奥野康俊さんは、いわゆる「悪質タックル」の被害者である奥野選手の父親です。
現在、悪質タックル問題はは日大と関学の関係にとどまらず日本のアメフト界全体を動かす大騒動に発展しています。
5月22日に宮川泰介選手による会見から事態は大きく前進しました。
宮川選手の会見を受けて翌日には日大の内田正人前監督と井上奨コーチが会見。
両者の意見の食い違いが露呈しています。
ポイントは「フリーの相手クォーターバックにタックルしてケガをさせろ」という具体的な指示があったのかどうかに絞られてきた感がありますね。
宮川選手は監督コーチによる明確な指示があったとし、日大側の姿勢はあくまで指導者と宮川選手の認識の乖離が原因だと主張。
こうした日大の対応に、関西学院大学が5月26日に会見を開くことに。
以前から、日大からの回答書に対して最も重大な問題に触れておらず不誠実だと一貫した姿勢を見せている関学側の会見内容に注目が集まっています。
会見では日大の回答書内容についても言及がある模様です。
さらに、被害選手の父親である奥野康俊大阪市議も同席してコメントする予定であり、奥野さんは「人生をかけてこの問題に向き合う」と大きな覚悟を明言しています。
奥野さんは悪質タックルをした宮川泰介選手に対して強く同情しており、タックルを見ていなかったとする内田正人前監督について、「5月6日の試合当日、タックルの瞬間の内田正人氏の目の動きを追った動画を撮影していた人がいたら動画をシェアしてほしい」旨のお願いをするなど具体的な呼びかけをしています。
宮川泰介選手に関しては、指導者側の「ケガをさせろ」という明確な指示とまでは行かないまでも、宮川選手が置かれていた状況を考慮すると、悪質タックルをしてしまった経緯は理解できます。
体育会系の部活を経験した人なら共感できる部分が多いのではないでしょうか。
20歳そこそこの人にとっては、客観的に自分の状況を把握するのは難しいですし、恐怖心から部活を嫌いになるのって本当に辛いことです。
自分から進んできた道であっても、部活の恐怖が原因で不登校になってしまうケースもあります。
奥野さん自身にもアメフト経験があり、そうした追い込まれる選手の気持ちがよく分かるんでしょう。
前置きが長くなりましたが、この記事では奥野康俊さんの経歴や家族構成等の人物像紹介に加えて、一部で「売名ではないか?」とうわさされている件や、現在の息子さんの容態についても触れています。
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1.奥野康俊の年齢や経歴は?
プロフィール
名前 奥野康俊(おくの やすとし)
職業 政治家・大阪市魏会議委員
生年月日 1965年12月1日
学歴
小学校 北豊島小学校
中学校 北豊島中学校
高校 府立池田高校
大学 立命館大学理工学部
所属 大阪維新の会
奥野康俊さんは、立命館大学卒業後にリクルート関係企業に就職しました。
1995年に池田市議会議員に初当選して政治の道へ。
2010年に池田市議会会議長に就任。
2011年には大阪府議会議員に当選します。
2015年二期目の選挙ではトップしました。
現在は大阪市議会議員として活動中です。
理系出身者ですが、経済分野の活動がメインとなっていますね。
理系の頭脳を駆使して、効率化の工夫による経済活性をすることで市民の生活向上に貢献することを理念としています。
教育分野にも力を入れていて、大学の教育現場を視察して新たな取組を学んだり、良い教育プランを実践している自治体に赴いて常に情報アップデートに努めている模様です。
所属政党は大阪維新の会で、大阪市会議員として大阪都構想を実現するために邁進しているさなか、悪質タックル問題が置き、アメフト界のために活動していく方向に大きく舵を切ることになりました。
今回の悪質タックル問題は、実はアメフト界に限らず日本の体育会系スポーツ文化を根底から考え直す機会になると言われていますね。
その非常に重要な要素にこの奥野康俊さんが関わってくるのではないでしょうか?
もともとは大した問題として受け入れられていなかった今回の問題。
奥野さんが行動を起こしたことから大きな社会問題となっています。
被害にあった奥野耕世(こうせい)選手の父親が奥野康俊さんであったことが運命的な印象です。
政治家は自分一人で路上で演説する活動からスタートして市民の心を掴んでいく仕事。
徐々にネットワークが広がっていくものの、訴えかける姿勢がダイレクトに成功に繋がると言われています。
こうした経験が強敵を前にどういう形で活きていくのか注目ですね。
強敵である日大は、日本の体育会系の闇のラスボスなのか先鋒なのか。
会見を見る限り、日大の内田正人前監督はメディアの前でも動じる様子もなく、自身の認識の説明を、ブレようがお構いなく展開していくタイプの人物です。
普通の人なら隣で動揺しまくっていた井上奨コーチのように、緊張して自分が何を喋っているのか分からなくなるような状況でした。
そんな強敵の内田正人監督の上にはまだ見ぬ世界が待っているという・・・
学長の大塚吉兵衛氏が宮川泰介選手に謝罪する形の会見を行いましたが、一貫して内田正人氏の主張は肯定するニュアンスを取っていましたね。
そうした組織全体を相手に、更には体育会系に蔓延する闇に対してどういう風に対峙していくのか。
それには自身の取り巻きをより厚くして、大きな力で戦っていく必要があります。
それが出来るという意味では、政治家経験を活かせる奥野康俊さんは最適な人物ではないかと言われていますね。
今回の悪質タックルに関して、日大OBの中にも賛同する声が多く大きな波を作るのにすでに成功しているように感じます。
波はどんどん大きくなっていて、現役部員たちも動き出しました。
奥野康俊さんは警察に被害届を提出するなど、多方面の同時対応を進めており、巨大勢力と真っ向から戦う姿勢を明確にしていますから、今回の結果がどうなるか別として、闇を照らす大きな光が生まれて来ているのは事実でしょう。
2.奥野康俊氏の売名のうわさ
今回の悪質タックル問題は、
動画の拡散
被害者の父・加害者による会見
日大アメフト部指導者側の会見
といった経緯があり、世間が注目する大騒動となっています。
森加計問題や日馬富士暴行問題よりも注目度高いんじゃないでしょうか。
この流れを受けて、被害者の父親である奥野康俊氏につて、あるうわさが出てきてます。
それは、悪質タックル問題に便乗する形の売名行為なのではないか?というもの。
政治家にとって知名度や世間の高感度は非常に重要なインパクトです。
全国的に名前と顔が知れ渡ることで選挙に有利になるのではないかと考える人がいるということですね。
悪質タックルの被害者の父親であるという大きな武器を政治利用していると言うのです。
しかしそれは穿った見方といって良いでしょう。
奥野康俊さんは次回の選挙に出馬しないと明言しています。
「残りの人生をこの問題と向き合う」と。
目的は敵を倒すことではなく、日本のスポーツ界の信頼を取り戻すためです。
政治家としての活動によってやっていくのも1つの大きな手段かとも思われますが、別のやりかたを選択しているわけです。
大阪市議会議員として任期満了まで全力で努め、その後は立候補せずに生涯をかけてこの問題解決に取り組むという。
日本のスポーツ界の信頼回復とは、二度と今回の悪質タックルのようなことが起きないこと、被害者が出ないことが前提になってくるはずです。
ここには、父親としての自分の子供への愛情と、ひとりの父親としての他の人に対する思いを大切にしているのではないでしょうか。
私も子供ができて、一気に世界観が変わりました。
誰もが「子供」であり、親がいる同じ人間なんだなあ〜、と感じるようになったのを今でも凄く実感してます。
個人的には、有名になると出来ることが格段に増えますし、良いことに使う場合は売名は必要なことだと思います。
そこに選挙が絡むから良くないと思う人が多いのかもしれませんね。
3.奥野康俊の家族構成は?
奥野康俊さんの家族構成は、
夫(本人)
妻
長男
長女
次女
三女
四女
の7人家族です。
メチャクチャ多いですね。
そりゃ父親としての意識高いはずです。
しかも、悪質タックルを受けた耕世くんは唯一の息子。
可愛いに違いありません。
溺愛でしょう。
耕世くんがアメフトを始め、その影響で再開するほどです。
奥野耕世選手は中学時代からアメフトをやっており、父の康俊さんは熱心に応援してきました。
自身もガッツリとアメフトをやってきた経験から、体育会系部活の闇の部分を少なからず見てきたはずです。
政治家として教育問題にも熱心に取り組んできた経験も活かして、今後のスポーツ界の信頼回復に向けた活動に注目していきたいと思います。
注目の5月26日の会見内容は、追記してお伝えいたします。
4.息子・奥野耕世の容態は?
奥野康俊さんの息子・耕世くんは5月6日のアメフトの試合で、相手日大の宮川泰介選手からフリーの状態で後ろから悪質なタックルを受けて負傷しました。
全治2週間程度と報道されていましたが、現在は怪我の状態はすでに回復して、練習に復帰できているとのことです。
当初は後遺症も心配されていましたが、ほぼ大丈夫だそうで、良かったですよね。
健康の心配がない状態で、精神的にフラットに問題に対峙して言ってほしいと思います。
頭はクールに、心は熱くですね。
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以上、今回は奥野康俊大阪市議会議員の経歴や家族構成、会見内容と息子の容態、売名のうわさについてでした。
奥野さんは今後任期満了までは政治家として活動し、その後は何ていう肩書になるんでしょうね。
「悪質タックル問題原因究明推進委員会委員長」とかですかね?
いや絶対ないですね。
今はちょっと思いつきませんが、もっとグローバルな感じになると思います。
いずれにしても今後も注目して応援していければと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。
次の記事もお楽しみに。
では!