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【野球】WBC 2023の優勝国は?ベスト8に勝ち残った強豪国まとめ

【野球】WBC 2023の優勝国は?ベスト8に勝ち残った強豪国まとめ

2023322日、今年も大盛り上がりを見せたWBC 2023が、侍ジャパンの優勝という日本にとって最高の結果で幕を下ろしました。日本中が固唾を飲んで見守っていたWBCという大きな舞台。優勝という称号を手に入れ、選手もファンも涙を流し感動の喜びを分かち合いました。興奮冷めやらぬ今、その優勝を振り返るとともに、ベスト8に勝ち残った強豪国についても紹介していきたいと思います。

もくじ

侍ジャパン、悲願の3大会ぶり優勝!

興奮冷めやらぬ中、決勝へ進出した侍ジャパン。MLBを代表する選手たちが揃ったアメリカを32で下し、3大会目となる優勝を果たしました!

注目のMVPは大谷選手に!コメントにも称賛

今大会のMVPに選ばれたのは、大谷翔平選手でした。日本からMVPが選ばれるのは、第1回と第2回大会で選出された松坂大輔さん以来の快挙。大谷選手は、第一ラウンドの中国戦、準々決勝のイタリア戦でピッチャーとして2勝をあげ、オーストラリア戦では3ランホームランを打つなど、3番打者として打線を引っ張りました。

また、試合後のインタビューの際にも、自国の優勝を喜ぶコメントとともに、「日本だけじゃなくて、韓国や台湾、中国、その他の国にも、もっともっと野球を好きになってもらいたい」と語りました。アジアや世界の国々への思いや、大谷選手の持つ深い野球愛に、ファンは「優勝云々ではなく野球全体を思ったコメントに感動」「台湾にも配慮した言葉選びが素晴らしい」と絶賛の声が上がりました。

日本の優勝を予想していた米メディア

とあるアメリカのメディアでは、当初より優勝予想を日本だと予想していたそう。なんでも、2022年末の時点で男子野球の世界ランキング1位に君臨していたのは日本。過去4年間に行われた国際試合が評価対象となるこのランキングで、日本は東京オリンピック2020の金メダルや、2019年に開催された「WBSCプレミア12」での優勝が評価されたものとみられます。このことから、日本が優勝すると予想していた人は世界的にも多かったようで、奇跡の優勝というよりは「さすが日本!」「さすがサムライ!」と称賛される納得の結果だったという見方もあるのです。

気になるベスト8強豪国は?

優勝:日本

日本ハムファイターズの監督として10年指導してきた栗山英樹監督を筆頭に、パドレスのダルビッシュ有選手、エンゼルスの大谷翔平選手をはじめとするパワフルな顔ぶれを揃えた日本。日系選手としては初の代表入りとなったヌートバー選手(カーディナルス)が選出されたことも、注目されていましたね。「世界一だけを目指して選んだメンバーだ」と期待を寄せた30人の代表メンバーは、その半分が投手。日本の野球は、我慢して守り切っていくことだと語る栗山監督の考えのもと、頻繁な投手交代を経ての見事な優勝劇となりました。

準優勝:アメリカ

終始日本がリードしたまま優勝に持ち越すことができたアメリカ戦。前大会で優勝しているアメリカは2連覇を狙う中、大谷選手の同僚でもある、キャプテンのトラウト選手をはじめとする強力打線で勝ち上がってきました。ターナー選手は、ベネズエラ戦で逆転満塁本塁打を放っている恐怖の9番打者として、WBC 2023を大いに盛り上げてきました。前大会では準決勝で戦い、12で敗れている因縁の相手・アメリカ。見事リベンジを果たす結果となりました。

3位:メキシコ

準決勝で日本が戦ったメキシコ戦は、終始苦しい展開に日本中が息を詰めて見守っていました。終盤、それまで4打数無安打という不調が目立っていた村上宗隆選手(ヤクルト)による逆転サヨナラヒットで、決勝進出を果たしたのです。

メキシコもメジャーリーガーを多く備えており、チームを率いるギル監督は、言わずと知れた大谷選手が所属するエンゼルスの内野コーチですよね。投手陣も打撃陣も最強メンバーが揃っていました。

4位:キューバ

キューバは、日本が優勝した第1回大会(2006年開催)で決勝戦を戦った因縁の相手国。マルティネス選手やデスパイネ選手などが日本に在籍しており、馴染み深いですね。過去にはオリンピックで3回の金メダルを獲得するなど、「赤い軍団」として恐れられていました。が、最近ではアメリカに亡命しMLB球団と契約を結ぶ人たち、いわゆる亡命選手が多くなってきており、今大会では以前と比べ威力の弱さが露呈しました。

5位:ベネズエラ

メジャーリーガーを多く輩出している野球大国のベネズエラ。スター選手も多いのですが、意外にも優勝経験はなく、今回こそ優勝候補では…ともいわれていました。WBC 2023に出場したメンツも、ほとんどが現役メジャーリーガー。準々決勝でもアメリカ相手に好調な試合展開を見せていましたが、最後の最後でアメリカ・ターナー選手による逆転満塁ホームランで惜しくも決勝進出を逃しました。

6位:プエルトリコ

プエルトリコは、5大会連続のWBC出場を果たしている強豪国で、2013年の大会で日本を制し、決勝に進出しています。WBC 2023でも、メッツで活躍するディアス投手を中心に、強力なメンバーが揃っていましたが、ディアス投手は第1ラウンド最終戦で右ひざを大ケガ。思わぬ痛手となりました。

7位:オーストラリア

71と快勝したWBC 2023オーストラリア戦では、終始日本のペースで進んだ好調な試合だという印象が強かったですね。大谷選手が振り抜いた見事なホームランは、大谷選手自身が映し出された広告の看板を直撃。圧巻の3ランホームランとなりました。

8位:イタリア

「負ければ即敗退」という緊張感の走る中行われたイタリア戦。侍ジャパンの底力を見せ、93という圧勝ぶりで制しました。イタリアの特徴の1つとして有名なのが、守備の強さ。左打者に対しては一塁と二塁の間に内野手を3人置くことが多く、大谷選手(エンゼルス)の打球さえも横っ飛びで好捕されるという、圧倒的な守備力を見せましたね。マイク・ピアザ監督は、「8四球も出しては日本のような強いチームには勝てない。しかし、ベスト8まで来られたことはさすがイタリアだ。これをヨーロッパ全体の野球の発展に繋げていきたい。」と前向きに語りました。

まとめ

大興奮、そして感動を呼び起こしたWBC 2023。涙と喜びをもたらす結果に、日本中が感動の波に包まれました。アメリカで行われた決勝戦のあと、メジャーリーガーを除く侍ジャパンナインは帰国の途に。今月末の開幕戦に向け、選手たちはそれぞれの球団に合流します。WBCでしか見られない、日本の野球選手たちの団結。諦めない気持ちや挑戦していく熱い思いを教えてくれましたね。全世界がスポーツに熱狂した、素晴らしい大会でした!

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