セグウェイやナインボットの値段はいくら?乗り方や公道での規制も
セグウェイは一人で立って乗る乗り物ですよね。
2000年に初めてニュースになった時は「ジンジャー」と呼ばれていました。
当時はまだジンジャーがどんな発明なのかも分からず、憶測が飛び交っていたのを覚えています。
中には映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で未来に行ったマーティ(マイケル・J・フォックス)が乗っていた宙に浮くスケートボードが実現したと言っている記事もあり、みんながワクワクして発表をまちましたよね。
発表された時の大方の反応は「なんだ宙に浮いてないじゃん」というものでした。
かなりハードル上がってましたからね、仕方ないと思います。
しかしやっぱりよくよく考えてみると凄い発明だということで、製品と同時に発表された名称「セグウェイ」の存在は徐々に世界に広まっていきました。
今ではかなり普及してきて、自分にあったカスタムをするケースもあります。
今回は発表から22年となるセグウェイの値段、価格の安い店、セグウェイの乗り方と公道での規制についてお送り致します。
1.セグウェイの値段は?
セグウェイの価格について見てみましょう。
セグウェイ社は2013年にSummit Strategic Investments社に買収され、2015年に上海Xiaomi社傘下のナインボット社に売却されました。
正式にセグウェイの流れをくむブランドとしては「セグウェイ」と「ナインボット」があります。
セグウェイの日本代理店はセグウェイジャパン(株)です。
ナインボットの日本代理店は(株)オオトモです。
現在ジャイロセンサーを搭載したセグウェイのようなマシンは他のメーカー等でもたくさん考案されていて優れた製品がどんどん出てきています。
今回はセグウェイやナインボット以外の電動立ち乗り二輪車や一輪車も取り上げてみました。
①セグウェイPT i2 SE(オンロード)
一般的に「セグウェイ」と言ったらこのセグウェイPT i2 SEのことです。
テレビや雑誌では華奢な乗り物に見えますが、実際に見るとかなり骨太で大きいんですよ。
補足
価格:925,000円(税抜き) ※別途納車調整費20,000円(税別)
最高速度:20km/h
走行可能距離:約30km
充電時間:約8時間
②セグウェイPT x2 SE(オフロード)
セグウェイPTのオフロードタイプです。
セグウェイPT x2 SEはアスファルトやコンクリート以外の地面、つまり土や砂利、多少の段差の上を難なく移動することができます。
タイヤもオフロード仕様で凸凹していることもあり、走行可能距離が「セグウェイPT i2 SE」に比べてかなり短くなっていますね。
補足
価格:987,000円(税抜き) ※別途納車調整費20,000円(税別)
最高速度:20km/h
走行可能距離:約19km
充電時間:約8時間
③ナインボットE(ナインボット社の製品)
ナインボットはセグウェイと同等の基本性能をもった洗練されたデザインの電動立ち乗り二輪車です。
ナインボットEの「E」はエリート(Elite)のEです。
ナインボット社はセグウェイ社を買い取ったことでセグウェイのノウハウを取り入れよし洗練された電動立ち乗り二輪車を作りました。
デザインはかなりシンプルで未来的な感じです。
ただ、セグウェイの無骨な感じが好きという方もいらっしゃるので好みですよね。
値段は定価で比較するとセグウェイよりかなり安いですね。
補足
価格:530,000円(税込)
最高速度:20km/h
走行可能距離:約20km
充電時間:約5時間
④ナインボットmini Pro(ナインボットEのミニタイプ)
ナインボットmini ProはナインボットEを一回り小さくしたタイプです。
必要な機能かどうかは置いといて、スマホアプリでリモートコントロールができます。
補足
価格:150,000円(税込)
最高速度:18km/h
走行可能距離:約30km
充電時間:約4時間
⑤ナインボットOne(ナインボット社の一輪タイプ)
ナインボットOneは電動立ち乗り一輪車です。
二輪のナインボットに比べて操作が難しいため慣れが必要ですが機構がシンプル軽く持ち運びもしやすくなっています。
またカスタマイズパーツも色々と用意されていてオリジナリティあるマシンを作ることが出来ます。
補足
価格:200,000円(税込)
最高速度:15km/h
走行可能距離:約10〜15km
充電時間:約2.5時間
⑥ナインボットOne S2(ナインボットOneの軽量・進化版)
ナインボットOneが軽量化されて値段も安く最高速度も巡航距離も伸びたのがナインボットOne S2です。
ナインボットOneほどではないですがカスタムパーツがあります。
スペック的にはどう考えてもナインボットOne S2が一番良いです。
補足
価格:120,000円(税込)
最高速度:20km/h
走行可能距離:約30km
充電時間:約3時間
↓楽天では79,690円で販売中
⑦V-Board(「ミニセグウェイ」と呼ばれている)
V-Boardは「ミニセグウェイ」と呼ばれている電動立ち乗り二輪車です。
色んな色があって選ぶのも楽しそうですね。
販売元はVIVO-MARKETです。
補足
価格:68,000円(税込)
最高速度:20km/h
走行可能距離:約20~25km
充電時間:約3時間
⑧AirWheel S3
AirWheel S3は中国系企業AirWheel社の電動立ち乗り二輪車です。
スペック的にナインボットmini proに似た感じですが走行可能距離が半分程度なのが気になりますね。
補足
価格:188,000円(参考価格)
最高速度:18km/h
走行可能距離:約15km
充電時間:約3時間
⑨AirWheel Xシリーズ
AirWheel X8はAirWheel社の電動立ち乗り一輪車です。
XシリーズにはX3、X6、X8のシリーズがあり、Bluetoothスピーカーを内蔵したタイプもあります。
スピーカー内蔵タイプは音楽を聞きながら走れて楽しそうですよ。
以下はX8のスペックです。
補足
価格:88,800円(参考価格)
最高速度:18km/h
走行可能距離:約18〜23km
充電時間:約2時間
⑩SOLOWHEEL STREME
SOLOWHEEL STREMEはナインボットOneに似た電動立ち乗り一輪車です。
価格と性能を考慮するとちょっとコストパフォーマンスに劣りますね。
補足
価格:352,690円(参考価格)
最高速度:16km/h
走行可能距離:約20km
充電時間:約2時間
⑪SOLOWHEEL HOVER
SOLOWHEEL HOVERは最高速度8km/hということでちょっとパワー不足が否めないですね。
他の製品が15〜20km/h出ることを考えると物足りないです。
標準充電時間が1時間というのは良いです。
補足
価格:102,000円(参考価格)
最高速度:8km/h
走行可能距離:約15km(水平面に限る)
充電時間:約1時間
2.セグウェイの価格の安い店
セグウェイPT i2 SE、セグウェイ x2 SEは今のところ正規ショップ以外では買うことが出来ないようですね。
定価で購入する以外ない状態です。
ナインボットシリーズは家電量販店の通販や楽天、アマゾン等で買うことができます。
例えばナインボットEはビックカメラオンラインで398,000円で購入可能です。
定価が53万円ですからかなり安いですよね。
定価ベースで最もコストパフォーマンスの高いと言えるナインボットOne S2(定価120,000円)は楽天で65,000円で買えますね!
この価格はV-Boardの68,000円よりも安いですから、僕はナインボットOne S2を楽天で買いたいです(^^)
3.セグウェイの乗り方
セグウェイの乗り方について見てみましょう。
セグウェイに限らず立ち乗り電動二輪車や一輪車は、ジャイロセンサーを搭載しているため体重を前に傾けると前進し、後ろに傾けるとバックするという乗り方になっています。
右左折は、ハンドル付きのセグウェイはハンドルを右にひねると右に曲がり、左にひねると左に曲がります。
静止した状態でハンドルをひねると、ひねった方向にその場で周ることもできます。
立ち乗り一輪車は一つのタイヤを両足で挟み込む感じで運転します。
乗る時が慣れるまでちょっと怖いですが、慣れてしまえば難しくないですよ。
二輪の方が安定感があるため扱いやすいです。
動画で見てみましょう。
↓セグウェイPT i2 SEの乗り方
ハンドル付きの電動立ち乗り二輪車は概ねこの通りの乗り方で問題無いです。
↓立ち乗り電動一輪車の乗り方(ナインボット One ポーランド語)
初めてだとちょっと難しいっぽいですね。
4.セグウェイは公道で乗れるのか?規制も
セグウェイなどの電動立ち乗り二輪車や一輪車は現在のところ道路交通法上、日本の公道では乗ってはいけません。
ただ他の先進国ではほとんど公道で乗れるようになっているそうですから、そのうち日本の公道でも乗れる日が来ると言われています。
楽しみですよね。
ただ、リスクを考えて国ではさまざまな規制を考えているみたいなので、電動立ち乗り二輪免許や電動立ち乗り一輪車免許などが必要になる可能性もあります。
原付免許のように遠い運転試験場まで免許を取りに行かなくてはならないんでしょうか。
いずれにしてもまだ公道での走行は駄目なんで、移動手段としての利用はもう少し待っていましょう。
当面はレジャー目的ですね。
以上、今回はセグウェイやナインボットの価格や乗り方等を紹介しました。
■目次 ~この記事の内容~
お気に入りの電動立ち乗りマシンは見つかりましたか?
今後この業界は間違いなく発展していきます。
どんどん新しい製品が生まれていますよ。
スケートボードスタイルのものや両足に履くローラースケート風のものも販売されています。
このジャイロセンサーを搭載したマシンであるセグウェイって、やっぱり本当に凄い発明だったんですね!
今後の進化に期待しましょう。
そして値段も安くなって欲しいです(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。