2017年4月ドラマ「母になる」で新境地を見出した沢尻エリカさん。
沢尻エリカさんは悲劇に遭遇する母親役に挑戦したんです。
注目のドラマでしたが、内容はどんなだったんでしょうか?
今回は、「母になる」の沢尻エリカさんの役柄や共演者、内容を紹介していきたいと思います。
沢尻エリカのプロフィール
名前 | 澤尻エリカ(さわじり えりか) |
---|---|
生年月日 | 1986年4月8日(38歳) |
出身地 | 東京都 |
身長 | 161cm |
血液型 | A型 |
所属事務所 | エル・エクストラテレストレ |
特技 | 乗馬・ダンス |
沢尻エリカさんは小学6年生の時に、漫画雑誌「りぼん」の懸賞ページのモデルでデビューします。
そんな前からやってたんですね!
その後、雑誌「二コラ」のモデルとして活動していきます。
「パッチギ!」での演技が高く評価され多くの賞を受賞し、それからも多くのドラマや映画に出演していました。
その中でも印象に強く残っているのが舞台挨拶での
「別に騒動」
だと思います。
沢尻エリカの「別に騒動」を今振り返ると
沢尻エリカさんの「別に騒動」は、2007年の映画「クローズド・ノート」の完成舞台挨拶の会場で起こりました。
舞台挨拶での以下のやり取りが日本中を駆け巡る大騒動となったのです。
- 記者「この映画でもっとも印象の深いシーンは?」
エリカ「・・・特に無いです」 - 記者「共演者やスタッフにクッキーを焼いて配ったそうですが、どんな気持ちで配ったんですか?」
エリカ「別に」
私はこのニュースを見て本気で怖かったです^^;
質問した記者さんかわいそうでした。
動画で確認してみましょう。
背筋がゾーーーっとなるほど怖いですよね?!
沢尻産、なぜこんなことをしてしまったんでしょう?
映像でも見れますが、街頭インタビューで一般の人も「わざとだったらやめたほうが良い」「観客の人に失礼」などとけっこう厳しい意見を言ってます。
その後わかったことは、過密スケジュールをこなしながら差し入れのクッキーを作るという離れ業をやったのに、先輩女優の竹内結子さんがあまりねぎらってあげなかったことが発端だと言われています。
そして舞台挨拶当日に、沢尻さんの衣装を「ギャートルズみたいで可愛い!」と褒めたのが引き金となったらしいです。
そんなことで切れてしまう沢尻さんは子供だったし、そのことを非常に後悔しているんですよね。
今なら、どんなに疲れていてもあんな態度をとることは無いでしょう。
この騒動から沢尻さんはかなり激しいバッシングを受けました。
社会全体がよほどショックを受けたのか、騒動は長引き沢尻さんは芸能活動を休止することに。
確かにめちゃくちゃ怖かったですけど、こんな何年も表舞台に現れなくなってしまうとは思ってませんでしたね。
2012年に映画「ヘルタースケルター」に主演として出演し圧巻の演技で女優復帰を遂げます。
現在は映画やドラマはもちろん、バラエティ番組でもひっぱりだこの人気です。
バラエティでは既に「別に騒動」をネタにもしてるんですよね。
沢尻さんは、今後はもうあそこまでの窮地に追い込まれるようなこともなさそうです。
沢尻エリカがドラマ「母になる」に出演!
沢尻エリカさんは、2017年4月ドラマ「母になる」に結衣役で主演しました。
このドラマには原作が無く、脚本家・水橋文美江さんのオリジナルストーリーなんですよね。
水橋文美江さんは90年代に放送された「みにくいアヒルの子」や、最近では「ホタルノヒカリ」などこれまでも多くの作品の脚本を手掛けています。
「母」という難しいテーマでしたが、これから母になる人にとって新しい感覚を与えたと言われています。
これは、沢尻エリカさんが母親の経験がないということから不安をいだきながら撮影に入ったことが要因となっています。
母親の経験がある人であれば、自身の体験から母親を演じることへの恐怖はないでしょう。
しかし、母親になったことが無い人が母親を演じるには、「やったことのないことへの恐怖」がつきまといます。
その恐怖・不安こそ、これから母親になる人にとっての恐怖・不安とリンクするんです。
母という大きなテーマを、産みの苦しみへの恐怖と戦いながら見事に演じた沢尻さんの勇気に感心しました。
沢尻エリカの「母になる」での役柄は?
ドラマ「母になる」は、
- 母になることが自然だと思っていた女性
- 良い母になれないと悩む女性
- どうしても母になりたかった女性
という、「母」になることに対してそれぞれの思いを持った女性が母になるまでのドラマです。
沢尻エリカさんは「母になることが自然だと思っていた女性」主人公・結衣を演じます。
結衣は3歳の息子が誘拐され、それをきっかけに夫とも離婚し独りで生活していきます。
そして9年後、13歳になった息子が現れ空白となった時間を埋められるのか?
壊れてしまった家族を取り戻す事ができるのか?
について葛藤していきます。
沢尻エリカさんは撮影前、
「母親役を演じるのは難しい、実生活でも経験していないので不安もある」
とコメントしていました。
難しい役どころですが、多くの作品で演技を高く評価されてきた沢尻エリカさんなので技術は申し分有りませんでした。
しかし、初めてのことをすることへの並々ならぬプレッシャーとそれに勝った勇気がこの作品に表現されています。
そこをぜひDVDで見てほしいですね。
「母になる」での沢尻エリカの共演者は?
沢尻エリカさん主演の「母になる」共演者を見てみましょう。
「良い母になれないと悩む女性」莉沙子を板谷由夏さんが演じ、「どうしても母になりたかった女性」麻子を小池栄子さんが演じています。
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沢尻エリカさんは、小池栄子さんとは初共演・板谷由夏さんとは以前にも共演があるそうです。
「二人とは一緒にいてリラックスができ、阿吽の呼吸でお芝居が出来そう」と語っています。
また元夫役を藤木直人さんが演じます。
沢尻さんとは12年ほど前に共演していたのですが、まさか夫婦役を演じるとは思っていなかったと語っています。
「母になる」はこの他にも、中島裕翔さん・高橋メアリージュンさん・浅野和之さんなど豪華キャストが集結していますよ。
沢尻エリカ主演ドラマ「母になる」の見どころは?
「母になる」の見どころは、主演の沢尻エリカさんが「母親役」をどう演じるのかですね。
普通の母親ではなく「息子を誘拐される」という、悲劇に遭遇する母親という難しいテーマになっています。
またこのドラマの大きなテーマとなっている「母」について。
- 9年間の空白の時間を埋めることが出来るのか
- 産みの親と育ての親はそれぞれどうなっていくのか
というところに注目です。
難しいテーマなだけに、考えさせられることが多そうですね。
役者さんは言ってみれば、やったことない事を、本当にやってるみたいに演じるわけですよね。
技術的なことは申し分ない沢尻さんが、本当の自分と演じる結衣との違い・共通部分をどう表現したのか、このドラマでは沢尻さんの役者としての本質を見ることが出来ると思います。
以上、今回は沢尻エリカさんについてでした。
沢尻さんは「別に騒動」を乗り越えて成長しました。
そして沢尻エリカさん主演の「母になる」。
板谷由夏さんも「かなりチャレンジな企画であり脚本」と語っておりこれまでのドラマには無かったおもしろさがあります。
テーマがテーマだけに、感じ方は本当にひとそれぞれですが、はっきりと何かを感じることができるでしょう。
日本中の女性のみならず男性も必見、価値あるドラマになっているはずですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。