クールジャパン機構は、日本のアニメなどのコンテンツを海外に発信して普及させる目的で作られた団体です。
1.クールジャパン機構で推進するアニメは?
クールジャパン機構が推進してる事業で目立つのがアニメの海外への売り込みですよね。
例えばどんなアニメが対象なんでしょうか。
ちょっと調べてみました。
☆彡
クールジャパン機構は、国内の大手事業者と協力して有力なコンテンツを発信している事業者に出資することで海外への波及を支援する団体です。
そのため、クールジャパン機構自体は直接的にコンテンツを評価したりプッシュしたり情報発信したりすることはないようです。
また、クールジャパンで推進しているのは、海外へのアニメ等のコンテンツ全般の普及であって、単体のコンテンツをクールジャパン機構が売り込みに行くような事業スタイルじゃないんですね。
ホームページを見ても具体的なことはほとんど分かりません。
【参考サイト】
▶ クールジャパン機構のホームページ
分かることは、サイトにある事業フローの図くらいです。
↓メディアコンテンツ分野「WAKUWAKU JAPAN」推進事業のフロー
WAKUWAKU JAPANは海外にコンテンツを発信する事業ですが、サイトを見る限り、発信する地域はアジア圏に絞られているようですね。
- インドネシア
- モンゴル
- ミャンマー
- 寸がポール
- スリランカ
- 台湾
- タイ
- ベトナム
ミーハー的意見としては、もっと欧米に広めてほしいというのがありますが、事実アジアでの日本のアニメ人気って凄いんですよね。
まずは近場のアジアでの需要を強固にして、徐々に欧米やその他の地域に広めていくという感じかと思います。
具体的にはこのコンテンツを広めるというのは分かりませんが、サイト内では
- ドラえもん
- ポケモン
- ちびまる子ちゃん
等の画像が使われてます。
これらは政府が何かしなくても既に十分世界に浸透してますねw
これから作られていく新しい作品も含めて全体的な波及を考えているんでしょうか。
もっと分かりやすい情報発信してほしいですね。
細かなことが分かってきたらまた詳しい記事にしようかと思います。
↓メディアコンテンツ分野「STI MEDIA」推進事業のフロー
STI MEDIA事業は、アメリカのローカライズ会社STI MEDIAを買収して、日本語コンテンツを各国の言語に最適化・波及する作業を行うというものです。
STI MEDIAはそのローカライズという分野において世界最大手だそうで、ちょっと凄い気合い入れて買収したんだなあと思います。
本気ですね。
政府がかなり肝いりで進めている政策といった感じですから、クールジャパン機構のいう意見はほぼ全て通っちゃうような雰囲気でしょう。
機構のスタッフとしては自分たちは凄いという勘違いしてしまう可能性ありますね。
ただ、実際にコンテンツを発信するのはこの機構の出資する事業者ですから、機構内部の人はアニメ等のメディア・コンテンツ自体に興味ある人ばかりじゃないんでしょうね。
2.クールジャパン機構のセクハラ相談窓口の対応がヤバすぎる件
2018年2月に、クールジャパン機構の契約社員の女性が機構を相手に提訴したという報道がありました。
①クールジャパン機構の上司がやったセクハラとは?
原因はクールジャパン機構の上司のセクハラ・パワハラだということです。
その内容は、
社内の懇親会でカラオケに行った歳に手作りのくじ引きをおこなったそうです。
そのくじ引きの内容は、
- 「あたり=○○(上司)さんと一緒にお食事できる券」
- 「はずれ=○○さんに手作りプレゼントをあげる」
など、女性蔑視の内容を含むものだったということです。
ちなみに女性はワイン付きのお食事券が当たったんだとか。
そればかりではなく、提訴した女性がくじ引き結果のことをスルーしていると、
「くじの内容を実行するように日程調整してくれ」
という電話連絡があったそうです。
ちょっとこれは怖いですよね。
完全にパワハラじゃないですか。
上下関係がある中でのお誘い自体最近はありえない感じなのに、それを後日反省するどころか追撃しちゃってますW
普通の感覚では、くじが当たって嬉しそうにしてなかったら空気読みますよね。
男の自分としてもこれを聞いて引きました。
片腹痛いです。
こっちが恥ずかしくなっちゃいましたW
まあ、裁判が終わっていないので事実はまだ分かりませんが、くじをやる時点でアウトかなと思います。
②クールジャパン機構のセクハラ相談窓口の対応は?
クールジャパン機構にはセクハラ相談窓口があるそうです。
内部スタッフ向けのサービスですね。
女性はこの相談窓口に相談したんですって。
ところが、セクハラ相談窓口はこのくじ引きと追撃のお誘い電話について
「セクハラではない」
というふうに、セクハラとして認定しなかったというんです。
セクハラって、行為を受けた本人がセクハラだと感じた時点で認定じゃないんでしょうか。
もう完全に組織ぐるみで外部にセクハラ行為の情報が漏れるのを嫌がって潰そうとしたと思われても仕方ないですよね。
実際、それ以外無いじゃないか?と思いますよ。
結果、女性は訴えることに。
世間の目に触れる形になりました。
自体の把握、危機管理が出来てないお手本のような展開です。
最近のセクハラ被害の報道を見ていると多少道場できるというか、同じ男としてセクハラしてしまうリスクってありますよね。
何気ない言動が意図せずセクハラになってしまうとおい。
でもこのくじ引きって、作ってる最中に気づきませんかね?
なんか、「こんなこともあるのか、気をつけよう」という気持ちにならないですW
あんまりためにならない、勉強にならない事件かも。
これ以上情報として発信することは無いかもしれませんが、事態がどう収束していくかちょっと気になります。
3.クールジャパン機構あとがき
以上、今回はクールジャパン機構の紹介やセクハラ相談窓口の対応の悪さについてでした。
■目次 ~この記事の内容~
クールジャパン機構の事業自体は応援してます。
もっと詳しく知りたいとすら思いますね。
でも、中にいる人がセクハラを隠すような性格の人たちばかりだとしたら残念です。
もはや、作品や業績が良かったら作った人物はどうでも良いという時代でもないですよね。
昔は情報が無かったから、後から知るだけなのであまり気にしなかったんです。
でも今は情報入ってきちゃうので気になってしまいます。
たぶん昔の人でもそういう感覚って同じだと思いますよ。
「昔はこのくらい全然セクハラじゃなかった」と、古き良き時代のような感じに捉えちゃいけない気がしました。
長くなりましたが、最後まで見ていただけたとしたらありがとうございます。
次の記事もお楽しみに。
では!