MENU

七五三の内祝いののしの書き方は?いつまで?挨拶の文例も!

結婚や出産などでお祝いを貰ったら後日お返しのお礼をする内祝い。

七五三のように、子供に対するお祝いへのお返しは基本的に必要ないと言われています。

お祝いを貰った子供が、直接または電話などでお礼を言葉で伝えたらそれでいいんだそうです。

それでも、まだ小さくて子供がちゃんとお礼を言えない場合もありますし、お礼をしないとなんとなく落ち着かない・・・という方もいらっしゃいます。

そういった理由から、最近では七五三のお祝いにも内祝いを送るご家庭が増えているんだとか。

そこで今日は、七五三の内祝いののしの書き方や時期、挨拶の文例について紹介します。

  • 七五三の内祝いののしの書き方は?
  • 七五三の内祝いはいつまでに渡す?
  • 七五三の内祝いの挨拶の文例

もくじ

七五三の内祝いののしの書き方は?

一般的に内祝いというのは、贈る側にとっても、受け取る側にとっても縁起の良いものを贈るのが良いとされています。

七五三の場合は、健康で長生きを祈って子供に食べさせる「千歳飴」を内祝いとして贈るのが一番オーソドックスです。

shichigosan-uchiiwai7
千歳飴の他にはお赤飯や菓子折りなど、相手が負担に感じない程度の金額のものを送ります。

相手が普段好んでいるお菓子でもいいですし、特に「これでなくてはならない」という決まりはありません。

しかし、以下のものは縁起が悪いことからNGとされているので注意しましょう。

七五三の内祝いでNGなもの

  • 陶器類:割れる・壊れるなど縁起が悪いことを連想するため
  • はさみ・刃物類:物を切る道具ということから、縁が切れることを意味するため
  • 最近はインターネットで七五三の内祝いを注文でき、その際に「七五三の内祝い用ののし」をサービスでつけてもらえることもあります。

    しかし、自分で菓子折りを買いに行ったり、神社で購入した千歳飴に自分でのしを付けたい場合など、どのように書けばいいか紹介します。

    七五三の内祝いののし・のし紙の場合

    箱入りのギフトなどにのし紙をつける場合の記入方法です。

    のし紙に印刷されている水引(リボンのような紐のイラスト)は、お祝い事に使う紅白の「蝶結び」タイプを使います。

    水引の上部分には、「内祝」・「七五三内祝」・「御礼」のいずれかを記入し、水引の下部分には、七五三のお祝いをした子供の名前だけ(苗字は書かない)を記入します。

  • 「内祝」と記入したパターン
  • shichigosan-uchiiwai

  • 「七五三内祝」と記入したパターン
  • shichigosan-uchiiwai1

  • 「御礼」と記入したパターン
  • shichigosan-uchiiwai2
    このように記入すればOKです。

    七五三の内祝いののし・封筒の場合

    今度は、商品券や図書カードなどを内祝いとして贈る場合の、封筒の書き方です。

    封筒も、水引が紅白で蝶結びのタイプを選びますが、お祝いの時のようにゴテゴテと装飾があるものでなく、シンプルなもので構いません。

    中に入れる商品券が入るよう、少し大きめのものがよいでしょう。

    記入する内容は、のし紙の時と同じで、水引の上部分に「内祝」・「七五三内祝」・「御礼」のいずれか、下部分に子供の名前を入れます。

  • 「内祝」と記入したパターン
  • shichigosan-uchiiwai4

  • 「七五三内祝」と記入したパターン
  • shichigosan-uchiiwai5

  • 「御礼」と記入したパターン
  • shichigosan-uchiiwai6
    これでOKです。

    七五三の内祝いはいつまでに渡す?

    七五三のお祝いを貰って、内祝いを渡すと決めた場合、いつまでに渡すのがいいのでしょう?
    お祝いを貰った時期と、神社に参拝に行く時期によっていくつかパターンがありますのでご紹介しますね。

    神社の参拝が既に終わっていて、お祝いを貰った場合

    神社に七五三の参拝をし終えてからお祝いを貰った場合は、できるだけ早めに内祝いを用意しましょう。

    お祝いを貰ってから遅くとも10日〜2週間くらいで渡すのがマナーです。

    神社の参拝に行く前に、お祝いを貰った場合

    お祝いを貰った日から、神社に参拝に行く日までにあきがある場合は、その旨を相手に伝えた上で、参拝が終わったらできるだけ早く内祝いを渡すようにしましょう。

    もし相手が近所に住んでいる方の場合には、参拝の帰りに寄るとスムーズですし、着物姿の子どもも見せることができるので喜んでいただけると思います。

    いずれにしても、お祝いを貰ったらできるだけ早めに用意をしたほうが良いので、どんなものを内祝いにするかなんとなくイメージしておくといいですね。

    七五三の内祝いの挨拶の文例

    遠方に住んでいる方に内祝いを送る場合など、挨拶文を添えて送るのが一般的なマナーです。

    それに、七五三の時の写真を添えたり、写真館で撮った写真をプレゼントしても喜ばれますよね。

    七五三の親の服装 着物
    記念写真をポストカードにして一筆添えるのもいいかと思います。

    七五三の内祝いに添える挨拶文の文例を以下の3パターン紹介します。

  • 知り合い(親戚)宛の挨拶文
  • 両親宛の挨拶文
  • 義両親宛の挨拶文
  • 知り合い(親戚)宛の挨拶の文例

     知り合いや、親戚へ宛てた内祝いの挨拶文の文例です。

    拝啓
    秋も深まり、日増しに肌寒い日が増えてまいりましたが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか。

    このたびは、息子〇〇(娘〇〇)の七五三に際して、多大なお祝いを頂戴し、誠にありがとうございました。

    家族一同、○○様のお心遣いに心から感謝しております。

    おかげ様で息子〇〇(娘〇〇)の七五三のお宮参りも無事にすますことができました。

    つきましては、ささやかではありますが、内祝いをお送りします。

    また、お宮参りの際に撮影しました写真を同封いたしますので、可愛らしく着飾った息子〇〇(娘〇〇)の姿を見てやっていただけたら幸いです。

    時節柄、○○(様/様方)には、くれぐれもご自愛なさってくださいね。

    また改めて挨拶にお伺いしたいと思っていますが、まずは書面にてお礼申し上げます。

    敬具
    平成〇〇年11月 吉日
     
    住所
    氏名

    〇〇様、
    紅葉の色も深まる季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
    この度は、息子〇〇(娘〇〇)のためにお祝いを頂戴いたしまして、誠にありがとうございました。

    お陰様で、七五三のお宮参りもつつがなく済ますことができました。

    家族ともども、〇〇様のお心遣いに心から感謝しております。

    つきましては、お宮参りに撮影した写真と、ささやかな内祝いの品物をお送りします。

    また改めて息子〇〇(娘〇〇)共々挨拶に伺わせていただきたく存じますが、まずは書面にてお礼申し上げます。

    これから寒くなって参りますので、どうぞご自愛くださいませ。

    かしこ(女性からの場合)
    平成〇〇年11月 吉日
     
    住所
    氏名

    両親宛の挨拶の文例

     
    ご両親に宛てた挨拶の文例です。

    書き出しを「前略」とし、季節の挨拶を省くのもいいかと思います。

    前略
    お父さん、お母さん
    この度は、息子〇〇(娘〇〇)のために、素敵なお祝いを頂戴し本当にありがとうございました。

    お陰様で、七五三のお宮参りも無事に終えることができました。

    つきましては、ささやかながら内祝いの品と、七五三の記念に写真館で撮影した写真を送ります。

    こうして息子〇〇(娘〇〇)が大きく成長できたのも、いつも温かく見守ってくださるお父さんお母さんのおかげです。

    これからも、息子〇〇(娘〇〇)の成長を見守ってやってください。

    また家族で会いに行きますので、まずは書面でお礼を申し上げます。

    早々
    名前

    義両親宛の挨拶の文例

     
    義理のご両親に宛てた挨拶の文例です。

    両親宛の場合と基本的には同じですが、少し丁寧になります。

    秋も深まり、めっきり寒くなってきましたが、お父様方はお元気にされていらっしゃいますでしょうか。

    こちらもだいぶ寒くなって参りますが、家族一同元気に過ごしております。

    この度は、息子○○(娘〇〇)のために立派なお着物を仕立てていただき、また、多大なお祝いも頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。

    家族共々、心から感謝しております。

    お陰さまで、息子(娘)のお宮参りも無事に済ませる事ができました。

    つきましては、お宮参りの際に撮影した写真と、ささやかな内祝いの品をお送りしますので、お納め下さい。

    いつも温かく見守ってくださるおかげで、息子○○(娘〇〇)も健やかに大きくなりました。

    素敵な着物姿を是非見てやってください。

    これからも若輩の私たちに、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

    これから寒い季節がやって参りますが、お父様方におかれましてはどうぞご自愛くださいませ。

    また改めて皆でご挨拶に伺いますが、まずは書面にてお礼申し上げます。

    かしこ(女性からの場合)

    このように、挨拶の文面では、お祝いを頂いたことへの感謝の気持ちと、おかげで七五三の参拝も無事に終わったという内容をベースに、季節の挨拶や子供の成長について書くと良いでしょう。


    以上、
                                    

    • 七五三の内祝いののしの書き方は?
    • 七五三の内祝いはいつまでに渡す?
    • 七五三の内祝いの挨拶の文例

    の内容でお送りしました。

    頂いたお祝いに対する感謝の気持ちがきちんと伝わるといいですね。

    七五三についてのまとめ記事があります。

    この記事では七五三について書かれた16の記事を紹介していますので、七五三のあらゆることを完璧に知ることができます。

    ぜひチェックしてみてください。

    七五三の写真はいつ撮る?着物レンタルや親の服装は?七五三まとめ!
    最後まで読んでいただきありがとうございました。

    よかったらシェアしてね!
    もくじ