ID one(スキー板)の性能は?価格や販売店は?メダリスト全員が使う理由も

    平昌オリンピックのフリースタイルスキー・モーグルで、金銀銅メダリストだけでなく、上位8人が全員使っている「ID one」のスキー板。

    全員が使うということで、明らかに性能が違うということが言えます。

    どこが凄いのか?
    性能以外の良さは?
    価格はいくらなのか?
    一般ユーザーも気になるところですよね。

    最近はスノーボードしかしない僕も欲しいって思ってしまいます。

    今回はID oneのスキー板の性能や価格、販売店等を紹介します。

    もくじ

    1.ID oneの性能は?良さはどこ?

    ID oneの性能面の良さは、モーグル特有のコブに対応できる衝撃吸収力にあります。

    一般的な板と比べて、衝撃を足に伝えにくいよう設計されているんです。

    また、衝撃を吸収するだけではなく、曲がりにくいという特性もあります。

    一般的な板は、スローで見るとコブを越えるたびにグニャっと曲がっています。

    ID oneも曲がらないことはないんですが、曲がり方が少ないんですよ。

    曲がらないことで、滑りやすさがぜんぜん違うそうです。

    ID oneの板の性能の要となっているのは、ウッドコアと呼ばれる板の「芯」の部分です。

    一般メーカーのスキー板は、ウッドコアの部分が木のチップを接着して固めたものであることがほとんどです。

    ID oneのウッドコアは、良質な木から削り出した一枚板なんです。

    一枚板であることで、粘りや耐久性が格段に違いますね。

    家の材料でも、重要な柱においては積層材よりも無垢材を使うのが一般的です。

    ID oneの人気の理由は品質なんですね。

    モーグルをやったことないので僕はわからないんですが、平昌オリンピックのモーグルで銅メダルを撮った原大智選手のように強靭な足腰を使ってコブを滑っていくようなプロレベルの選手の場合は、板が曲がりにくい方が調子が上がるらしいですよ。

    車やバイクでも、車体の剛性が高いとコーナーも曲がりやすいですよね。

    剛性が高くて軽いというのがスキー板に求められる性能のいちばん重要な部分なのだと言われています。

    ID oneは、重要部分で秀でているためにメダリストやモーグル上位選手が「全員」使っているんですね。

    2.ID oneの価格や販売店は?

    ID oneが凄いのは分かりました。

    では、次に気になるのは価格ですよね。

    いくら良いものでも、値段が極端に高かったらちょっと買えません。

    また、どこのショップで買えるのかも気になります。

    ①ID oneの価格は?

    ID oneのスキー板の価格は、

    • スローライド=80,000円〜110,000円程度
    • フリーライド=80,000円〜130,000円程度
    • テクニカルライド=80,000円〜140,000円程度
    • モーグルライド=80,000円〜130,000円程度
    • エアリアルライド=90,000円程度

    ですね。

    意外とお手頃なんじゃないでしょうか?

    ②ID oneの販売店は?

    ID oneのメーカーは 大阪府守口市桜町にある
    株式会社マテリアルスポーツ
    です。

    マテリアルスポーツの直販サイトでID oneの販売も行っています。

    【参考サイト】
    MSDS ID one直販サイト|株式会社マテリアルスポーツ
    テレビでも紹介され始めたので、一般ユーザーのニーズ高まりそうですから、売り切れ続出しますね確実に。

    社員はたった4人らしいので、今後忙しくなってしまってアスリートへの供給に影響出ないか心配です。


    ID one以外にも剛性が高くて軽いブランドの板もあります。

    上のロシニョールなどは、一般ユーザーが使うにはID oneと遜色ないです。

    使ってる人も多く、修理等の対応も良いということで評判良いですね。

    3.ID oneが生まれた経緯

    ID oneは、トップアスリート御用達ということで、世界的に大活躍しています。

    どうしてこんなに性能が高い板ができたんでしょうか?
    きっかけは、元モーグル日本代表の上村愛子さんなんです。

    ある日マテリアルスポーツ社長の藤本誠さんは上村愛子さんから「もっと調子の上がる板ないのかな〜?」っと軽く言われたんだそうですよ。

    その言葉から全て始まったのだとテレビインタビューで言っていました。

    調子が上がらない理由は、斜面やコブと板の相性が悪い時があるそうで、板がいつでも同じような挙動をしてくれたら良いのに、とモーグルのトップ選手は感じていたそうなんです。

    トップユーザーの気持ちになって考えたということですね。

    そこから、強くて曲がらない、軽い板の開発をスタートしたんだそうです。

    ID oneは2000年にブランド化してますから、かなり歴史は長いですよね。

    でもこれまであまり一般ユーザー(アスリートではない人)には認知されてきませんでした。

    モーグル自体は里谷多英さんや上村愛子さんの台頭で有名になって一気に競技人口も増えたと言われています。

    やはり、ID one、知られたくなかったんじゃないでしょうか?
    今は世界のトップ選手がこぞって使う時代になりました。

    これからは一般ユーザーもこだわり派は使うようになりそうですね。


    以上、今回は平昌オリンピックで男子モーグルのメダリストが全員使ったスキー板ブランド「ID one」の紹介でした。

    ID oneは、メダリストだけじゃなく、トップ8全員が使ってました。

    すごいですよね。

    銅メダルを獲得した原大智選手もある意味誇らしかったんじゃないでしょうかw
    ということで、最後まで見ていただきありがとうございました。

    また次の記事もお楽しみに。

    では!

    よかったらシェアしてね!
        もくじ