00〜15:00(2時間)
合格発表=2017年11月29日(水)9:30
受験料=7,000円
受付票が8月下旬に届き、受験票は10月上旬に届きます。
宅建の受験資格は?
宅建の受験資格は特に無いようです。
誰でも受験できるみたいですね。
それが合格率の低さの要因になっているそうですよ。
要するに、気軽に受けられることで勉強しないで受験する人が多いんだそうです。
また、受験申込をしても当日受験しない人が多いらしいですよ。
宅建の実務講習について
宅建試験に合格しただけでは宅建士になれません。
登録をしなければならないんです。
登録をするには2年以上の実務経験か、実務講習を受ける必要があります。
実務経験は宅建業者に2年以上在籍していればOKです。
新入社員や宅建業に従事していない方は実務講習を受ける必要があります。
実務講習は2日間のスクーリングで講習を受け、2日目の最後に修了試験があります。
試験と言っても不安に思う必要はありません。
ほぼ確実に受かりますから安心しましょう。
会場には事前配布のテキストや宅建試験の合格証、身分証明書、講習料を持っていきます。
必ず眠くなりますから、前日はしっかり寝ましょうね。
以上、
- 宅建の合格率・難易度は?
- 2017年の試験日時
- 受験資格は?
- 実務講習について
という内容でお送り致しました。
宅建の具体的な試験対策については今後改めて記事を作りたいと思います。
それでは各自しっかり準備して合格目指してがんばってください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。