敬老の日のお祝い金の金額は?挨拶の言葉や封筒・のしの書き方も

    敬老の日のお祝い金の金額は?挨拶の言葉や封筒・のしの書き方も
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    毎年9月の第3月曜日は、敬老の日ですね。

    敬老の日いうのは、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として法律で定められた日本の祝日です。

    お年寄りのご長寿をお祝いするこの日、お祝い金やプレゼントを贈りたいという方も多くいらっしゃると思います。

    でもいざ用意しようと思うと、「お祝い金の金額って?」「どんな言葉を添えたらいいの?」と迷ってしまいますよね。

    そこで今日は、敬老の日のお祝い金の金額や挨拶の言葉、封筒やのしの書き方についてまとめてみました!

    • 敬老の日のお祝い金の金額は?
    • 敬老の日のお祝いの挨拶の言葉は?
    • 敬老の日のお祝いの封筒やのしの書き方

    もくじ

    敬老の日のお祝い金の金額は?

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    結婚式のご祝儀や、快気祝い、出産祝いなど、お金をお祝いとして贈る機会はいろいろありますよね。

    では敬老の日に包むお祝い金の金額はどのくらいなんでしょう?
    また、敬老の日と合わせて、還暦やご長寿のお祝いをすることも多いかと思いますので、ご長寿のお祝い金の相場と合わせてご紹介します。

    敬老の日のお祝い金の相場

    敬老の日のお祝い金の相場は、3000円〜5000円ほどと言われています。

    とくにいくらでなければならないという決まりはなく、気持ちがこもっていれば良いです。

    孫からの手書きのメッセージカードなどのほうが、お金よりも喜ばれたりもしますよね。

    還暦・ご長寿のお祝い金の相場

    還暦(数え年で61歳・満60歳)のお祝いや、ご長寿のお祝いを、敬老の日の行うご家庭も多いですよね。

    ご長寿のお祝いというのは、古希(満70歳)・喜寿(満77歳)・傘寿(満80歳)・米寿(満80歳)・卒寿(90歳)・白寿(99歳)・紀寿または百寿(満100歳)の年に行うお祝いです。

    この節目の年のお祝い金の相場は、以下のようになっています。

    • 受け取る方の子供からのお祝い金・・・2万円〜3万円
    • 受け取る方の孫からのお祝い金・・・1万円〜3万円
    • 受け取る方の親戚(子供・孫以外)からのお祝い金・・・5千円〜1万円

    あくまでも相場ですが、目安にして頂けたらいいかと思います。

    もちろん、子供一同・孫一同・親族一同という感じでまとめてお祝い金を渡すのも良いと思いますよ。

    敬老の日のお祝いの挨拶の言葉は?

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    敬老の日にお祝い金を渡す際、ひとこと挨拶を言えたらいいですよね。

    「敬老の日、おめでとう!」だけでは少しもの足りない・・・、どんな風に続けたらいいでしょう?
    直接言葉で伝える場合と、メッセージで一言添える場合、またご長寿のお祝いも兼ねる場合の例をご紹介します。

    敬老の日のお祝いの挨拶・直接言葉で伝える場合

    直接お祝いを伝える場合には、お祝いを渡す際にさっと言えるくらいの短い文面がいいですよね。

    • 敬老の日、おめでとう! これからもどうぞ、元気で長生きしてくださいね。
    • いつも気にかけてくれてありがとう。

      これからも元気でね。

    • 敬老の日、おめでとうございます。

      これかもどうぞご指導よろしくお願いします。

    • いつもいろいろとお世話になっています。

      これからもお元気で長生きしてくださいね。

    • 敬老の日おめでとう!これからも夫婦仲良く長生きしてね!

    敬老の日のお祝いの挨拶・メッセージで一言添える場合

    メッセージで一言書いて添える場合も、基本的には直接挨拶を言うのと同じですが、せっかくなので直接言うと少し照れくさいことを書いてみるのもいいですね。

    • 敬老の日おめでとう!いつまでも素敵なおばあちゃんでいてね。
    • 敬老の日おめでとうございます。

      これからも素敵な笑顔を見せてくださいね。

    • いつも若々しく素敵なおふたり、私たちの憧れです。

      これからも仲良く長生きしてください

    • いつもかっこいいおじいちゃん、これからも頼りにしてるよ!
    • おふたりがお健やかに敬老の日を迎えられたこと、心から嬉しく思っています。

      これからもどうぞお元気で。

    ご長寿のお祝いの挨拶

    基本的には敬老の日のお祝いと同じで大丈夫ですね。

    「敬老の日」の代わりに、「還暦」「古希」などの言葉を入れるといいかと思います。

    • 還暦、おめでとうございます!これからもますますお元気で。
    • つつがなく米寿を迎えられましたこと、心よりお慶び申し上げます。

      いつまでもお健やかで過ごされますよう、お祈り申し上げます。

    • 古希おめでとうございます。

      どうぞお体を大切に、いつまでも長生きしてくださいね。

    敬老の日のお祝いの封筒やのしの書き方

    敬老の日のお祝い金を入れる封筒や、のしの書き方をご紹介します。

    ご長寿のお祝いの場合は異なりますので、別々に紹介しますね。

    敬老の日のお祝い金の封筒とのし

    敬老の日のお祝い金を入れる封筒は、一般的な御祝儀袋を使用しますが、水引(紅白の紐飾り)の形に注意しましょう。

    敬老の日の御祝儀袋は、水引が「蝶結び(花結びともいう)」ものを選びます。

    蝶結び(花結び)の水引
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    普通のリボンの蝶結びのように、下に垂れ下がった形ですね。

    この「蝶結び/花結び」は、何度も繰り返したほうがいいお祝いの時に使われるものです。

    一方、結婚式のご祝儀や、快気祝いに使われる水引は「結び切り」といい、上を向いています

    これは、このお祝いは一回限りにしたいという場合に用いられる水切りです。

    結び切りの水引
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    この水引の形は重要なので、間違えないようにしましょう。

    敬老の日ののしの水引は、「蝶結び/花結び(=下向き)」です。

    御祝儀袋の表書きの部分(白い長方形の短冊)は、上部が「お祝い」「寿(壽)」「敬寿」「祝延寿」のものを選ぶか、記入します。

    下の部分は、自分の名前をフルネームで書きます。

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    連名の場合は年長の人の名前を右に書きます

    子供や孫の場合などは、下の名前だけでも大丈夫です。

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    3名以上の場合は、代表者の氏名を書き、左に「外一同」と書きます

    keirounohi-iwaikin9 のコピー
    そして、別紙に全員の名前を、右から年齢順に書いて、同封します。

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    また、「子供一同」「孫一同」のようにまとめてもOKです。

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    ここまでののしの流れは、敬老の日の贈り物をする際ののしも同じです。

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    中の内袋には、表面に金額、裏面に自分の氏名と住所を書きます。

    また、入れるお札を用意し、図のように封筒の表側に人物像が上にくるように入れます。

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    金額を書く際には、旧漢字を使わなくてはならないので、例を挙げておきますね。

    5千円:金伍阡円
    1万円:金壱萬円
    2万円:金弐萬円
    3万円:金参萬円
    5万円:金伍萬円
    10万円:金拾萬円也
    30万円:金参拾萬円也
    100万円:金佰萬圓也

    一般的に、2で割り切れる数(2、4、6など)は良くないとされていますが、「8」は「末広がりの八」で縁起が良いとされるので使っても良いです。

    「4」と「9」は、「死」と「苦」を連想することから、避けるべきとされています。

    ご長寿のお祝い金の封筒とのし

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    ご長寿のお祝いの場合も、水引は「蝶結び(花結び)」のものを選びます。

    水引の色は、敬老の日と同じく赤・白のものか、さらにきらびやかな金・銀のものを選びます。

    水引の上の表書きの部分は、一般的には「敬寿」「祝延寿」と書きます。

    この表書きの部分は、祝う年齢によってバリエーションがありますので、まとめてご紹介しますね。

    • 一般的な長寿や敬老の日のお祝い・・・「敬寿」「祝延寿」
    • 60歳(還暦)のお祝い・・・「賀華甲」「祝還暦」「還暦御祝」
    • 70歳(古希)のお祝い・・・「祝古希」「御古希御祝」「古希御祝」
    • 77歳(喜寿)のお祝い・・・「祝古希」「御古希御祝」「古希御祝」
    • 80歳(傘寿)のお祝い・・・「祝傘寿」「御傘寿御祝」「傘寿御祝」
    • 88歳(米寿)のお祝い・・・「祝米寿」「米寿御祝」「御米寿御祝」
    • 90歳(卒寿)のお祝い・・・「祝卒寿」「卒寿御祝」「御卒寿御祝」
    • 99歳(白寿)のお祝い・・・「祝白寿」「白寿御祝」「御白寿御祝」
    • 100歳以上のご長寿のお祝い・・・「御上寿御祝」

    上記の表書き以外の記入例は、敬老の日のお祝いと同じです。


    以上、

    • 敬老の日のお祝い金の金額は?
    • 敬老の日のお祝いの挨拶の言葉は?
    • 敬老の日のお祝いの封筒やのしの書き方

    の内容でお送りしました。

    敬老の日については、外にも記事を書いていますのでよかったら読んでみてくださいね!

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

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