2008年6月8日に発生した「秋葉原通り魔事件」を知っていますか？東京・秋葉原の歩行者天国で交差点に2ｔトラックで突入した犯人が、通行人をはねた後にナイフで襲撃した事件を覚えている方も多いでしょう。本記事では、秋葉原通り魔事件犯人の加藤智大 生い立ちが壮絶だったことについて紹介しています。詳しい内容が知りたい場合は、この記事の加藤智大・母親や弟との関係は？を是非参考にしてみてください。
加藤智大 生い立ちが壮絶？
加藤智大の生い立ちが壮絶に関する内容は、以下のとおりです。
- 加藤智大の家族構成
- 加藤智大 生い立ち・幼少期
- 加藤智大の高校・短期大学時代
加藤智大さんの壮絶だった幼少期から短期大学時代の生い立ちを、1つずつ見ていきましょう。
加藤智大の家族構成
加藤智大の家族構成は本人を含む4人家族であり、青森県で生活していたようです。地元の信用金庫に勤務するサラリーマンの父親と、地域の教育アドバイザーとして活動する母親の間に誕生した加藤智大さん。母親は異常な程に教育熱心であり、弟と共に過剰な教育や躾を受けて育ったようです。母親は教育至上主義であり「優秀・高学歴が絶対」の価値観を持っていました。
加藤智大 生い立ち・幼少期
加藤智大の生い立ちは壮絶で母親から過剰な教育や躾を受けており、内容は以下のとおりです。
- 幼少期から水泳・そろばん・学習塾へ通い、習い事の予定が一週間詰まっていた
- 友達を家に招いたり、友人宅へ行くことを禁止される
- テレビや漫画をみることを禁止される
- 九九が覚えられないと風呂場で浴槽の中の水に頭を沈められる
- 雪で靴を濡らすと極寒の中、裸足で外に立たされる
- 泣くと口の中にタオルを詰められてガムテープで巻かれ、屋根裏部屋に入れられる
- 食べるのが遅いと新聞紙を敷いた廊下で食事をさせられる
母親は最高の教育を受けさせることが「長男の幸せ」と考えて行き過ぎた躾を行い、加藤智大さんは虐待されていたと推測できます。
加藤智大の高校・短期大学時代
加藤智大さんは母親の過剰な教育により、青森県内でトップの高校（偏差値71）に進学しています。難関高校に進学したことにより、優秀な生徒がいる環境で過ごすことになった加藤智大さん。次第に成績は下がり、母親に反論したり暴力を振るったりするようになります。学校では教室の窓を手で叩き割り、問題行動が目立つようになったようです。高校卒業後、志望していた北海道大学に不合格となったので中日自動車短期大学自動車工学部（岐阜県）に進学します。短期大学に入学した加藤智大さんの成績は伸びず、自動車整備士の資格取得には至らなかったようです。
加藤智大・母親や弟との関係は？
加藤智大・母親や弟との関係の内容は、以下のとおりです。
- 母親との関係や事件後の様子
- 弟との関係
加藤智大さんの母親や弟との関係を紹介するので、参考にしてみてください。
母親との関係や事件後の様子
母親との関係や事件後の様子は、以下のとおりです。
- 息子を高学歴にして良い会社に就職させることが母親の目的だった
- 母親は自分の要望を息子の幸せと思い込み、過剰な教育や躾を加藤智大さんに強要していた
- 母親の価値観は絶対であり、加藤智大さんが反論することは許されなかった
- 加藤智大さんが起こした事件により、母親は自分の間違いに気づく
- 罪の意識に苛まれた母親は、精神を病んで入院する
- 退院後に母親は青森へ戻り、実家に身を寄せる
- 祖母が孫の凶行を知って病気になり急死する
事件後に両親は離婚しており、母親は青森市内のアパートで1人暮らし。父親は勤務していた信用金庫を事件後に退職し、元の家で生活しているようです。
弟との関係
加藤智大さんには弟が存在しており、関係をまとめているので参考にしてください。
- 弟は兄が高校卒業するまでの間、両親と4人家族で青森県の実家で暮らす
- 兄と同様に弟も母親の過剰な教育や躾を受ける
- 高校卒業後、弟は仙台の学校に進学する
- 事件を起こした兄と同じ部分が、弟自身の中にもあると気づいた時に心が崩壊する
- 兄と違うことを証明するために弟は東京拘置所を訪れたが、家族を拒絶していたため面会は叶わなかった
弟は兄が起こした「秋葉原通り魔事件」の6年後、28歳の若さで自ら命を絶っています。
まとめ
秋葉原通り魔事件の犯人である加藤智大 生い立ちが壮絶だったことや、母親・弟との関係について紹介しました。今回の記事では加藤智大の生い立ちが壮絶だったことを中心に、母親・弟との関係をご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか？加藤智大さんの生い立ちは母親の過度な教育や躾で壮絶だったようですが、人の命を奪う行為は許されることではありません。このような悲しい事件が、2度と起こらないことを願いましょう。
