天赦日は縁起の良い日だということで
最近注目されています。
読み方は「てんしゃにち」。
特に入籍や家を建てる時など、人生の
重要な日を決める際に天赦日を選ぶ
人が多いです。
しかし、天赦日を選んで入籍した
芸能人が離婚しているケースが
多いとも言われていますね。
何が原因だったんでしょうか?
仏滅と重なったらどっちを優先したら
良いのか微妙ですよね。
そこで今回は天赦日の意味や仏滅
などの良くない日と重なった場合の
優先順位、天赦日に入籍した芸能人
について見ていきたいと思います。
1.天赦日の意味は?
天赦日(てんしゃにち)は、
暦に書かれている暦注の一つです。
暦注とは方位や日時の吉凶を表すもので
中国から伝来した陰陽五行説や十二支
等が元になっています。
江戸時代頃から吉凶占いが盛んになり
天赦日を選んで建前(家の棟上げ)や
婚姻を行なっていたようですね。
天赦日の意味は、暦注の中でも最も
吉とされる日で、
百神が天に昇り、
天が万物の罪を赦(ゆる)す日
とされています。
年によって変わりますが、2018年は
6回あります。
(下で解説します)
- 入籍
- 引越し
- 家の建築(上棟)
- 会社の設立
など重要な日をこの天赦日を選んで
設定する人や会社が多いです。
2.天赦日と仏滅が重なったら優先するのはどっち?
2018年の天赦日は以下の通りです。
- 2月1日(木)
- 2月15日(木)
- 4月16日(月)
- 7月1日(日)
- 9月13日(木)
- 11月28日(水)
この中で、「仏滅」などと重なる日も
あるんです。
仏滅は六曜のひとつで、明治以降に
生まれたものです。
より歴史が古いのは天赦日です。
個人的には天赦日を優先して良いと
感じますが、気になる場合は凶の要素
が無い日を選んだほうが良いでしょう。
では、上で紹介した天赦日を一般的に
使われている六曜等の暦注と組合せて
一覧表で見てみましょう。
天赦日(2018年) | 他の暦注 |
---|---|
2月1日(木) | 一粒万倍日 |
2月15日(木) | 大安・不成就日 |
4月16日(月) | 不成就日 |
7月1日(日) | 一粒万倍日 |
9月13日(木) | 大安・一粒万倍日 |
11月28日(水) | ー |
凡例
- 一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
=選日の一つ。一粒の籾が1万倍の稲穂になる例えから、会社設立や店舗の改行など、商売繁盛を願う場合に選ぶ日です。
- 大安(たいあん)
=六曜の一つ。万事に良い日とされていて最も一般的な吉日です。
- 不成就日(ふじょうじゅび)
=選日のひとつ。何事も上手くいかない日とされていて、1年に48回あります。
この表から、9月13日が
- 天赦日
- 大安
- 一粒万倍日
という吉日が3つ重なっているので
最強ですね。
次に一粒万倍日と重なる7月1日
と2月1日。
次いで凶要素のない11月28日です。
ただし、会社設立日に関しては、
ビジネスを開始するタイミングを
優先した方が良いです。
吉日を待つばかりにビジネスチャンス
を逃すのでは元も子もないですので。
3.天赦日に入籍した芸能人は離婚する?
天赦日に結婚した芸能人は離婚する
というふうに言われていますが、実際
どうなんでしょうか?
ちょっと調べてみました。
天赦日に入籍した芸能人カップル
- 高城剛・沢尻エリカ(のち離婚)
- 陣内智則・藤原紀香(のち離婚)
- 赤西仁・黒木メイサ
- HIEO・上戸彩
- 永井大・中越典子
高城剛さん・沢尻エリカさん元夫婦と、
陣内智則さん・藤原紀香さん元夫婦が
印象強すぎて「天赦日に入籍した芸能人
夫婦は離婚する」なんて言われてますが、
実際にはここで紹介した夫婦以外にも
多数のカップルが天赦日に入籍しています。
離婚したのは上記二組だけのようなので
むしろ天赦日に入籍したら離婚しない
という方が当たってる気がしますね。
そもそも、天赦日など吉凶を気にする人
は、他にスべきことを全部終えて、
余裕のある時間で吉凶を調べる傾向が
あります。
ということは、キチンと準備が出来た段階
で計画性があって夫婦生活をうまくやって
いけるということが言えますね。
つまり、天赦日に入籍したから大丈夫
なのではなく、大丈夫なカップルが
天赦日に入籍していると言った方が
良いですね。
また、たとえ離婚したとしても、離婚
自体が悪いことではなく、結果的に
お互いにとって良い判断だったという
ケースもありますよね。
よく計画して日取りを決め、結果的に
吉日だったというのが一番幸せかな、
と思います。
中々ないでしょうけど・・・。
以上、今回は天赦日についてでした。
風水や家相など、方位や日時に吉凶
を設定した占いはたくさんありますが、
あまりこだわりすぎないで、楽しむ程度
に取り入れてみてはいかがでしょうか。
最後まで見ていただき
ありがとうございました。
次の記事もお楽しみに。
では!