子供の海水浴はいつ(何歳)から?安全・日焼けで注意すること

    桜の季節が終わり、梅雨も明けてやってくるのは暑い夏。

    お休みの日は海水浴で開放的な気分を味わいたいですよね。

    子供にも海水浴デビューをさせてみたいけど、何歳からなら大丈夫?
    どんなことに注意したらいい?
    といった疑問にお答えします!

     

    • 子供の海水浴はいつ(何歳)から?
    • 子供と海水浴に行く前に準備すること
    • 子供の海水浴の安全や日焼けで注意すること

     

     

    もくじ

    子供の海水浴はいつ(何歳)から?

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    子供を連れて海に行ってみたいけれど、何歳からなら大丈夫なのか心配・・・という方は多いと思います。

    そこで、子供を連れて海水浴に行ったことのある方々の意見も踏まえてまとめてみました!

    子供を海に連れて行くのは7ヶ月から可能

    一般的には、首が座ってひとりでお座りができるようになる生後7ヶ月くらいから、海に一緒に連れて行くことができるそうです。

    まだずり這いやハイハイもできない時期なので、動き回らない分、楽と言えるかもしれません。

    しかし、この時期に海水をあびさせるのはまだ早すぎるとのこと。

    海の水には塩分が多く含まれるので、赤ちゃんの薄い肌には刺激が強すぎるんです。

    大人でも、海に入った後そのままにして乾かしてしまうと、かゆくなったりしますよね。

    肌が薄くデリケートな赤ちゃんならなおさらです。

    ですので、一緒に海に行くことはできますが、一緒に海に入って海水浴・・・というのはもう少し大きくなってからにしましょう。

    子供の海水浴は1歳6ヶ月から可能・・・だけど

    一般的な育児書によると、子供を海に連れて行って海水浴をしても大丈夫なのは、1歳6ヶ月くらいからだそうです。

    といっても、大人のように海にすっぽり入って遊ぶのはまだ先。

    波打ち際でちょっと海水と戯れる程度です。

    この頃になると、ひとりで歩いたり、お砂遊びをしたりと海水浴をお子さんも楽しめるようになってきますよね。

    しかし、実際の体験談を見てみると、

    • とにかく動き回って大変
    • 砂やゴミを口に入れて大変
    • 子供がぐったり疲れちゃって見ている大人もぐったり

    など、あまりポジティブな意見がありません。

    よほど海が近くていつも海に慣れ親しんでいる方でない限り、軽い気持ちで赤ちゃんを海に連れて行くと大変みたいです。

    子供の海水浴は2〜3歳からがベスト

    ではいったい何歳からなら大丈夫なのかというと、やはり2〜3歳になってからがいいようです。

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    口に入れてはいけないものの分別がつき、大人の言うことをある程度理解できるようになってから、ということですね。

    肌も比較的丈夫になっているので、2〜3歳になれば大人と一緒に海に入って遊ぶことも可能です。

    2〜3歳というと、かなり幅があるように思いますが、正確に「何歳からなら絶対に大丈夫」という決まりはないんです。

    ですので、お子さんの身体能力・健康状態・理解力・性格などをみて、親御さんが判断してみてください。

    子供と海水浴に行く前に準備すること

    子供を連れて海に行くということは、普段の生活と全く違う環境に連れて行くということですよね。

    お子さんによっては、あまりの突然の変化に心や体がついていかず、パニックになってしまうことも。

    下手をすると、トラウマになってこの先ずっと海が嫌い・・・なんてことになりかねません。

    そこで、特に小さなお子様(2歳未満)と海水浴に行く前には、普段の生活の中で準備できることはしておきましょう。

    お風呂やプールなどで水に慣れさせる

    いきなり海に行くのではなく、お庭やベランダなどにビニールのプールなどを出して、お水遊びに慣らせてあげましょう。

    普段からお風呂が好きな子供でも、いきなり冷たい水が体にかかると最初はびっくりしてしまいます。

    地域のプールなどに遊びに行くのもいいですよね。

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    お水遊びの楽しさを知ってからなら、海の水にもそれぼど抵抗を感じないかもしれません。

    紫外線に慣れさせる

    紫外線を急に浴びて肌がびっくりしないように、少し肌を鍛えてあげましょう。

    普段のお散歩やちょっと公園で遊ぶときに、普段よりちょっとだけ薄着にすることで充分だそうです。

    海へ行く前日・当日の健康に気をつける

    前日はしっかりと睡眠を取らせ、当日も消化の良いものを食べさせます。

    海では日差しや風でかなり体力を消耗しますので、少しでも体調に不安があるときには海へは連れて行かないようにしましょう。

    子供の海水浴の安全や日焼けで注意すること

    ここからは、実際に海水浴に行ってから注意することについて書いていきます。

    大きく分けて、7つのポイントがあります。

    1.子供から目を離さない

    これは当然ですよね。

    特に小さな赤ちゃんはちょっと目を離した間に、砂や海藻を口に入れてしまいます。

    海水や海の砂には、たくさんのバクテリアや細菌が潜んでいます。

    それが体内に入ることで、胃腸炎や目の炎症を引き起こしてしまうことも。

    もし砂を口に入れたり、汚れた手で目をこすっていたりしたら、すぐに真水で洗い流しましょう。

    また、歩いたり走れるようになると、見ているのが大変になってきますが、子供はまだ海の危険を知らないということをしっかり肝に銘じて、お子さんを守ってあげましょう。

    2.紫外線対策をする

    海での紫外線はとても強いので、しっかりと紫外線対策をしてあげましょう。

    • 帽子(できればUVカット加工のもの)をかぶらせる
    • 長袖のシャツ(できればUVカット加工のもの)を着せる
    • 首回りをカーゼやタオルでカバーする
    • 日焼け止めを塗る

    などの対策が必要です。

    このような、フラップ(首回りの保護)付きの帽子なども活用してみてください。

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    子供用の日焼け止めについては、別の記事を書いていますのでよかったら参考にしてみてくださいね。

    参考記事のリンク
    ▶ 子供に日焼け止めは必要?必要ない?安全な選び方と落とし方!

    3.子供の体温に注意する

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    子供は体温調節の機能が未発達なので、長く水に浸かっていたり、長く日に当たっていたりすると、体温が急激に下がったり、上がったりします。

    子供の体が熱くなっていないか?
    唇が青くなっていないか?
    鳥肌が立っていないか?
    など、こまめにチェックをしてあげてください。

    4.海の家や休憩所を活用する

    育児書によると、子供、特に赤ちゃんの海水浴は10:00〜15:00の間は避けるようにと書いてあります。

    この時間は日差しが強く、熱中症の危険もありますので、夏場のこの時間帯は普段でもあまり外には出ませんよね。

    そして、波打ち際で遊ばせる場合も、1回につき5分程度で切り上げることが望ましいそうです。

    それだけ、海の風や紫外線は強いということなんですね。

    ですので、特に2歳未満の赤ちゃんと海水浴をする場合には、午前中の早い時間か、午後の少し涼しくなる時間帯にちょっとだけ、ということですね。

    それ以外の時間は、海の家や休憩所を活用して休ませてあげましょう

    海辺にパラソルで日陰を作ったらいいのでは?と思うかもしれませんが、いくらパラソルで日陰を作ってもさほど暑さは変わりません。

    砂からの照り返しの熱が、どんどん体力を奪っていきます。

    また、赤ちゃんが泣いたり子供がぐずったりすることを快く思わない方もいらっしゃいます。

    ある程度の設備の整った海の家があるかどうかをチェックしてから海に行くことをお勧めします。

    5.水分補給をこまめに

    海の風と紫外線、そして夏の暑さで身体の水分が減ってしまいます。

    こまめに水分補給をこころがけ、熱中症対策しましょう。

    6.帰る前にしっかり海水を洗い流す

    海水や海風に含まれる塩分は、肌にとって強い刺激になります。

    大人でもかゆくなったりするくらいですから、子供の薄い肌ではかぶれや炎症を起こしてしまうことも。

    面倒でも、タオルで拭くだけではなく、しっかりシャワーなど真水で洗い流してから帰宅しましょう。

    7.帰宅や就寝は早めに

    いつもと違った環境で、子供は興奮して元気かもしれませんが、実際にはとても疲れています。

    早めに帰って、お風呂でしっかりと塩分や日焼け止めを落とし、ゆっくり休ませてあげましょう。

    以上、

     

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    • 子供と海水浴に行く前に準備すること
    • 子供の海水浴の安全や日焼けで注意すること

     

     

    について調べてみました。

    子供用の日焼け止めについては他にも記事を書いていますので、よかったら読んでみてくださいね。

    参考記事のリンク
    子供の日焼け止めおすすめランキング!虫除けスプレータイプも
    この夏、お子さんとの楽しい思い出作りのために、参考にしていただけたら幸いです!

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