運動会で人気のクラシックの定番曲名とダウンロード方法の説明!

運動会でハードルを飛ぶ画像

    リレーや綱引き、玉入れなどで盛り上がる運動会。

    競技に合わせて流れるクラシックの音楽に聞き覚えのある方も多いと思います。

    聞いたことはあるけど曲名がわからない・・・というあなたのために、運動会で人気のクラシックの定番曲の曲名をまとめてみました!

    それぞれにYoutubeで視聴ができるようになっています。

    後半ではYoutubeからのダウンロード方法もご紹介。

    記事の最後に、曲名と作曲家名の一覧も載せています。

    ではさっそく見ていきましょう。

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    もくじ

    運動会で人気のクラシックの定番曲の曲名は?

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    運動会で人気のクラシック音楽を、使われる主な演目別でまとめてみました。

     

    • リレー・徒競走など

     

    • 余興・競技と競技の間など

     

    • 入場行進など

     

    • 結果発表・表彰など

     

    運動会で人気のクラシック音楽の曲名(リレー・徒競走など)

    リレーや徒競走、玉入れなどの競技で使われることの多い、躍動感のあるクラシックの定番曲を集めてみました。

    ギャロップ(道化師のギャロップ) / ドミトリー・カバレフスキー

    ロシアを代表する作曲家・ドミトリー・カバレフスキー(Dmitry Kabalevsky/1904–1987)による組曲「道化師」の第2曲、「ギャロップ」です。

    「道化師のギャロップ」とも呼ばれ、日本の運動会の定番です。

    天国と地獄(地獄のギャロップ) / ジャック・オッフェンバック

    ドイツ生まれでのちにフランスに帰化した作曲家・ジャック・オッフェンバック(Jacques Offenbach/1819-1880) による楽曲です。

    「地獄のオルフェ」(Orpheé aux Enfers)というオペレッタの劇中で使われる「地獄のギャロップ」。

    日本では1914年に帝劇で初演された際の演目名にちなんで「天国と地獄」の名前で知られています。

    トランペット吹きの休日 / ルロイ・アンダーソン

    トランペット吹きの休日(Bugler’s Holiday)はアメリカの作曲家・ルロイ・アンダーソン(Leroy Anderson/1908-1975)が1954年に作曲した曲です。

    ルロイ・アンダーソン作品のほとんどはボストン・ポップス・オーケストラによって紹介されていて、「アメリカ軽音楽の巨匠」と評されています。

    トリッチ・トラッチ・ポルカ / ヨハン・シュトラウス2世

    ウィーンで活躍した作曲家・ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II/1825-1899)が1858年に作曲した曲です。

    トリッチ・トラッチ・ポルカ(Tritsch Tratsch Polka)の「トリッチ・トラッチ」の部分は、ドイツ語で「女性のおしゃべり」という意味です。

    にぎやかにおしゃべりする女性の姿を、チェコ民謡のポルカの曲調に仕立ててあります。

    クシコスポスト(郵便馬車)/ ヘルマン・ネッケ

    ドイツの作曲家、ヘルマン・ネッケ(Hermann Necke/1850-1912)による、郵便局の4輪馬車が走る様子を描いた楽曲です。

    クシコスポスト(csikospost)の「クシコス」は馬車の飼育係、「ポスト」は郵便局のことです。

    ヘルマン・ネッケが生涯に作った300曲余りの中で、現在唯一聞くことのできる曲なんだそうです。

    これを聴くとリレーを思い出す方も多いのでは?

    狩りのポルカ/ ヨハン・シュトラウス2世

    狩りのポルカ(Auf der Jagd Polka)は、トリッチ・トラッチ・ポルカを作曲したヨハン・シュトラウス2世の楽曲です。

    オペレッタの劇中歌で、猟銃を撃つ音が臨場感をかき立てます。

    剣の舞/ ハチャトゥリアン

    剣の舞(Sabre Dance)は、ロシアの作曲家・アラム・ハチャトゥリアン(Aram Il’ich Khachaturian/1903-1978)による楽曲です。

    バレエ組曲「Gayane(ガイーヌ)」のハイライト部分の劇中歌で、軽快なテンポが徒競走などにぴったりです。

    ウィリアムテル序曲/ ロッシーニ

    ウィリアムテル序曲(William Tell Overture)は、イタリアの作曲家・ジョアキーノ・ロッシーニ(Gioachino Antonio Rossini/1792-1868)が37歳の時に作曲したオペラ曲です。

    序曲のフィナーレ部分、「スイス軍の行進」は特に有名です。

    世代的には、「オレたちひょうきん族」を連想する方も多いのでは?

    運動会で人気のクラシック音楽の曲名(余興・競技と競技の間など)

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    借り物競争のような楽しい競技や、競技と競技の間のBGMとしてよく使われる曲です。

    クラリネットポルカ/ ポーランド民謡

    クラリネットポルカ(Clarinet Polka)は、クラリネットやアコーディオンで演奏されるポーランド民謡です。

    ほっと和む音楽がお祭り気分を盛り上げてくれますね。

    くまんばちの飛行/ リムスキー・コルサコフ

    くまんばちの飛行(Flight of the Bumblebee)は、ロシアの作曲家・リムスキー・コルサコフ(Nikolai Andreyevich Rimsky-Korsakov/1844-1908)による楽曲で、1890年頃の作品です。

    くまんばちが飛ぶ音を音楽で表した軽快で独特な音楽で、「くまんばちの飛行」、「熊蜂は飛ぶ」、「くまんばちは飛ぶ」などのタイトルで知られています。

    トレパック(「くるみ割り人形」より)/ チャイコフスキー

    トレパック(Trepak)は、ロシアの作曲家・チャイコフスキー(Peter Ilyich Tchaikovsky/1840-1893)による楽曲です。

    バレエ音楽「くるみ割り人形(The Nutcraker)」の中の曲で、ロシアの踊りという意味。

    前奏曲(「カルメン」より)/ ビゼー

    フランスの作曲家・ジョルジュ・ビゼー(Georges Bizet/1838-1875)による歌劇「カルメン(Carmen)」の第1幕における前奏曲で、「第1幕への前奏曲(闘牛士/トレアドール)」というタイトルです。

    テンポが良くダイナミックで、競技と競技の間のBGMとしてや、騎馬戦などエキサイトする場面にも良く使われます。

    ポルカ 「雷鳴と稲妻」/ ヨハン・シュトラウス2世

    雷鳴と稲妻(Unter Donner und Blitz)はふたたび ヨハン・シュトラウス2世の作品で、1868年に作曲されました。

    多くのポルカを遺しているヨハン・シュトラウス2世の作品の中でも代表作のひとつです。

    子供達が次の競技に並ぶ間や、競技と競技の間のBGMに、気分を盛り上げてくれる曲です。

    最後に入っている雷の音もいい感じです。

     

    ハンガリー舞曲第5番/ ブラームス

    ドイツの作曲家・ブラームス(Johannes Brahms/1833-1897)が、ハンガリーのジプシー音楽をもとに編曲した舞曲集の中の1曲です。

    このブラームスの「ハンガリー舞曲集」は全部で21曲ありますが、この第5番がいちばん有名です。

     

    運動会で人気のクラシック音楽の曲名(入場行進など)

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    入場行進や、生徒が次の競技に並ぶ時に使われることの多いクラシックの曲名です。

    旧友/ カール・タイケ

    旧友(Alte Kameraden)は、1889年にドイツの作曲家・カール・タイケ(Carl Albert Hermann Teike/1864-1922)が作曲した行進曲で、ドイツを代表する軍隊行進曲です。

    今では世界的に有名なこの行進曲ですが、タイケが存命中には全く知られていなかったそうです。

    双頭の鷲の旗の下に/ J.F.ワーグナー

    双頭の鷲の旗の下に(Unter dem Doppeladler)は、オーストリアの作曲家・J.F.ワーグナー(Josef Franz Wagner/1856-1908)による楽曲です。

    オーストリアの軍楽隊長だったワーグナーが作曲したこの軍隊行進曲は、今でもオーストリアの陸軍第2師団の公式行進曲として使われています。

    ラデツキー行進曲/ ヨハン・シュトラウス1世

    ラデツキー行進曲(Radetzky-Marsch)は、オーストリアのウィーンで活躍した作曲家・ヨハン・シュトラウス1世(Johann Strauss I./1804-1849)による楽曲です。

    ヨハン・シュトラウス1世は、ウィンナ・ワルツの基礎を築いた「ワルツの父」とも呼ばれています。

    長男は、この「運動会で人気のクラシック」に3曲もエントリーしている、ヨハン・シュトラウス2世です。天才家族ですね。

    ワシントン・ポスト/ スーザ

    ワシントン・ポスト(The Washington Post)は、アメリカの作曲家で指揮者のジョン・フィリップ・スーザ(John Philip Sousa/1854-1932)による行進曲です。

    100曲以上の行進曲(マーチ)を作曲し世に残したスーザは、19世紀のバンド音楽発展に貢献したことから「マーチ王」と呼ばれています。

    星条旗よ永遠なれ/ スーザ

    星条旗よ永遠なれ(Stars and Stripes Forever)は、ふたたび「マーチ王」ジョン・フィリップ・スーザによる楽曲です。

    青い空の下、緊張した面持ちで行進をする子供達の姿が目に浮かびますね。

    軽騎兵・序曲/ フランツ・フォン・スッペ

    オーストリアの作曲家・フランツ・フォン・スッペ(Franz von Suppé/1819-1895)によるオペレッタ「軽騎兵(Leichte Kavallerie)」の序曲です。

    イントロのトランペットによるファンファーレが有名ですね。

    行進曲(「くるみ割り人形」より)/ チャイコフスキー

    ロシアの作曲家・チャイコフスキー(Peter Ilyich Tchaikovsky/1840-1893)による楽曲です。

    バレエ音楽「くるみ割り人形(The Nutcraker)」の劇中歌です。

    威風堂々(いふどうどう)/ エドワード・エルガー

    威風堂々(Pomp and Circumstance Military Marches)は、イギリスの音楽家エドワード・エルガー(Sir Edward William Elgar/1857-1934)による行進曲です。

    競技と競技の間のBGMとしても良く使われますね。

    運動会で人気のクラシック音楽の曲名(結果発表・表彰など)

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    運動会の締めくくり、結果発表や表彰の際に使われるクラシック音楽です。

    見よ、勇者は帰る/ ヘンデル

    見よ、勇者は帰る(See the conquering Hero Comes)は、ドイツ生まれでのちにイギリスに帰化したヘンデル(Georg Friedrich Händel/1685-1759)による楽曲です。

    劇場用の音楽である「オラトリオ」の、「ユダス・マカベウス(Judas Maccabaeus)」という曲に登場するメロディー。

    表彰式の音楽といえばこれですよね。

    ニュルンベルクのマイスタージンガー/ ワーグナー

    ニュルンベルクのマイスタージンガー(Die Meistersinger von Nürnberg)は、ドイツの作曲家・ワーグナー(Wilhelm Richard Wagner/1813-1883)による楽曲です。

    3幕からなる音楽劇の中で使われている曲で、この曲は「第1幕への前奏曲」です。

    どれも、そういえば聞いたことのある音楽ばかりですよね!

    運動会の緊張やわくわくを思い出します。

    運動会で人気のクラシック音楽のダウンロード方法の説明

    次に、運動会に人気のクラシック音楽をダウンロードする方法を紹介します。

    Youtubeの動画をmp3に変換するサイトへ移動しますが、登録などの面倒は一切ありません。

    1、Youtubeのサイトに移動する

    undoukaidownroad3

    まず、真ん中の再生ボタンを押します。

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    すると右下にYoutubeに移動するボタンが出るので、それをクリックすると、Youtubeのサイトに移動します。

    2、Youtubeの動画をmp3(音楽ファイル)に変換してくれるサイトを別ウィンドウで開く
    この手のサイトは入れ替わりが激しく、少し前に利用できたサイトでもすぐに使えなくなったり、アクセスできなくなったりします。

    なので、その都度「YouTube ダウンロード」と検索して出てくるサイトを利用するというのが良いでしょう。

    3、Youtubeのアドレスをコピー

    undoukaidownroad2

    4、コピーしたアドレスをURL入力ウィンドウに貼り付けてダウンロードボタンをクリック

    ほとんどのダウンロードサイトは操作は共通で、ウインドウにURLを入力して横にあるボタンをクリックしてダウンロードするようになっています。

    5、ファイル名が表示されない場合は、自分で名前をつけ直す

    以上の行程で、パソコンにmp3等の形式でダウンロード完了です。

    運動会で使用される人気クラシック音楽まとめ

    最後に、今回紹介した「運動会で人気のクラシック曲」の一覧です。

    運動会で人気のクラシック音楽の曲名(リレー・徒競走など)

    • ギャロップ(道化師のギャロップ) / ドミトリー・カバレフスキー
    • 天国と地獄(地獄のギャロップ) / ジャック・オッフェンバック
    • トランペット吹きの休日 / ルロイ・アンダーソン
    • トリッチ・トラッチ・ポルカ / ヨハン・シュトラウス2世
    • クシコスポスト(郵便馬車)/ ヘルマン・ネッケ
    • 狩りのポルカ/ ヨハン・シュトラウス2世
    • 剣の舞/ ハチャトゥリアン
    • ウィリアムテル序曲/ ロッシーニ

    運動会で人気のクラシック音楽の曲名(余興・競技と競技の間など)

    • クラリネットポルカ/ ポーランド民謡
    • くまんばちの飛行/ リムスキー・コルサコフ
    • トレパック(「くるみ割り人形」より)/ チャイコフスキー
    • 前奏曲(「カルメン」より)/ ビゼー
    • ポルカ 「雷鳴と稲妻」/ ヨハン・シュトラウス2世
    • ハンガリー舞曲第5番/ ブラームス

    運動会で人気のクラシック音楽の曲名(入場行進など)

    • 旧友/ カール・タイケ
    • 双頭の鷲の旗の下に/ J.F.ワーグナー
    • ラデツキー行進曲/ ヨハン・シュトラウス1世
    • ワシントン・ポスト/ スーザ
    • 星条旗よ永遠なれ/ スーザ
    • 軽騎兵・序曲/ フランツ・フォン・スッペ
    • 行進曲(「くるみ割り人形」より)/ チャイコフスキー
    • 威風堂々(いふどうどう)/ エドワード・エルガー

    運動会で人気のクラシック音楽の曲名(結果発表・表彰など)

    • 見よ、勇者は帰る/ ヘンデル
    • ニュルンベルクのマイスタージンガー/ ワーグナー

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    以上、今回は

    • 運動会で人気のクラシックの定番曲の曲名は?
    • 運動会で人気のクラシック音楽のダウンロード方法の説明

    という内容でお送りしました。

    運動会の音楽は、赤ちゃんを泣き止ませるのにも効果的なんです。

    (うちの息子は「道化師のギャロップ」でぴたっと泣き止んでいました)

    よかったら試してみてくださいね。

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        もくじ