誰しも子供の頃に一度は触ったことのあるレゴブロック。
小さな子供の知育にも良いとされているレゴですが、その理由や対象年齢などについて調べてみました。
・レゴが知育に良いとされる理由
・レゴの対象年齢別の基本セットの紹介
レゴが知育に良い理由
レゴ(LEGO)は北欧デンマークのレゴ社が1934年に開発したプラスチック製のブロック玩具で、複数の種類のブロックを組み立てて、いろいろな形を自由に作ることができます。
1934年に「よく遊べ」を意味するデンマーク語”Leg Godt”から社名をLEGOとしたそうです。
レゴの楽しみ方は大きく分けてふたつあります。
ひとつは、人気のディズニーやスターウォーズなどのシリーズでキットになっているものを購入し、モデル通りに作るという楽しみ方です。
立体的なパズルを完成させる感覚で、感性を目指して作るため、「再現性」が磨かれるとされています。
また、ひとつひとつのブロックをこういう風に組み立てるとこうなるのか!という発見の連続であること、必要なパーツを探してブロックの色や形を比べることなど、手と目と頭を使ってひとつのものを完成させるという達成感を味わうことができます。
もうひとつは、レゴクラシックという、これまで「赤のバケツ・青のバケツ」として売られていたものを一括化した商品で、バラバラのパーツを自由に組み合わせていろいろなものを作るという楽しみ方です。
そう、これまで一般的に知られていた「赤のバケツ・青のバケツ」は、2014年末で生産終了となったそうです。
この自由に自分で好きなものを作るという作業では、「創造性」を培うことができます。
何を作ろうかな?と考えたり、適当に組み合わせているうちに、あ、これはこうしたら面白そうだな!なんて想像力を膨らませながら楽しむことができる上、キットのような大作ではないので、ちょっと作ってまた壊して・・・と何度も遊べます(キットだと完成したら壊すのがなんだか勿体ない)。
いろんな色と大きさ・形のブロックを触りながら立体的なものを作り上げるレゴブロックは、お子様の「再現性」や「想像力」そして「集中力」も磨く知育玩具なのです。
そしてもちろん大人でも楽しめるレゴブロック。
子供と一緒に大人も遊べるという点でも、レゴは優れた玩具だと言えるでしょう。
レゴの対象年齢別・基本セット紹介
(参考サイト:レゴHP こちらで全商品見れます)
レゴのブロックというと、わりと小さいイメージがあり、小さな赤ちゃんには危険なのでは?と思ってしまいます。
知育として使うにはわりと早い段階から与えたいですが、レゴクラシックシリーズは対象年齢4〜99歳となっています。
1歳半からレゴデュプロ
そこで、まずはレゴデュプロという、1歳半〜5歳を対象年齢としたブロックから始めるのが良いでしょう。
デュプロの中でも、「はじめてのデュプロシリーズ」が1歳半からのシリーズで、「おうち」「牧場」「バスとABC」など、キットもいろいろありますが、とりあえずの基本セットは
「デュプロ みどりのコンテナ」
かわいい犬と猫のブロックと、おうちなどが作れるブロックが入っています。
ブロック数は30ピース。
参考価格は2,451円です(楽天・Amazonなどではこれより多少安く買えます)。
この「みどりのコンテナ」シリーズは、他に以下のようなラインナップがあります。
「みどりのコンテナデラックス」 65ピース、参考価格4,950円(犬と人間つき)
「みどりのコンテナスーパーデラックス」95ピース、参考価格6,200円(人間2人、うさぎとかめ付き)
また、丸みのあるパーツではなく、いわゆるレゴブロックの形のブロックを買い足したい、もしくはそれだけでいい、という場合には、こちらがオススメです。
「レゴデュプロ 基本ブロックXL」80ピース、参考価格4,104円
こちらも1歳半から対象年齢となっています。
もしもお子さんが動物に興味があったりして、動物のパーツがたくさん欲しいな・・・という場合には、
レゴ デュプロ 楽しいどうぶつえん 7618 (新バージョン)も楽しそうです。
ペンギン、キリン、ゾウなど楽しいどうぶつたちやお人形、デュプロの基本ブロックが入ったセットです。
組み立て時に便利な緑色の基礎版も別で買うことができます(参考価格2,760円)。
対象年齢は2歳からとなっていますし、ブロックを組み立てるようになるまでは要らないかもですが、組み立てるようになったら基礎版があると断然組み立てに熱が入り、大きなものや高さのあるものを作るようになるそうですよ。
はじめてのデュプロシリーズに興味を持ってくれて慣れてきたら、2歳からが対象年齢のこちらもオススメです。
「デュプロのアイデアボックス」70ピース、参考価格3,758円
イラスト付きのブロックや窓、車のパーツなど、創造力がさらに膨らむと高評価です。
1歳ではブロックに興味津々、触ったり組み合わせてみたり・・・2歳になるとお買い物ごっこ、運転ごっこなど「大人の真似っこ遊び」に大活躍です。
そして3歳になると、自分の周りにある物や名前がよくわかるようになり、ブロック遊びもだいぶ上手になっていきます。
4歳ではお友達と一緒にブロックを組み立てたり、乗り物や建物などかなり本格的なものを作れるようになるようです。
このあたりで、レゴクラシックに移行すると、ブロックが小さくなる分、作る楽しみがぐんと上がって喜んでくれると思います!
4歳からはレゴクラシック
4歳になったら、いよいよ普通サイズのレゴシリーズ、レゴクラシックに。
まずは基本のセット。
「レゴクラシック 黄色のアイデアボックス<ベーシック>」 221ピース、参考価格2,138円
基本の四角いブロックに加え、丸みのあるものや窓ガラスパーツなど一通りそろっています。
レゴクラシックとレゴデュプロは半分互換性があり、デュプロはクラシックの倍の大きさなので、クラシックのブロックを組み合わせたものにデュプロをはめることもできるので、デュプロも無駄にはなりません。
(基礎版はデュプロのものはクラシックに使うことはできません)
黄色のアイデアボックスには、サイズ違いで以下のラインナップがあります。
「レゴ クラシック 黄色のアイデアボックス プラス」484ピース、参考価格4,838円
「レゴ クラシック 黄色のアイデアボックス<スペシャル> 」790ピース、参考価格6,998円
また、面白いパーツを楽しめる「アイデアパーツシリーズ」も魅力的です。
「レゴ クラシック アイデアパーツ ベーシックセット」303ピース、参考価格3,002円
「レゴ クラシック アイデアパーツ スペシャルセット」580ピース、参考価格3,758円
「レゴ クラシック アイデアパーツ 明るい色セット」303ピース、参考価格3,002円
基礎版も別売り参考価格1,166円でグリーン、ベージュ、グレーとあります。
モデル通りに作るキットもいろいろ発売されていますが、クラシックシリーズのための組み立て説明書をLEGOホームページからダウンロードすることができます。
レゴで知育あとがき
・レゴが知育に良いとされる理由
・対象年齢別の基本セットの紹介
という内容でお送りしました。
立体的に組み立てることで創造力を高めるレゴブロック、お子さんのおもちゃに是非加えてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。