野球で内野ゴロを打ってギリギリの場合、
打者走者は一塁へヘッドスライディング
するほうが駆け抜けるより速いです。
最近立命館大スポーツ健康科学部の
研究で証明されたようですが、
野球経験者からすれば
常識じゃないかと思います。
どう考えても速いです。
ですが、どういうわけかテレビ等では
「駆け抜けたほうが速い」
と言われてきました。
練習の現場でも、より年齢の高い指導者
はヘッドスライディングに否定的だと
いう印象があります。
この記事で、はヘッドスライディングで怪我なく
速く一塁へ行く方法を紹介します。
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1.ヘッドスライディングで怪我をするケース
ヘッドスライディングに否定的な意見の
中には、
- 駆け抜けたほうが速いから
- 大怪我をしやすいから
というのがあります。
「駆け抜けたほうが速い」というのは
僕が思うには25年位前から言われ始めた
気がします。
けっこう目からウロコだった思い出がある
ので覚えてますが、それ以前は言われて
ませんでした。
現在は立命館大スポーツ健康科学部の
発表のおかげもあって
再びヘッドスライディングが脚光浴びよう
としてますね。
では、2つめの
「大怪我をする可能性」
はどんなケースがあるでしょうか。
一塁へのヘッドスライディングで懸念される
のは、
- 一塁手や投手、二塁手等に手を踏まれる
- 送球が反れて一塁手と体当たりする
- 一塁ベースで突き指する
- 技術的な問題で膝や胸等を地面で強打
ですね。
では、ケガをしないようにするには
どうしたら良いでしょうか?
2.ヘッドスライディングで怪我しない方法
ヘッドスライディングでケガをしないように
する方法は、上で挙げたケースを避ける
ことですね。
順番に見てみましょう。
①守備の選手に手を踏まれて大怪我するのを防ぐ方法
一塁にヘッドスライディングして
一塁手等の守備陣に手を踏まれたら
ケガをします。
それは、スパイクを履いてるからでですね。
野球のスパイクはサッカーと違い
薄い歯のようなスタッドが付いてます。
アスファルトやコンクリートの上をあるくと
カチャカチャと音がなりますね。
なのでスパイクで手を思い切り踏まれたら
血が出るうえに、骨が出ることも。
かなり大怪我になります。
ではこれを避けるにはどうしたら良いか、
というと、
「走塁用手袋をはめる」
というのが良いですね。
しかし走塁用手袋は
手のひら側だけでなく、手の甲側にも
硬質な保護パッドが付いているため、
怪我のリスクは軽減できますが、
バッティングの際に違和感が残ります。
この辺がネックなので、今後の商品開発
に期待したいところですね。
「バッティング・走塁兼用手袋」
を今すぐ商品化したら売れますよw
まずは走塁用手袋がどんなものか
みてみましょう。
↓
最近はけっこう軽量スリムなものが
出てますね。
バッティング練習時にはめてどんなものか
試すと良いかもしれません。
②一塁手と体当たりしないようにする方法
一塁手は送球が本類側に反れた場合、
打者走者が来ていてもボールを捕球しに
動きます。
ヘッドスライディングの体制になっている
ところに来られると、ちょうど一塁手の
膝が奏者の顔面に当たる恐れが
あるんです。
かなりのスピードが出てますから、
格闘技で膝蹴りを顔面に受けるより
大きな衝撃になることでしょう。
脳震盪、下手すると亡くなることも
考えられます。
非常に危険ですね。
では、一塁手と接触しないようにするには
どうしたら良いでしょうか?
これは、際どくない場合は
ヘッドスライディングしないと決めること
ですね。
ヘッドスライディングの姿勢に入る
タイミングは、既に一塁手は捕球体制に
なっています。
片足を一塁ベースに付けてミットを構える
段階です。
この時点では、借りに送球が反れても
膝蹴りを食らうことは無いです。
上から踏まれる可能性はありますが。
手を踏まれるリスクは走塁用手袋で
軽減できるので、タイミングが際どく
ない場合はそのまま走り抜けましょう。
③一塁ベースで突き指しないようにする方法
一塁ベースはホームベースと違い厚みが
あるんです。
7.6cm〜12cm程度
あります。
そのため、スライディングの際、指を
前に伸ばしていると危険ですね。
滑るタイミングが遅すぎるとより突き指
の可能性が高まります。
最悪骨折しますんでかなり危険です。
対策は、親指の付け根を地面に着ける
イメージで滑ることですね。
よく、グーで滑ると良いと言われる
ようですが、今度は手首が危なくなるので、
一塁ベースに掌底を食らわすように
やるのが良いかと思います。
④スムーズなヘッドスライディングの方法
スムーズなヘッドスライディングが
出来ないと、膝や胸を強打してケガを
する危険があります。
ヘッドスライディングをスムーズに行う
には、上手な人をよく見て真似する
ことが一番早いです。
↓参考にすべき例
小学生だと思われます。
走り方などはまだこれからですが、
滑り方は上手ですよね。
↓課題のある例
こちらは高校生ですが、
練習が必要かと思われます。
このように、動画でもたくさん参考例が
ありますが、実際に上手な人の
スライディングを見る方がより
上達しますね。
3.ヘッドスライディングは練習する必要があるか?
ヘッドスライディングは練習したほうが良い
と思います。
特に今後は一塁へのヘッドスライディングの
有効性が徐々に浸透すると思われるので
積極的に短時間でもやったほうが
良いでしょう。
確かにケガのリスクは上がりますが、
もともとスポーツはどんなプレーでも
ケガをする可能性はあるんです。
練習することでより安全にプレーできる
わけですから、しないというのは良くない
ですね。
普段の練習ではヘッドスライディングを
していない場合は、取り入れることで
視点も変わって練習へのモチベーション
も上がる可能性ありますよ。
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以上、今回は野球の
一塁へのヘッドスライディングについて
でした。
ヘッドスライディングをマスターすることで
チームの新しい武器になるかもしれません。
これまではアウトになっていた内野ゴロが
ヒットになるわけですから、相手にとって
脅威にです。
少しでも先の塁へという気持ちを損なわ
ないためにも、闘争心出して行きたい
ところですね。
参考になれば嬉しいです。
最後まで見ていただき
ありがとうございました。
次の記事もお楽しみに。
では!