フランス旅行を計画する場合、現地の言葉が話せないと不安ですよね。
英語は通じるのか?
あるいは、日本語でOKなのか?
現地語がどうしても必要になるケースは?
この記事では筆者のパリとマルセイユでの実体験を元にそれぞれの都市で英語や日本語が通じるかを試した結果を紹介しています。
また、後半では日本語しか話せない場合でも困らない方法にも触れました。
1.フランス旅行で英語は通じる?
フランス旅行で英語は通じるでしょうか?
僕はパリとマルセイユに旅行したことがありますが、両方の歳では大きく違っていました。
①パリで英語は通じる?
2010年の12月にパリに旅行しました。
もうかなり前になりますね。
僕は英語に関しては、は普通の日本人が理解できる程度です。
つまりちゃんと話せません。
ですが、以前ニューヨークに旅行したことがあり、何とかなるんじゃないかと考えていたんです。
結果、何とかカタコト英語で行けましたね。
パリには多くの旅行者が訪れるため、ホテルや飲食店の人たちはほとんど英語が話せるようでした。
日本語はどうかというと、何度か試しました(というか出ちゃった)んですが、通じませんでした。
パリには日本人が1万人以上住んでいるようで、街を歩いていても時々見ました。
現地で話した日本人の方の話によると、昔はパリでも英語が通じなかったそうです。
というより、英語は理解はできるけどフランス語を話さない人に冷たかったんだとか。
それから政府からサービス面でテコ入れがあって、観光産業活性化のために英語を話すツーリストに優しくなっていったらしいです。
そういうわけで、今ではパリでは英語が普通に通じます。
②マルセイユで英語は通じる?
2011年の5月にマルセイユに旅行しました。
マルセイユでもカタコト英語で何とかなるだろうと踏んでいましたが、ちょっと勝手が違いましたね。
ホテルや空港では英語で困ることは無かったですね。
ですが、一度街に出ると英語が通じません。
フランス語の音やリズムは何となく分かるんですが、やっぱり意味までは分かりません。
因みに僕は大学で第2外国語としてフランス語を選択していたので、一通り簡単な文法は学んだんです。
ですが、「難しかった」ということしか覚えてないんですよね。
ちょっと単語はチラホラと残ってますが、全く出来ないに等しいです。
数の数え方も独特だし、とっつきにくい言語だなあと感じました。
英語と似た単語もあるので、知っている英単語に近い言葉はちょっと頭の中で英語に変換してから日本語にする感じですかね。
だいぶタイムラグがあるので会話はできるはずもなく、看板とかメニュー表とかに書いてある単語がちょっと分かる程度でした。
念のために持っていったガイドブックと、iPhoneの翻訳アプリを頼りに何とかこちらが発する言葉は伝えることができました。
そして、
- ウィー(YES)
- ノン(No)
で答えてもらう感じで何とか切り抜けましたよ。
でもやっぱり相手がサラッと話す言葉がいちいち理解できずに、ちょっと悔しいと言うか申し訳ないというのを感じました。
しかしマルセイユはフランスでパリに次ぐ大都市なので、英語通じるお店もあります。
最初に入ったイタリア料理屋さんは少し英語で会話が出来ました。
やっぱり、マルセイユではフランス語をある程度分かっている方が楽しいんじゃないでしょうか。
その前に、まず英語をもっとしっかり話せるようになるのが先ですかね?
2.フランス旅行で日本語しか話せないと困る場合は?
上で紹介した通り、フランス旅行(特にパリ)では英語は通じます。
ですが、日本語しか話せない場合は困ることがありました。
レストラン等のお店ではまあ身振り手振りでもOKなんですが、想定外のことが起きた場合は日本語オンリーでは厳しいです。
僕の場合は、パリの帰りの飛行機がダブルブッキングで乗れなかったんです。
かなりびっくりしたんですが、航空業界ではダブルブッキングってよくやるらしいですよ。
そういうことも理解できていなかったのが悪いんですが、チェックインして飛行機にのるために列に並んでいたんです。
ところが、
「ダブルブッキングがあったから、最初から載ることになっていた人はカウンターへ来てくれ」
というアナウンスがあったみたいだったんですよ。
でも僕は並びながら携帯アプリのゲームで遊んでいてそのアナウンスに気づかなかったんです。
アナウンスはフランス語と英語で流れたみたいなんですが、全っっっ然耳に入ってきませんでした。
気づいたら搭乗締め切りになっていて、カウンターに質問したら「もう乗れません」と英語で言われたんです。
ふつふつと怒りがこみ上げてきましたが、英語で怒ったのでテンションは半分くらいになっちゃいましたね。
やむなくホテルに戻って、予約無しでもう1泊させてくれと頼んでなんとか宿を確保。
翌朝の飛行機で何とか日本に戻ったという。
こういう想定外があった場合に、日本語しか話せないと厳しいですよね。
せめて英語は少しは理解できるようにしておくべきですね。
3.フランス旅行で現地語が必要なケースは?
フランス旅行で、どうしてもフランス語でなければ困るというケースは、僕がパリとマルセイユに旅行した中では無かったです。
レストランでは、できればフランス語が話せたほうが良いというのはありますが、基本的にはカタコト英語と身振り手振り、翻訳アプリとガイドブックでOKです。
ただ、もっとマイナーな都市へ行く場合は要注意ですね。
あまり観光で訪れる人がいないような町は日本語はもちろん、英語を話せる人も少ないです。
事前にトラベロコなどで現地日本語通訳などがいるかどうか調べてから計画する法が良いですよ。
トラベロコの利用方法はこちらの記事で説明しています。
>>イタリア旅行で英語は通じる?日本語ガイドはすぐ頼める?現地の言葉を使う機会や困る場合も
4.フランス旅行でフランス語も英語も話せない場合でも困らない方法は?
フランス旅行で、フランス語も英語も話せない場合でも困らない方法ってあるんdねしょうか。
僕がパリとマルセイユに旅行した頃には存在していませんでした。
ですが・・・
今はあるんです。
日本語を話しかけるとフランス語にダイレクトで翻訳して音声で話してくれる凄いやつが。
それは、ポケトークです。
ポケトークは小型で超高性能な翻訳機です。
その場で入力した音声を即時翻訳してくれて、そのまま音声でフランス語で発音してくれます。
もはや、通訳機ですね。
普通に現地語で会話するのと比べれば多少タイムラグが出ますが、こんなに素晴らしいアイテムをもっているなら日本人は堂々とこれを使えばヒーローになれます。
「凄いでしょ、これ」という雰囲気で使うと良いと思いますね。
ポケトークの使い方や収録されている言語の一覧を記事にしましたので参考まで。
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以上、今回はフランス旅行で英語が通じるかを実体験から紹介しました。
日本語しか話せない場合は、最後に紹介したポケトークがおすすめです。
いや、英語がカタコトの場合も有効ですね。
フランス語の発音にもなります。
ということで、楽しいフランス旅行になることを願っています。
オーボワ〜!