大阪府を拠点に、「日本一の安売王!大阪の激安スーパー玉出」をキャッチフレーズにしているスーパー玉出。大阪府民なら誰しも馴染みのあるスーパーだといっても過言ではありません。そんなスーパー玉出ですが、ネット上では「やばい」といった声が続出しているようです。
今回はスーパー玉出が「やばい」と言われている理由を中心に紹介していきます。
スーパー玉出がやばいって本当?
大阪府民にとって馴染み深いスーパー玉出ですが、SNS上では下記のように「やばい」といった声が度々寄せられています。
スーパー玉出とは1978年に創業され、他のスーパーマーケットと比べて圧倒的な低価格設定のスーパーマーケットとして地元民から大きな支持を集めていました。また24時間営業であり、大阪府内に数多くのチェーン展開していることもあって、誰しも大阪府民ならその看板を目にしたことがあるのではないでしょうか。
そんなスーパー玉出は年商480億円相当ともいわれており、一見経営は順風満帆だと思われています。それだけにスーパー玉出が「やばい」といわれている理由が気になりますよね。
次からはスーパー玉出が「やばい」といわれている理由について調査してきたので、それぞれ詳しく解説していきます。
①あまりに安すぎる価格設定
スーパー玉出が「やばい」といわれている大きな理由の一つに、物価高の現在では考えられないような値段が設定されていることが挙げられます。特にスーパー玉出の惣菜やお弁当の価格は類を見ないほどの低価格で販売されており、そういった現在ではあり得ないともいえる価格設定が「やばい」といったコメントや口コミに繋がっているようですね。
その反面、一時期ネット上では「スーパー玉出のやばいほど安い商品は、『安かろう悪かろう』」といった風潮が広まったこともありました。こうした風潮に関してはスーパー玉出の経営側も把握しているようで、「こうした誤解があるのは承知していて、まさにスーパー玉出は諸刃の剣」だとメディアへのインタビューでコメントしています。ですのでスーパー玉出が「やばい」と言われているのは、良い意味での「やばい」だといえますね。
②ド派手な外装
スーパー玉出が「やばい」と言われる理由として、破格な値段設定だけでなくそのド派手で特徴的な外装も挙げられます。まるでパチンコ屋のようなネオンライトでびっしり装飾されているスーパー玉出は、周囲の外観からは明らかに浮いた存在の建物であり、あまりに目立ちすぎることから「やばい」といわれるようになったそうです。
スーパー玉出のド派手なネオンは店内にも設置されており、まるで遊園地のような雰囲気を作り出すことから地元の子供たちにも大人気だと好評です。陽気でお祭りやイベント事が大好きな関西人と、このスーパー玉出の賑やかでガヤガヤした外装がマッチしたのかもしれませんね。
③反社会勢力との関係
2018年12月、スーパー玉出の創業者が暴力団との関係を持っているとの疑いで逮捕されるニュースが報じられました。大阪府警はスーパー玉出の創業者が飛田新地の物件を所有して売春目的で貸しており、収入を得ていたと報じています。
実はたびたび地元大阪ではスーパー玉出と反社会勢力の関係が噂されることがあり、スーパー玉出の地元ともいわれる西成地区では有名な話だったそうです。年々暴力団や反社会勢力に対しての規制や取り締まりが激化している中での事件だったので、かねてから関係性を疑っていた大阪府民は「今頃か」と思った方も少なくないのだとか。
ただ、こうした反社会勢力との関係はイメージダウンに繋がってしまうので、結果としてスーパー玉出は「やばい」といわれる理由の一つになってしまったようです。
④外国人の不法就労
1998年の事件になりますが、スーパー玉出は就労ビザを持たない外国人を従業員として雇っていたことが摘発される事件がありました。この外国人の不法就労の捜査から警察は指定暴力団の山口組の家紋が入った灰皿や湯呑みを押収しており、後に実際に外国人を斡旋していたのが山口組だったことが判明しています。
この事件が明るみになると、取引先や下請け業者からは「無茶な値引きをされた」、「脅迫まがいの取引をさせられた」等の声が相次いで挙がっており、スーパー玉出は「やばい」と言われてしまっていたようです。現在は清浄化されたとも言われていただけに、前述した事件を知ってガッカリした方も多かったようですね。
スーパー玉出のエコバックが大人気!
スーパー玉出といえば激安な惣菜やお弁当が有名ですが、実はエコバックも非常に高い人気を集めていることはご存じでしょうか。エコバックがスーパー玉出で販売されるようになったのは2019年頃からですが、当時はビニール袋の有料化も相まって世間ではエコバックブームが起こっていましたよね。
そんな中でSNSではスーパー玉出の昭和チックなデザインが「ダサ可愛い」とバズり、社会現象を巻き起こすことに。店頭に並ぶと即完売し、入荷待ちの状態になるほどの人気ぶりでSNS上では大きな話題になっていたようです。
スーパー玉出が閉店ラッシュ!その理由は?
長年に渡り大阪府内屈指の人気店だったスーパー玉出ですが、ここ数年では閉店ラッシュに見舞われるなど苦しい状況が続いています。2020年以降は実に24店舗が閉店しており、かなりの勢いでスーパー玉出が大阪の街から消えていってる状況です。
この閉店ラッシュの理由ですが、主に物価高の影響や競合他社の頭角、そして世間が安いだけではなく品質にこだわる風潮になり始めた、等の理由が挙げられます。これらの事態を受けて、スーパー玉出は拠点である西成区を中心に巻き返しを図り、また営業時間の短縮やコストカットなどで対策を打っているようです。
果たしてスーパー玉出はこの悪い流れを断ち切ることができるのでしょうか。気になっている大阪府民も多いはずです。
まとめ
今回の記事ではスーパー玉出が「やばい」といわれている理由について紹介しましたがいかがでしたか。スーパー玉出には良い意味での「やばい」と悪い意味での「やばい」があることが分かりましたね。
今後は閉店ラッシュに巻き込まれているスーパー玉出が今後どのように巻き返しを図るのかにも注目しましょう。


