雛祭りが終わると、お雛様っていつ片付けるのが正解なんだろう、自分で処分してもいいのかなど、毎年のように悩む人も多いのではないでしょうか。ひな祭り当日も、ひな祭り 食べるもので悩む方もいるかもしれませんが、ひな祭りが終わってからも片づけが残っています。子どもの成長を願って飾る大切な雛人形だからこそ、片付けや処分方法などは知っておきたいところです。この記事では、お雛様の片づけるタイミングだけでなく処分の仕方なども調べて紹介していきます。
早くしまわないと婚期が遅れる?
「お雛様をいつまでも出しておくと婚期が遅れる」と言われることがありますが、これは科学的な根拠がある訳ではなく、昔からの言い伝えとして伝わっているものです。
そもそも雛人形には厄を人形に移して娘を守るという意味合いがあるため、厄をため込んだままにしないで、きちんと片付けようという教えを、婚期という分かりやすいイメージに置き換えたと考えられています。このため、お雛様はいつ片付けるのが良いかという問いに対してはだらだらと放置せず、節句が終わったらできるだけ早めにしまうという心がけが大切だといえますね。
お雛様はいつ片付けるのが正解?
お雛様を片づける時期については、実は厳密な正解があるわけではなく、地域の習慣や家族の考えによって変わってきます。一般的にひな祭りが終わったら、できるだけ早めに片付けるのがよいとされています。明確にいつまでに片づけるという決まりはあるのでしょうか?片づける際の天気との関係についても紹介していきます。
地域や家庭で片付け時期が違う
お雛様をいつ片付けるかですが、明確に〇日までという決まりはなく、地域によっても違いが見られます。例えば、旧暦を意識して長めに飾る地域もあれば、桃の花の状態や気候を目安にしている地域もあり、雛祭りが終わった翌日までに絶対に片付けなければいけないというような共通ルールがある訳ではありません。お雛様をいつ片付けるか迷ったときは、自分が育った地域の慣習や、祖父母がどうしていたかを聞いてみると、その家らしい目安が見つかることがあるかもしれません。
天気も関係してる
お雛様をいつ片付けるのかを考えるときに、実はとても大切なのが天気です。雛人形は紙や布、木など湿気に弱い素材が多く使われているため、雨の日や湿度の高い日に片付けると、カビや変色の原因になることがあります。お雛様はいつ片付けるのが良いかと聞かれたら、晴れていて、空気がカラッとしている日が一つの目安にするのもいいかと思います。
片づけのポイント
お雛様を片付ける時のポイントを紹介します。また来年にきれいな状態でお雛様を出せるように、最低限おさえておきたい注意点もあわせて説明します。
湿気はNG!
お雛様を片付けるタイミングで天気が関係していると前述しましたが、片づけ作業はなるべく窓を開けて風通しを良くした状態で行いましょう。人形を箱に戻す前に、柔らかい布やはたきでほこりを軽く落として、顔や衣装に水分がついていないかもきちんと確認しましょう。
もし除湿剤や乾燥剤がある場合、お雛様をしまう箱や収納ケースに一緒に入れておくと、湿気対策として心強いです。
差がつく収納場所
収納場所は、押し入れの奥や納戸などにしまうことが多い化と思いますが、極端に湿気が多い場所や、夏場に高温になりすぎる場所は避けたほうがよいです。できるだけ温度変化が少なく、風通しが悪すぎない場所を選ぶことで、カビや変形のリスクを減らせます。
お雛様を処分するタイミングは?
そもそもお雛様を処分してもいいのかと悩む人もいるかと思います。子どもの成長とともに飾る機会が減ってきたり、引っ越しなどで保管場所に困ることもあります。ここでは、どのタイミングで手放すのか、手放す際の処分方法などを調べていきます。
手放すタイミング
子供の成長に伴い、お雛様をいつまで飾り続けるのか、いつ手放すのかというタイミングも悩ましいですよね。家庭によっては、引っ越しや家の建て替えのタイミング、生活の節目で区切りをつける家庭もあります。手放すタイミングが難しい場合は、数年飾らなかったなどの理由を一つのラインにしてもいいかもしれません。
気になる処分方法
お雛様を最終的に手放すと決めたら、次に気になるのが具体的な処分方法です。ここではいくつかの処分方法を紹介します。片づけるタイミングが家庭ごとに違うように、処分についてもそれぞれ違うため自分たちにあった形を選ぶことが大切です。
神社で供養してもらう
人形供養を行っている神社やお寺では、雛人形を含むさまざまな人形をまとめて供養してくれます。受付方法は場所によって異なり、事前予約が必要なところや、決められた日に持ち込むところ、宅配での受け入れを行っているところなどがありますので、事前に公式サイトや問い合わせで確認をするようにしてください。
供養後は、寺社側が適切な方法で焼納するなどの対応をしてくれるため、自分たちで無理に処分方法を決める必要がなく、気持ちの面でも区切りをつけやすくなります。
自治体でゴミとして出す
自治体のルールに従って処分するという方法もあります。燃えるゴミとして出せる部分と、不燃ゴミや粗大ゴミとして扱われる部分が分かれているケースもあるため、事前に自治体のゴミ分別ルールを確認しておくようにしましょう。特にガラスケース入りの雛人形などは、ケースと中身で分別方法が異なることもあります。
リサイクルや寄付
まだきれいな状態のお雛様であれば、リサイクルショップやネットオークション、フリマアプリなどを通して、次に大切にしてくれる人に譲るという選択もあります。中には、保育園や児童施設、地域の団体などで飾りとして受け入れてくれる場合もありますので、事前に相談してみるのも一つの方法です。
人形供養やゴミとして出すのではなく、誰かのもとでまた飾ってもらえるなら安心と感じる人も多くいるかと思います。リサイクルや寄付を選ぶ場合は、人形の状態や付属品の有無、飾るためのスペースなどの条件が相手にとって負担にならないかを想像しながら、丁寧にやり取りを進めることが大切になってきます。
まとめ
お雛様はいつ片付けるのか、そして処分してもいいのかについては、実は明確な基準があるわけではなく、家庭ごとの考え方が大きく影響していることがよくわかりましたね。晴れた日に湿気を避けて丁寧にしまうこと、感謝の気持ちを持って供養や寄付などの手段を検討することができれば、きっと自分たちらしい形で雛祭りの区切りをつけられるはずです。


