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食中毒の種類や症状!対処法や予防法は?届出義務についても

小さな子供がいる家庭では特に気になる食中毒。

食中毒とひとことで言っても、実はいろいろな種類があります。

その種類別の症状や対処法などについてまとめてみました。

もくじ

食中毒の種類と症状

食中毒とひとくちにいっても、種類によって様々な症状があります。

主な食中毒の種類や症状をまとめてみました。

食中毒とは?

食中毒とは、食中毒を起こすもととなる細菌やウイルス、有毒な物質がついた食べ物を食べることによって、げりや腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のことです。

食中毒の原因によって、病気の症状や食べてから病気になるまでの時間はさまざまで、時には命にもかかわることもあります。

食中毒の原因は大きく分けて3つで、細菌によるもの、ウィルスによるもの、そして毒キノコやフグの毒などもともと有害なものを含んでいるものを食べた場合です。

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細菌による食中毒が多く発生するのは、細菌が育ちやすい6月〜9月ごろです。

食中毒を起こす細菌は、土や水、人間や動物の皮膚や腸の中などにも存在していてそれ自体特別なものではありませんが、食品を作る過程で菌がついてしまったり、暖かい部屋に長時間置いている間に繁殖して増えてしまったりして、食中毒を引き起こすことになります。

ウィルスによる食中毒は冬に流行します。



食中毒の種類別症状と潜伏期間

・サルモネラ菌
十分に加熱していない卵・肉・魚などが原因(生卵・牛肉のたたきなど)。

乾燥(かんそう)に強く、熱に弱い特徴があります。

症状:食後、6時間~48時間で、吐き気、腹痛、下痢、発熱、頭痛などの症状が出る。

・黄色ブドウ球菌
人の皮膚・鼻や口の中にいる菌です。

傷やニキビを触った手で食べ物を触ると菌が付きやすくなるため、加熱した後に手作業をする食べ物が原因となります(おにぎり・調理パンなど)。

この菌が作る毒素は熱に強く、一度毒素ができてしまうと、加熱しても食中毒を防ぐことはできません。


症状:食後30分~6時間で、吐き気、腹痛などの症状が出る。

・腸炎ビブリオ菌
生の魚や貝などの魚介類が原因(さしみ・寿司など)。

塩分のあるところで増える菌で、真水や熱に弱い特徴があります。

症状:食後4時間~96時間で、激しい下痢や腹痛などの症状が出ます。

・カンピロバクター
十分に加熱されていない肉(特に鶏肉)や、飲料水、生野菜などが原因(十分に火が通っていない焼き鳥・井戸水・十分に洗っていない生野菜など)。

また、ペットから感染することもあります。

乾燥に弱く、加熱すれば菌は死滅します。

症状:食後2~7日で、下痢、発熱、吐き気、腹痛、筋肉痛などの症状が出る。

・腸管出血性大腸菌(O157・O111など)
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十分に加熱されていない肉や生野菜などが原因。

菌には、O157やO111などの種類があり、十分に加熱すれば防ぐことができます。

症状:食後12~60時間で、はげしい腹痛、げり、血が多くまざったげりなどの症状が出る。

症状が重くなると、最悪の場合死に至ることもあります。

・ノロウィルス
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カキなどの二枚貝を生や十分加熱しないで食べた場合や、ウイルスに汚染された水道水や井戸水などを飲んで感染することもあります。

熱に弱いので、85度以上で1分間以上加熱

食中毒にかかった人の便や、嘔吐物から感染することもあるので、触ってしまったら石けんでよく手を洗うことが必要です。

症状:食後1~2日で吐き気、ひどい下痢、腹痛などの症状が出る。

・E型肝炎ウィルス
十分に加熱していない豚などの肉や内臓(レバーなど)を食べたことが原因となります。

また、海外の地域によっては生水や生ものから感染する場合も。

熱に弱いので、生食を避け、中心まで十分に加熱すれば防ぐことができます

症状:ほとんど症状は出ないが、一部の人は感染から平均6週間たつと、だるくなったり、ひふが黄色くなったり、発熱したりする。

食中毒の対処法と予防法

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食中毒になってしまった時の対処法と、食中毒にならないための予防法をまとめました。

食中毒になったときの対処法

食中毒を疑う症状が出た時は、病院へ行くのがいちばんですが、すぐに病院へ行けない時など、自分でできる対処法を紹介します。

*脱水症状を防ぐために水分補給をする
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下痢や嘔吐によって体内の水分やミネラルが失われて脱水症状を起こす場合があるので、氷のかけらを口に含んだり、水や透明のスープ、透明の色がついていない炭酸飲料、カフェインを含んでいないスポーツドリンクなどで水分の補給をして脱水症状を防ぎましょう。


*味の薄い食べ物を摂取する
食中毒での吐き気や嘔吐の後は、ソーダクラッカー、トースト、ゼラチン、バナナ、ご飯、おかゆ等、味が薄く、消化がよいものを少しずつ摂取することが推奨されています。


もし吐き気や嘔吐が戻ってきてしまったら、飲食を数時間控え、その後再度少しずつ食べ始めるようにし、味付けが濃い食べ物や揚げ物、乳製品、脂肪分や砂糖が多い製品の摂取は食中毒が治まるまで摂取するのを避けたほうが良いです。

*下痢止め薬の摂取をやめる
普通の腹下しではなく食中毒での下痢の場合、体内のバクテリアや毒素を排出することが必要ですので、下痢止めの摂取はやめましょう

下痢に加えて熱が出たり、便に血が混じるようになったらすぐに病院へ行きましょう。

*身体を休める
脱水症状からの回復を早めたり、体内の免疫システムを整えるために、身体を休めることも大切です。

水分を補給して消化の良い食べ物を食べたら、なるべく横になって休みましょう。

以上のことを試しても嘔吐が収まらず脱水症状が進んだり、発熱や血便などの症状が出たら、なるべく早く病院へ行くようにしましょう。

食中毒を予防するには?

*十分に加熱する
一般的に食中毒を起こす細菌やウィルスは熱に弱いものが多いので、細菌が繁殖しやすい季節や食中毒の原因になりやすい食品は十分に加熱することが大切です。

*野菜や果物はよく洗う
生のまま食べる野菜や果物に付着している細菌が体内に入るのを防ぐために、よく洗ってから使いましょう。

特に小さな子供用に、野菜洗い用の洗剤も市販されていますので利用するのも有効です。

*手や調理器具ををよく洗う
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外出から戻った時だけでなく、調理前・調理中、野菜についた土が手に付いた時や生肉・生魚に触れた後にはよく手を洗いましょう。

また、まな板や包丁など生肉・生魚に触れるものは除菌をして細菌の繁殖を防ぎましょう。

*食品はなるべく早く食べる
細菌やウィルスの繁殖を防ぐため、調理済の食品はなるべく早く食べること、食べきらない分はすぐに冷蔵庫や冷凍庫で保存することが推奨されています。

また、冷凍のものを解凍する際は冷蔵庫か電子レンジの解凍モードを使い、室温で放置しないようにしましょう。

*肉や魚は分けて保管
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冷蔵庫の中で生肉や生魚は他の食品としっかり分けて保管することで、細菌やウィルスが他の食品に移ることを防げます。

可能であれば生肉・生魚と他のものとまな板や包丁も使い分けるとより効果的です。

ちょっと気をつけるだけで、食中毒のリスクはぐんと減るので、こまめな除菌や保存法に気をつけてみるといいですね。

食中毒になった場合の届け出は?

家庭でだけでなく、外食で食中毒になった場合にも、届け出は病院から直接保健所に送られますので、個人的に届け出をする必要はありません

ウィルス性の食中毒の場合は特に、病院へかからず自力でどうにかしようとする間にどんどん感染を広げてしまう場合がありますので、食中毒を疑うような症状が出たらなるべく早く医療機関を受診しましょう。

以上、
・食中毒の種類とその症状
・食中毒の対処法
・食中毒のの予防法
・食中毒になってしまった場合の届け出について
の内容でお送りしました。

正しい知識をもって、食中毒を予防したり、対処したりできるといいですね。

この記事が参考になりましたら幸いです。

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