片岡鶴太郎さんを知らない人はいないと最近まで思っていましたが、世代でしょうか。
名前は知っていても、どんな人かよく知らないという方が多いことが分かってきました。
そこで今回は片岡鶴太郎さんの芸人時代についてや、現在の絵やボクシングなどの活動について調べてみました。
片岡鶴太郎プロフィール
本名 | 荻野繁雄(おぎの しげお) |
生年月日 | 1954年12月21日(69才) |
出身地 | 東京都荒川区 |
身長 | 161cm |
血液型 | O型 |
所属事務所 | 太田プロダクション |
特技・趣味 | 無特技・無趣味 |
片岡鶴太郎さんは所沢の農家の出身で、幼少時にお父さんが亡くなった際に一人で本家に置いて行かれたという辛い子供時代を過ごされたみたいです。
高校生の頃には俳優になりたいと思うようになり演劇部に所属していたそうです。
その後土木作業員のバイト等を経て声帯模写の片岡鶴八さんに弟子入りしました。
鶴太郎さんのものまね芸のルーツは片岡鶴八さんだったんですね。
声帯は人によって違うからという理由から芸は教えてくれなかったそうです。
その代わり蕎麦の食べ方の作法など、芸人としての粋を習ったのだそうです。
芸は見て覚えたんでしょうね。
片岡鶴太郎は昔お笑い芸人だった
片岡鶴太郎さんは現在はマルチな才能を活かして俳優や絵などの仕事をしていますが、昔はバリバリのお笑い芸人でした。
今でも時々はお笑いをやるんですが、一般的には俳優?という感じですよね。
世代にもよるのですが、ビートたけしさんや明石家さんまさん、タモリさんなどと同じくらいの芸人さんとして認知されていたんですよ。
片岡鶴太郎さんの代名詞はやはり「小森のおばちゃま」のものまね芸だと思います。
また、鶴太郎さんはリアクション芸人の走りだと言われていて、現在の上島竜兵さん(ダチョウ倶楽部)の芸風はまんま片岡鶴太郎さんの影響を受けているそうです。
片岡鶴太郎さんがお笑い芸人として出演していた最も有名な番組は「オレたちひょうきん族」(1981年から出演)です。
ビートたけしさんや明石家さんまさん等と色んなコーナーでアドリブ芸を繰り広げていました。
当時この番組はTBSで放送していた裏番組「8時だョ!全員集合」と熾烈な視聴率争いを演じていました。
小学校では「全員集合派」と「ひょうきん族派」に派閥が別れるほどの社会現象でした。
その後時代の流れで「ひょうきん族」に大多数が流れていったのでした。
片岡鶴太郎さんの持ちネタは、「小森のおばちゃま(小森和子)」を筆頭として、「マッチで〜す(近藤真彦)」や「コンドーです(近藤正臣)」、「郷ひろみのものまね」、「小林旭のものまね」などたくさんあります。
現在は見る機会はほとんどありませんので、もし見ることが出来たら激レアだと思ってください。
片岡鶴太郎の現在の活動(絵・ボクシング・陶芸など)
片岡鶴太郎さんは32才の頃、自分の過去の活動が嫌になり、全てを否定するためにボクシングを始めたそうです。
そして1年間のトレーニングの後、ボクシングのプロテストに合格しました。
当時プロテストを受けられる年齢の上限は30才だったのですが、合格しても試合には出ないという条件で特別に受験できたんだそうです(現在のライセンス受験資格は17才〜32才になっています)。
合格後は鬼塚勝也さん(元世界チャンピオン)や畑山隆則さん(同)のセコンドを努めるなど、彼らの王者獲得に貢献しました。
また、選手引退後の芸能界入りを手助けするといった活動もしました。
ちなみに鬼塚勝也さんは現在画家として活動しているみたいですよ。
現役当時から入場する際に来ていたガウンなどは自身でデザインしていたんですって。
片岡鶴太郎さんはボクシングが一段落するとその後はお笑いの活動はほとんどせずに、シリアスな演技の俳優に転身していきました。
1988年から1994年に放送されたドラマ「季節はずれの海岸物語」(フジテレビ)が俳優としての代表作です。
非常に味のある良いドラマですが、色々あって再放送もDVD化もしてないようです。
片岡鶴太郎の絵・陶芸
片岡鶴太郎さんは水墨画を中心とした絵の創作をしていますよね。
タモリさんの影響で挿絵を描くようになり、岡本太郎さんとテレビ番組で共演した際に描いた絵を褒められたことで自信を付け、本格的に絵を描き始めたんだそうですよ。
片岡鶴太郎さんは右利きですが、絵は左手で描くんです。
画風は非常にしっかりした写実的な絵で、温かみもあることから人気があります。
現在は群馬県の草津に美術館があって、オリジナル作品が多数展示してあるそうです。
カフェを併設していたりして建物もオシャレで人気があるみたいですよ。
また、石川県と佐賀県に工藝館があり、福島県に美術庭園があります。
詳細は公式ホームページを見てみてください。
参考サイトのリンク
▶ 片岡鶴太郎公式ホームページ
2015年に画業をはじめて20週年ということで全国で展示がありました。
その際には絵とともにはじめた陶芸作品も展示されました。
佐賀県伊万里市の工藝館では多くの陶磁器が展示されています。
また、初の海外での個展も開催。
パリだそうです。
芸術の都パリで現地のアート通も唸らせたんだそうですよ。
片岡鶴太郎さんの作品には魂がこもってますから、芸術は世界共通だという事がこうした活動から子どもたちにも伝わってみんなが夢を持てればいいですよね。
スポーツでは海を渡る人が増えてきました。
今後は絵を含めた芸術部門でもどんどん日本人が世界に渡ってほしいですね。
芸術はスポーツと違って、年を取るにつれてより成熟していくものですから、若い人にかぎらず、鶴太郎さんと同世代の人にも希望を与えていると思います。
以上、
- 片岡鶴太郎プロフィール
- 昔はお笑い芸人だった!
- 現在の活動(絵・ボクシング・陶芸など)
という内容でお送り致しました。
片岡鶴太郎さんは今後更に芸術方面に傾倒していきそうですが、時々はテレビでお笑いもやってくれたら嬉しいですね。
ただ、お笑い芸人としても復活してほしいという声が最近湧いてきていますから、バラエティ番組にもどんどん出てほしいです。
今後の方向性に注目していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。