MENU

絶対に負けられない戦いがそこにはあるの意味は?いつから使われてるの?

「絶対に負けられない戦いがそこにはある」はサッカー日本代表関係のキャッチフレーズです。

これっていつから使われているんでしたっけ?
何か特別な意味があるんでしょうか。

気になったので調べてみました。

この記事では「絶対に負けられない戦いがそこにはある」の意味や起源を紹介しています。

もくじ

「絶対に負けられない戦いがそこにはある」はいつから使われてる?

「絶対に負けられない戦いがそこにはある」は、2004年から使われています。

AFC(アジアサッカー連盟)の公式戦の際に使うために作られたキャッチフレーズなんです。

その後はFIFAワールドカップでも使われるようになり、テレビ番組だけでなく色んなシーンでアレンジされて使用されてますね。

「絶対に負けられない○○が、そこにはある」
と「○○」のところを変える感じです。

最初はまあ面白かったですが、けっこうしつこく色んな番組で使ってましたよね。

誰が作った?

「絶対に負けられない戦いがそこにはある」はテレビ朝日の「日本テレビが放送するサッカー日本代表の試合中継」で使用するキャッチフレーズの1つです。

最近あまり見ませんが、アレンジされて他局でも多用されていたことから商標等は無いと思われます。

ジングル(短いCG動画)が作られて、声にもエフェクトをかけて演出していくつものバージョンが存在しました。

↓2014年ブラジルW杯バージョン

今では使われているのか分からないくらいにさり気なく出ています。

テレビ朝日の日本代表応援ページでは今でもロゴとして使われてますよ。

最初の頃はジングルの最後に「AFC」と出ていましたが、途中から「JAPAN PRIDE」に変わりました。

何のプライドなんですかね?
日韓ワールドカップで16強に進んだことがあるプライドでしょうか。

JAPAN PRIDEの意味はちょっと不明です。

意味は?

「絶対に負けられない戦いがそこにはある」の意味は、2006年ドイツワールドカップへ向けた予選が始まる際に作られたことから、「ワールドカップ本戦に出るためには絶対に負けられない」とうい意味が込められていると考えられます。

特に前回の2002年大会は日韓共同開催という日本にとって特別な大会でした。

結果はベスト16入りということで躍進しましたが、共同開催した韓国が準決勝まで進んだこともあり2006年には日本も上位進出をと意気込んだ大会だったんです。

2006年のワールドカップ日本代表は、メンバー的にも

 

  • 中田英寿
  • 中村俊輔
  • 高原直泰
  • 三都主アレサンドロ

 

 

が揃い「史上最強と呼ばれていました。

しかしチームの状況は悪く、ドイツワールドカップ本戦の予選リーグでは最下位に沈んだんです。

日本全体が意気消沈して活気がなくなっていったように感じました。

2006年はホリエモンの逮捕や第一次安倍内閣の失敗、新庄剛志の引退など残念なニュースがけっこうありました。

いっぽうで表参道ヒルズのオープンやプレステ3の発売など、未来へ繋がる希望となるような出来事もあったんですよね。

懐かしいですね。

日本代表が勝てない理由にされる

「絶対に負けられない戦いがそこにはある」は、要約すれば「勝つ」ということになります。

基本的に「勝つ」と「負けられない」は同じ意味ですが、回りくどいことと、「引き分け」も含まれることから
力強さに欠ける
と言われています。

さらに、「絶対勝つぞ」に比べて「絶対に負けられない」は選手にとってプレッシャーになるとも。

確かに、勝負事の際「絶対勝つぞ」と思っているのと、「絶対に負けるわけに行かない」と思っているのとではプレーのアグレッシブさが違うような気がしますね。

決定機に攻めたプレーを躊躇して無難にこなそうとした結果、柳沢敦のようなメンタルになってしまうことにもなりかねません。

日本全体から「負けられちゃ困る」と思われているように感じて、萎縮していいプレー出来ないような。

テレ朝にはそろそろコレを廃止して、もっと日本が強くなる良いキャッチフレーズに変えて欲しいという声も出ています。

好き嫌いは別として、もう10年以上使ってますからね。

テレ朝の人はどうか知りませんが、一般の人は別にこのキャッチフレーズに思い入れや愛着は感じていないという人が大半ですし、若い世代はキャッチフレーズの存在自体知らない人も多いです。

2020年のワールドカップアジア予選開始時には新たなキャッチフレーズが出来ることを期待しましょう。


以上、今回は「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」の起源や意味についてでした。

サッカー日本代表のワールドカップでの活躍を願って作られたこのキャッチフレーズですが、結果がいまいち伴ってこないことから散々な言われようになってます。

しかし、2018年ロシアワールドカップの結果次第では評価もまた変わってくるかも知れませんね。

ちょっとその辺も気にしながら中継を見ていようと思いました。

最後まで見ていただきありがとうございます。

次の記事もお楽しみに。

では!

よかったらシェアしてね!
もくじ