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田中英寿日大理事長の経歴は?演歌歌手の妻や過去のヤバ過ぎる疑惑と内田正人前監督との関係も

田中英寿氏はアメフトの悪質タックル問題で注目を集める日本大学の理事長です。

字面から中田英寿さんを思い浮かべてしまいますよね。

当然、何の関係もありません。

※実際には「田中英壽」と難しい壽という字を書きますが、この記事では「田中英寿」と統一して表示します。


日本を揺るがす大騒動に発展している悪質タックル問題で、タックルをした本人・宮川泰介選手や内田正人前監督と井上奨コーチに続いて日本大学の学長である大塚吉兵衛氏が会見を行いました。

そこで未だに沈黙を貫いている理事長の田中英寿氏に注目注目が集まり始めました。

近々会見を開くことになるのではないか?と言われていますね。

週刊文春の取材を受けた際には自身は関係ないという立場を示していましたが、関係者や現役部員・保護者会、日大組合支部等が謝罪を求めているようです。

この記事では、田中英寿理事長の経歴や妻等の家族、過去の不祥事等について紹介するとともに、後半では内田正人前監督との関係についても触れています。

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もくじ

田中英寿理事長は謝罪会見必至に

田中英寿理事長は、内田正人前監督の辞任発表後に「週刊文春デジタル」の直撃を受けています。

予告動画を見てみましょう。

一見平静を装っていますが、内心は同様してるように見えます。

記者の言葉にかぶせるのは、焦りの現れですね。

余裕があれば、相手に全部話させてから落ち着いて答えれば良いわけですから。

それに、論点は内田前監督の対応についてどう考えておられるのか?というところ。

アメフトのルールを知っている知らないなんてどうでも良いことを口走るあたり、人物の程度が知れます。

この人こそ不誠実極まりないですね。

副理事以下が田中理事長を支え続ける理由が分かりません。

(ほんとはわかるんですが・・・あとで触れます)
この時点で既に悪質タックルの動画は拡散していて多くのメディアが伝えています。

そして、内田正人前監督も辞任を発表している段階です。

田中理事長はまさか自分のところまで飛び火してくると思ってなかったんじゃないでしょうか。

日大の対応が後手後手になっているのには理由があります。

それは、悪質タックルの試合後に被害を受けた選手の関西学院大学から抗議文が届いたんです。

その抗議文を日大アメフト部は「日本一になった日大へのやっかみ」と捉えたんだとか。

試合のVTRは確認していたはずですが、当該タックルのシーンを申告に捉えていなかったということですね。

フリーとなって脱力した状態の選手へのタックルは、交通事故並の衝撃だと言われています。

脊髄損傷してもおかしくない非常に危険な行為なんです。

それをあのシーンを見てもまだ大した問題ではないと認識していたなんて信じられませんね。

ですが、そこが集団心理というものなのだと思いました。

この抗議文の捉え方が、初動の悪さに繋がり、大問題に発展した原因となりました。

そして、理事長には「やっかみ」のニュアンスが伝わっていたんでしょう。

それにしても上の動画、週刊文春の突撃に対してあの物言いはヤバイですね。

何が会ったにしても週刊文春の突撃を受けたら、まず謝っておくというのが鉄則にもかかわらず、我関せずを通してしまったのは非常にある意味興味深いことになっています。

世間的には日大の体質が全体的に不誠実なんだという印象を決定づけてしまうトップの言動に、関係者の中にも反旗を翻す人が激増していると言われています。

その関連で、日大の教職員連合文理学部支部が謝罪要請をしていることが分かりました。

名実ともに日大のトップである理事長の判断力の低さに驚愕しますし、行動力無いのか?と一般人である私も思ってしまうほど。

身内から田中降ろしの運動が起きるに違いないという味方もあり、今後どうなっていくのか注目ですね。

田中英寿理事長のプロフィール・経歴

名前 田中英寿(たなか ひでとし)
生年月日 1946年12月6日(77歳)
出身 青森県五所川原市
学歴 日本大学経済学部経済学科
所属 学校法人日本大学(第12代理事長)
肩書
財団法人日本オリンピック委員会理事・副会長
公益財団法人日本相撲連盟専務理事・副会長
国際相撲連盟事務総長・会長
1994年 オリンピック委員会理事
1999年 日本大学の理事
2000年 保健体育事務局長
2001年 校友会本部事務局長・本部長・副会長
2002年 常務理事
2005年 日本大学校友会会長
2008年 理事長

先に会見した大塚吉兵衛氏は学長で、教授側のトップです。

この田中英寿理事長は経営側のトップですね。

日本大学の経済学部経済学科を卒業しています。

在学中は相撲部に所属していて学生横綱にもなりました。

週刊文春の動画を見ると体型も高齢者にしては大きくて太いです。

長年大きな体を支えてきた膝の調子が少し悪そうな歩き方ですね。

相撲に関してはかなりの実力者だったみたいです。

相撲は小さい頃からやっていたそうで、相撲で大学に入ったと言われています。

日大卒業後に同大学の農獣医学部や保健体育事務局に勤務し、相撲の実力・実績を評価されて体育助手兼相撲部コーチに就任しました。

日大職員として勤務している頃にもアマチュアの大会で優勝するなど、若い頃は体をマックスまで鍛えていたことが伺えます。

1980年に現役を引退するまでに獲得したタイトルは34を数え、アマチュア力士としては全国に名を轟かせる存在でした。

相撲の現役引退後は日大相撲部の監督に就任し、舞の海等の力士を育て上げたそうです。

指導者としての実績もあり、各界にかなり太い繋がりがあるんですね。

現在、相撲界もその体質を問われていますし、日大の組織全体が今回の悪質タックル騒動によって世間から疑問視されています。

今後本当の意味で膿を出す段階が来て、日大と相撲界の古いパイプも途切れることになるんでしょうか。

田中理事長の妻は元演歌歌手?

田中理事長の妻は優子夫人という方です。

元演歌歌手ということで、代表曲等調べましたが一切出てきませんね。

おそらく芸名で活動していたんでしょうが、芸名が分かっていません。

もし分かったらどんな歌を歌ってたのか聴いてみたいですよね。

優子夫人には「各回の女帝」という異名もあります。

相撲界に絶大な影響を持っているそうで、お気に入りの若い力士には花束を贈るなど贔屓にしているんだとか。

田中理事長が相撲を教えている頃にそういった影響力を持っていったと推測できますが、今でも大きな力を持っているということで、なんだか根深いものを感じます。

力関係としては、田中理事長も逆らえないということで、影のドンは優子夫人だとの声も。

優子夫人は阿佐ヶ谷で「ちゃんこ料理たなか」というお店を経営するなど、ビジネスでも成功しているようです。

グルメサイトを見ると、「ちゃんこ料理たなか」の評判はよく、料理が美味しくて店員のおばちゃんが面白いというコメントが。

店員のおばちゃんは優子夫人じゃないとは思いますが、普通に営業している人気のお店っぽいですね。

このちゃんこ屋さんは日大の重要な打ち合わせの場になっているようで、5月6日の悪質タックルがあった試合から5日後の5月11日には田中理事長と内田前監督を含む日大上層部6人が揃って話し合いをしていたと週刊文春が報じています。

「ちゃんこ料理たなか」で行われる打ち合わせこそが、日大の理事会で行われる会議の筋書きを決定するんです。

会議は筋書き通りに進行が進めるだけだと言われていますね。

このように優子夫人のちゃんこ屋さんは日大にとって重要な場所となっていて、「ちゃんこ料理たなか」を利用した回数によって出世が早まるとも。

角界の女帝、恐るべしですね。

会議における打ち合わせとは、会議に臨むメンバーがどんな議題を出すかを話し合う場です。

実際の議論は会議で行われなければなりません。

日大の場合は、会議の打ち合わせというよりは、本番の会議がちゃんこ屋さんで行われるということですね。

理事会等の会議はただの儀礼のようなものということになります。

田中理事長のヤバ過ぎる過去の疑惑

田中理事長には過去に大きな2つの疑惑があります。

日大のお抱え工事業者から、500万円の賄賂を受け取ったという報道ががありました。

2013年に読売新聞が報じたものです。

当時、国会の議題になるほど大きな騒動になったようですね。

これは談合より悪いですね。

お金を渡すから工事を振ってくれという。

日大のような巨大組織には多数の大型の建物があり、絶えずメンテナンスが必要となります。

メンテナンスとは

  • 壁の補修や塗装
  • エアコンや給湯関係の機器の保守
  • 耐震補強や内装の改修
  • OAフロア化やレイアウト変更
  • ネットワークシステム変更

など多岐にわたり、それぞれに分野の違う業者や一括元請けなどの業者が存在します。

日大は建物の新築も常に行なっており、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物を請け負うゼネコンとも繋がりがあります。

賄賂についてはよく調べればもっとたくさん出てきそうな気がしてしまいますね。

もう一つの疑惑は、1994年にオリンピック委員会理事に就任した際に、あることが発覚して辞任しています。

これは疑惑というよりも事実のようなので、本当にメチャクチャヤバイわけですが、その事実とは、反社会的勢力との密接な繋がりです。

住吉会会長や山口組組長と親しく交際していると言いますから、怖すぎですね。

日大の中には理事長と対立する勢力もあるそうですが、田中理事長は対抗勢力に反社会的勢力と親しげに写っている写真を見せて怖気づかせるという古典的な手法で黙らせてきたと言われています。

1994年に発覚した際には内部からの告発によって明るみになったという事ですが、その後田中氏は経営側の中枢に入り込んでいきます。

実際、オリンピック委員会理事を辞任した5年後の1999年には日大の理事になってるんです。

不思議ですね。

理事長に就任して以降は上述したとおり、反社会的勢力との交際を隠すどころか、脅しに利用しているというんですから驚くしか無いです。

田中理事長と内田正人前監督との関係

田中理事長と内田正人前監督とは、理事長と常務理事という組織上の関係性があります。

田中理事長は日大の経営側のトップで、内田監督は重要度で言えば2番めの地位です。

経営側のトップである理事長と、教授側のトップである学長がいて2トップと言われています。

理事長の下には5人の常務理事がいて、その一人が内田正人氏です。

この5人の中で実質最も力があるのが内田氏だと言われていますね。

詳しくは分かりませんが、常務理事の中で内田氏が田中理事長との距離が最も近いようです。

田中理事長の妻・優子夫人の店「ちゃんこ料理たなか」に一番頻繁に通ったんでしょうね。

尋常ではない回数、通ったと言えそうですね。

そこにはそれなりの努力があったと。

内田氏はアメフト部の監督を辞任しましたが、本人の中では監督の地位はそれほど重要ではなく、常務理事の役職に留まることができれば良い、という考えがありそうですね。

田中理事長の人柄を考えると、今は謹慎にしておいて、時間が経って悪質タックル問題が風化した段階で復帰させれば良い、と判断しているんじゃないでしょうか。

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以上、今回は田中英寿日大理事長についてでした。

田中理事長は「おれまでたどり着けるのか?」と余裕の発言が取り沙汰されています。

しかしもうたどり着いちゃってますよね。

今後遠くないうちに会見に迫られるんじゃないでしょうか。

ここで要請をスルーするようでは、日大は完全にヤバイですね。

そう簡単に行かないと思いますが、上層部の刷新が必要という声が高まっていますから、大変革を期待したいところです。

どうなっていくのか注目ですね。

最後まで見ていただきありがとうございました。

次の記事もお楽しみに。

では!

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