クリスマスツリーの星の名前や意味・由来は?折り紙の作り方も
クリスマスツリーのてっぺんには星が飾られていることがありますよね。
あの星の名前ってご存知ですか?
意味や由来も知りたいという方もいらっしゃると思います。
そこで今回はクリスマスツリーの星の名前や意味、由来、折り紙での作り方についてまとめてみました。
クリスマスツリーのてっぺんに飾られる星の名前や意味・由来について見ていきましょう。
クリスマスツリーの星の名前
クリスマスツリーのてっぺんに飾られる星の名前はズバリ、
ツリートッパー
です。
英語表記はTree-topperあるいはTreetopperと書きます。
最も一般的なツリートッパーは星の装飾ですが、星以外の装飾も使われるため星のツリートッパーをStar treetopperということもあります。
星のツリートッパーはクリスマスツリーのてっぺんに飾られるオーナメントで、吹きガラスや金属、プラスチック等で作られています。
ライトが中に仕組まれていて、スイッチを入れることによって点灯されられるようになっていることが多いです。
昔は「星」一択だったツリートッパーですが、第二次世界大戦後からは「サンタクロース」や「クーゲル」と呼ばれる知恵の実(=りんご)等のシンボルを飾ることも多くなりました。
日本ではあまりツリートッパーとは呼ばれずに、「トップスター」などと呼ばれることが多いです。
クリスマスツリーの星の意味と由来
クリスマスツリーの星(ツリートッパー)の意味と由来を見てみましょう。
クリスマスツリーの星は、イエス=キリストが誕生した時に現れた大きく輝く星を模したものです。
その星はベツレヘムの星と呼ばれています。
物語の中でイエスが産まれた直後に現れ、東の国の三博士をイエス生誕の場所であるベツレヘムに導いたとされています。
ベツレヘムの星については物語があります。
この物語を読むと理解が早いのでかいつまんであらすじを載せますね。
東方の三博士(メルキオール、バルタザール、カスパール )はユダヤの王(=イエス)がベツレヘムで誕生したことを知り、王のもとを訪れるために旅立ちます。
その際空高く輝く星がイエスの誕生した場所(ベツレヘム)に導いてくれると信じ、その星の方角に歩き続けました。
旅の途中でユダヤのヘロデ大王に出会った三人はユダヤの王が誕生した場所を尋ねます。
ヘロデ大王は自分に変わる王となる子供が誕生したことを知りませんでした。
イエスの存在を危惧したヘロデ大王は三博士にその子供の居場所が分かったら教えるように言いました。
星の導きによって無事ベツレヘムにたどり着き聖母マリアに抱かれたイエスと対面した三博士は、夢で王の居場所をヘロデ大王に教えてはならないというお告げを聞きます。
三博士はお告げに従いヘロデに王の居場所を教えることなく帰っていきました。
ヘロデ大王は猜疑心(さいぎしん)が強く、自分の王位を守るために2歳以下の子供を片っ端から虐殺するという行動に出ます。
しかし再度夢のお告げによりその災厄を知っていた三博士は幼いイエスと母親をエジブトに避難させことなきを得たのでした。
この物語で三博士をイエスの元に導いた星こそがベツレヘムの星です。
イエスの生まれた場所の名前にちなんで名付けられたんですね。
人を良い方に導くということで、大きく輝く星が縁起が良いとされクリスマスツリーのてっぺんに飾るようになったのです。
クリスマスツリーの星の折り紙での作り方
クリスマスツリーの星を折り紙で作ってみましょう。
クリスマスツリーの星は五芒星(トンガリが5つある星)で、ちょっと厚みがありますよね。
折り紙で立体的な五芒星を作るには5枚の折り紙を使います。
同じ形のパーツを5つ作って、ノリで貼り合わせて作ります。
わかりやすい動画がありますので見ながら作ってみましょう。
以上、今回はクリスマスツリーの星の名前や意味、由来、折り紙での作り方についてまとめてみました。
クリスマスツリーの星について詳しくなりましたね。
お知り合いやお子さんにわかりやすくお話を聞かせてあげるとよろこばれると思いますよ。
折り紙も動画をみながら作ってたのしく飾り付けましょう。
クリスマスの準備も早めに完了して、素敵なクリスマスをお過ごし下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。