ドローンは個人が自由に空を飛ばせる無人小型ヘリコプターです。
ドローン、欲しいですよね。
ただ飛ばすだけではなく、機種によっては空撮も出来るんです。
大自然を優雅に飛ばして動画も撮ってみたいですね。
ただ、初心者がどんな機種から手を出して良いか分からず、中々一歩踏み出せないという方も多いかと思います。
そこで今回はドローンの選び方や空撮の仕方・滞空時間等について調べてみました。
ドローンの選び方
ドローンの種類は大きく分けて4種類あります。
分類 | 特徴 | 操作の難易度 |
---|---|---|
ミニホビー | 名刺サイズ。 室内で飛ばす。 空撮はできない。 | 難しい。 小さいので墜落しても壊れにくい。 |
ホビー | 小さいがミニホビーよりは大きい。 屋外で飛ばせたり空撮できるものもある。 | 難しい。 プロペラ等交換部品が充実しているものもある。 |
パーソナル | 小型犬サイズ。 屋外で飛ばす。 空撮可能。 | サイズや重量があるため比較的簡単。 |
プロ | 中型犬サイズ。 屋外で空撮が高精度でできる。 高額。 | センサーが充実していて簡単だが、高機能なため技術を要する。 |
この中から用途に応じて選ぶというのが基本だと思いますが、初心者ということを考えるとミニホビーかホビーを選ぶのが無難です。
上の表を見ていただくと気になる部分がありますよね。
操作の難易度です。
ミニホビーとホビーは「難しい」となっています。
理由は、小さいので風の影響を受けやすいことと、センサー類が少ないため機体を安定させる機能が無いからです。
しかし小さくて軽いので、墜落しても壊れにくいという特徴があります。
ですから練習に最適なんです。
次の段階へステップアップするための練習機だと思えば良いということですね。
具体的な最初のドローン機種
ドローン初心者が最初の一機として買うべき機体は、
京商エッグ「クアトロックス」です。
メチャクチャ小さいですよね。
「京商」と聞いてピンとくる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
京商はタミヤと並んでラジコンカー大手です。
古くからあるラジコンメーカーが作っているというだけでも安心ですよね。
京商がドローンを作っているんですよ。
京商クアトロックスで練習を積んで操縦が上達したら、空撮ができるモデルを買うという流れが良いんじゃないでしょうか。
ドローンでの空撮の仕方と滞空時間
ドローンの操作に慣れたら次は空撮可能なモデルで空撮がしてみたいですよね。
空撮できる機種は?
まず機種をどうするかという問題です。
初心者がホビーで操作に慣れたら次にどの機種にするかです。
空撮が出来る機種は色々あります。
ホビーではHubsan X4 HDや京商エッグ クアトロックスEYEなどがあります。
しかしせっかく操作に慣れたのなら、パーソナルドローンの定番中の定番、Phantom3にステップアップしてもいいと思います。
ここで気になるのが性能と価格差です。
下表をご覧ください。
機種 | 価格 | 性能 | 飛行可能時間 |
---|---|---|---|
X4 HD | 9000円前後 | 動画200万画素、多彩な飛行モードで室内でも飛ばせる。 | 実質4分程度 |
クアトロックスEYE | 10000円前後 | 静止画200万画素、動画100万画素、プロポからスタート停止操作可能。 飛行安定性が良い。 | 実質5分程度 |
Galaxy Visitor6 | 25000円前後 | FPV(飛行中にスマホで画像確認できる)・動画 × 静止画撮影が可能。 | 5~6分地度 |
Phantom3 | 130000円前後 | 幅広い層に受け入れられる高性能機。 スマホ画面の遅れもなく高精度。 | 20分程度 |
価格は参考価格です。
また、どの機種にも言えることですが、予備バッテリーや急速充電器を別途用意する方がほとんどのようですよ。
練習が5分じゃ足りないですよね。
予備バッテリー・充電器分の予算も考慮しましょう。
空撮の仕方
ドローンによる空撮はドローン本体に付属のカメラやアタッチメントを利用してカメラをセットしたもので撮影します。
録画・停止ボタンやシャッターボタンは機種によってドローン本体にあるものや手元のコントローラー(プロポ)についているもの、タブレットやスマートフォンから操作するものがあります。
安価なものはドローン本体にカメラON/OFFや録画開始ボタンがついていたりして不便ですが、撮りためたもをPCで編集すると考えればまあ良いですよね。
カメラ自体は動かさず、ドローンの機体操作によってカメラアングルを調整することがコツらしいですよ。
例えばPhantom3のカメラは上下動(チルト)左右動(パン)が可能ですが、特にチルトは使わず、ドローンの機体操作によって上下を調整するという具合です。
仕事としてドローンの空撮をされるような場合、あらかじめドローンの操作に慣れ、離着陸や8の字飛行の操作は繰り返し練習しておくことで撮影に集中でき良い動画や写真が撮れるようになるそうです。
ドローンの操作は難しい?
ドローンの操作は普通のラジコンヘリコプター(プロペラが1軸のもの)よりも格段に簡単といえます。
コントローラーはラジコンカーのものと似ています。
操作モードが二種類あるのですが、日本で主に使われている操作モードを紹介します。
上 昇 左スティックを上に倒す
下 降 左スティックを下に倒す
左回転 左スティックを左に倒す
右回転 左スティックを右に倒す
前 進 右スティックを上に倒す
後 退 右スティックを下に倒す
左に進む 右スティックを左に倒す
右に進む 右スティックを右に倒す
基本的にこれだけです。
上記の表の中ではPhantom3は安定性が高いため特に簡単で、ラジコンのヘリを操縦したことがない人でも説明書をしっかり読めば楽勝だと言われています。
しかし、風邪の影響や電波が届かなくなってしまった時などは墜落することもあるので、ドローンを飛ばす事に慣れるまでは安価なミニホビー・ホビーで練習するというのが一般的な流れになっているようです。
着陸と離陸は必ず最初は失敗するそうですから、高価な機体を無駄にしないように安価なものから入ることをお勧めします。
以上、
- ドローンの選び方
- ドローンでの空撮の仕方と滞空時間
- ドローンの操縦は難しいの?
という内容でお送りしました。
自分に合ったドローンを見つけて、楽しいドローンライフをお送りくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。