クリスマスの時期、お部屋を暖かい光で照らしてくれるクリスマスツリー。
季節を感じさせてくれるデコレーションとしても人気ですよね。
子供がいる家庭では、毎年の飾り付けを楽しみにしていらっしゃることと思います。
そこで今回は、クリスマスツリーの木の種類や名前・おしゃれな飾り方についてまとめてみました!
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1.クリスマスツリーの木の種類や名前は?
一般的にクリスマスツリーというとプラスチックでできた葉っぱがついた人工のツリーが多いですよね。
でも、本物の木を使ってツリーを作るのも雰囲気が出ていいですよ。
毎年成長するツリーと子供達を写真に残すといい思い出にもなりますよね。
ということで、クリスマスツリーとして使えて、日本で購入出来る木の種類と名前をご紹介します。
クリスマス時期は冬場なので、冬にも緑の葉をつける常緑樹が使われますが、中でも針のようなツンツンした葉を持つ針葉樹(コニファー)がクリスマスツリーとして使われます。
「コニファー」という総称で売られていることも多い針葉樹の中から、今回クリスマスツリー向けに紹介するのは、以下の8種類です。
- ウラジロモミ(Abies homolepis)
- ドイツトウヒ/ヨーロッパトウヒ/オウシュウトウヒ(picea abies)
- モミ/ホンモミ(Abies firma)
- ゴールドクレスト( Cupressus macrocarpa “Goldcrest”)
- オレゴンモミ/ノーブルファー(Abies procera)
- アメリカハリモミ/ピセア・プンゲンス”オルデンバーグ”(Picea Pungens ‘Oldenburg’)
- アメリカハリモミ/プンゲンストウヒ”ホプシー”(Picea pungens ‘Hoopsii’)
- アメリカハリモミ/プンゲンストウヒ”アイズリー・ファスティギアータ”(Picea pungens ‘Iseli Fastigiata’)
2.クリスマスツリーの木 ウラジロモミ
- 学名:Abies homolepis
- 科/属:マツ科 モミ属
クリスマスツリーといえば、モミの木というイメージもありますよね。
ウラジロモミは、日本の特産種のモミで、葉の裏が白いことからこの名前が付いています。
クリスマスツリーというと日本で一番一般的に使われているのがこのウラジロモミ。
もみの木 (ウラジロモミ) 樹高1.0〜1.2m前後 (根鉢含まず) クリスマスツリー 常緑 庭木
美しい3角形のツリーで寒冷地を好み、比較的手入れもしやすいですが、大きいものでは樹高40m、直径2mにも成長するとのことですので地植えする場合には場所の確保が必要ですね。
参考価格(楽天市場):高さ約100cmで5,000円前後
3.クリスマスツリーの木 ドイツトウヒ/ヨーロッパトウヒ/オウシュウトウヒ
- 学名:Picea abies
- 科/属:マツ科 トウヒ属
ヨーロッパ原産の常緑針葉高木で、トウヒ属に属しています。
モミ属もトウヒ属も同じマツ科で、ドイツトウヒはモミのように3角形のツリー型の木ですが、葉や実(松ぼっくりのような球果)のつき方が若干異なっています。
葉もモミの木より少し細いのが特徴ですが、若木のうちはモミの木とほとんど見分けがつかず、クリスマスツリーの木としても一般的に使われています。
大きくなると樹高50mにも達する巨木になります。
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成長が早いため、苗木はわりと安価で売られています。
4.クリスマスツリーの木 モミ/ホンモミ
- 学名:Abies firma
- 科/属:マツ科 モミ属
日本に自生するモミ属の中でも、最も温暖地に分布しているモミで、ウラジロモミと区別するため「ホンモミ」とも呼ばれています。
3角形のツリー型の木でクリスマスツリーとして一般的に使われていますが、ウラジロモミに比べると成長した時に葉先が少し割れやすくワイルドな印象になります。
こちらも、成長すると巨木になります。
もみの木 鉢植え 120cm〜 10号鉢 本物 志向の クリスマスツリー 北欧
参考価格(楽天市場):高さ約100cmで12,000円前後
5.クリスマスツリーの木 ゴールドクレスト
- 学名:Cupressus macrocarpa ‘Gold Crest’
- 科/属:ヒノキ科イトスギ属
北アメリカ大陸のカリフォルニア海岸に生育するモントレーイトスギを元に品種化された常緑針葉樹です。
綺麗な黄緑色とスッとした立ち姿が特徴で、庭木としても鉢植えでも楽しめます。
地植えの場合は、成長が早くすぐに5mを超え、最終的には高さ20mにも達する大木になります。
横にあまり広がらないのと、鉢植えの場合にはそれほどすぐに大きくはならないので、場所をあまりとらないというメリットがあります。
ただ、湿気の多い日本の気候にはあまり合っていない植物とも言われていて、蒸れたり害虫がついたりして大きくなる前に枯れてしまうこともあるそうです。
葉や枝がモミの木やドイツトウヒほど丈夫ではないので、飾り付けは軽いものを。
ゴールドクレスト 10号鉢
参考価格(楽天市場):高さ約100cmで9,000円(税込)
6.クリスマスツリーの木 オレゴンモミ/ノーブルファー/ノーブルモミ
- 学名:Abies procera
- 科/属:マツ科 モミ属
美しい深緑の色合いと、葉の形からクリスマスツリーとして人気の高いオレゴンモミ。
アメリカのオレゴン州、ワシントン州内のカスケード山脈中南部に分布していて、最大樹高70m、直径2mに達することもある巨大種です。
日本では切った状態でレンタルをしている業者や、葉だけを輸入してクリスマスリース作りに使われたりしています。
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オレゴンモミをレンタルしている業者については、クリスマスツリーレンタルの記事で料金など紹介していますので、よかったら読んでみてくださいね!
▶ クリスマスツリーをレンタル!家庭用(屋内/屋外)の料金は?
また、日本国内でも種子の状態で販売されています。
参考価格(amazon):種子10粒で800円(税込)
7.クリスマスツリーの木 アメリカハリモミ/ピセア・プンゲンス”オルデンバーグ”
- 学名:Picea pungens ‘Oldenburg’
- 科/属:マツ科 トウヒ属
北米原産のプンゲンストウヒ(コロラドトウヒ)の改良種で、トウヒ属の樹木です。
銀青色の葉が美しく、密に葉がつくことも特徴です。
日本国内では珍しい品種ですが、成長が遅いのであまり大きくならないという特徴も持っています。
オルデンバーグの苗木
耐寒性が強く強風にも耐えられる反面、夏の暑さには弱いので、暖地では西日の強く当たる場所は避けて日当たりの良い場所に植えると良いそうです。
ピセア プンゲンス “ホプシー” 樹高60cm〜80cm ポット直径21cm
参考価格 高さ45cmで24,000円前後
8.クリスマスツリーの木 アメリカハリモミ/プンゲンストウヒ”ホプシー”
- 学名:Picea pungens ‘Hoopsii’
- 科/属:マツ科 トウヒ属
いくつか種類のあるプーゲンストウヒの中で最も銀白色が強くて美しく、人気の高いのが、ホプシーです。
樹高は5〜8mほどになり、あまり剪定をしなくても自然に美しい円錐形に育つと言われています。
寒冷地向きですが、関東地方でも十分庭植え可能で、強い西日を避けて日当たりの良い場所に植えると良いそうです。
植栽セット エレガント プンゲンストウヒ
参考価格(amazon):高さ40cmで19,461円(税込)
9.クリスマスツリーの木 アメリカハリモミ/プンゲンストウヒ”アイズリー・ファスティギアータ”
- 学名:Picea pungens ‘Iseli Fastigiata’
- 科/属:マツ科 トウヒ属
上に紹介した2種と同じ、プンゲンストウヒのシリーズのひとつ”アイズリー・ファスティギアータ”です。
上に向かって円筒形に成長するのが特徴で、力強く美しい銀青色の葉が存在感あります。
“ファスティギアータ”とは「直上した」という意味を指していて、枝は上向きにつき、枝張りがあまりないので場所を取らないのもいいですよね。
ただ、お値段が少々高めです。
プンゲンストウヒのシリーズにはここで紹介した3種類意外にもいろいろとあって、どれもクリスマスツリーには向いている樹木だと思いますのでよかったら検索してみてくださいね!
参考価格(ガーデニング・園芸用品の通販 あいあいパーク):高さ80cmで36,483円(税込)
10.クリスマスツリーの飾りをおしゃれにするには?
クリスマスツリーに向いている木を紹介しましたが、実際にツリーがあっても、飾り付けをおしゃれにするのはけっこう難しいですよね。
そこで、クリスマスツリーの飾りをおしゃれにするためのヒントを3つ、紹介します。
- 色を決める
- テーマを決める
- 素材を揃える
クリスマスツリーの飾りをオシャレにするヒント1:色を決める
クリスマスツリーのデコレーションというと、いろんな色のオーナメントやモールを飾り付けたくなりますよね。
そこをぐっとこらえて、メインになる色は1〜2色に抑えましょう。
赤+ゴールド
赤+白
青+シルバー
このくらいの組み合わせにすると、ツリー自体の色(緑+茶色)と合わせても計4色、ライトアップしても5色なのですっきりとしたイメージになります。
もちろん、白だけとか赤だけといった使い方もワンランク上な感じがしてとてもお洒落ですよ。
その際も、「なんとなく赤だから」といった感じにせず、ちゃんと色同士の統一感も考えてみてくださいね。
クリスマスツリーの飾りをオシャレにするヒント2:テーマを決める
クリスマスツリーを飾る際に、テーマを決めておくとイメージが湧きやすいです。
例えば赤と白のクリスマスカラーをメインにしてオーソドックスなクリスマスツリーにするのか、自然素材を使ってナチュラルに仕上げるのか・・・。
好きなキャラクター(ディズニーなど)の色を使ってみても楽しいですし、部屋全体のコーディネートとしてテーマを決めてもいいですよね。
アンティーク調・ロココ調・モダンなど、スタイルをテーマにしてもいいと思います。
とにかくひとつテーマを決め、そのテーマに沿って「必要な色合いは何か」「必要な素材は何か」を考えると、おのずと統一感のあるものに仕上がると思います。
クリスマスツリーの飾りをオシャレにするヒント3:素材を揃える
一口にクリスマスツリーのオーナメントといっても、いろんな種類・色・大きさ・素材のものが販売されています。
これもかわいい、あれもおしゃれ、と選んでいるといつの間にか統一感がなくなって、それぞれの良さも失われてしまうことに。
キラキラした素材を使うなら全てキラキラしたものにして数を控えめにするとか、全部ナチュラル系の素材でまとめるとか、なるべく飾るものの素材を揃えると全体的にすっきりと統一感が出ておしゃれに見えますよ。
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以上、
- クリスマスツリーの木の種類や名前は?
- クリスマスツリーの飾りをおしゃれにするには?
の内容でお送りしました。
クリスマスツリーについては、他にも記事を書いていますのでよかったら読んでみてくださいね!
▶ クリスマスツリーをレンタル!家庭用(屋内/屋外)の料金は?
▶ クリスマスツリーとオーナメント(飾り)の意味や由来・名前は?
今回紹介したクリスマスツリー向けの木はどれも、シンボルツリーとしても存在感のある木ばかりです。
冬にも緑をたたえてくれる常緑樹ですし、鉢植えでも地植えでも、木を育てる楽しみをぜひ味わいつつ、毎年クリスマスには素敵に飾って楽しんでみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。