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静岡県の高校野球の注目選手は?夏季大会2016の日程や組み合わせも

静岡県の高校野球の注目選手は?夏季大会2016の日程や組み合わせも
静岡県は高校野球熱が高いですよね。

静岡県の人は実力のサッカー、人気の野球とよく言います。

しかし近年は常葉菊川高校が2007年選抜で優勝・夏の甲子園ベスト4、2008年夏の甲子園準優勝という素晴らしい成績を残して以降は全国的にも高校野球の強豪県と認識されています。

高校野球の静岡県大会を観戦に行きたいけど、注目選手の情報が少ないとお思いの方も多いと思います。

そこで今回は2016年静岡県高校野球の注目選手や夏季大会の日程と組み合わせをお送り致します。

また優勝した常葉菊川の勝ち上がりや決勝戦の戦評、森下監督の退任騒動についても触れています。

もくじ

静岡県高校野球の注目選手

静岡県高校野球2016を占う上で、注目選手をピックアップしてみました。

静岡県高校野球注目選手 谷脇亮介投手(常葉橘高校)

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身長=180cm 体重=78kg 右投右打
出身中学校=浜松市立丸塚中学校

谷脇亮介投手は2年時から常葉橘のエースでした。

春季の静岡県大会で大きく成長しました。

最速141km/hのキレのある速球と変化球を武器に常葉菊川や静岡といった強豪を次々撃破して春季静岡県大会を制しました。

東海大会ではクローザーとして活躍し、速球は自己最速144km/hをマーク。

一躍ドラフト候補になりました。

真上から振り下ろすフォームから繰り出されるストレートは垂直の回転が与えられ伸びがよく、急速以上に早く感じます。

内角の球で詰まらせるシーンが多く見られました。

夏の甲子園では順当に勝ち上がると決勝で静岡と対戦することになります。

春勝利したときは静岡のエース村木文哉投手は腰痛で不在でした。

復活した村木投手がいる夏が本当の勝負と言えます。

静岡県高校野球注目選手 村木文哉投手(静岡高校)

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身長=182cm 体重=77kg 右投右打
出身中学校=浜松市立都田中学校(軟式野球部)

村木文哉投手は最速151km/hのストレートとよく落ちるフォークが武器の本格派右腕です。

2015年の夏の甲子園にも出場し大舞台の経験も積みました。

集大成の3年夏にかける思いも強いでしょう。

春先に腰痛でチームを離脱して春季静岡県大会は登板なしに終わり、村木投手のいない静岡高校はその間に台頭してきた常葉橘に敗れたのでした。

村木投手は故障前までは高卒即プロを目指していましたが、復帰までが長引いたことで大学進学に方向修正しています。

春のリベンジと夏の甲子園優勝の夢、さらにはその先を見据えている村木投手の夏の活躍が楽しみです。

静岡県高校野球注目選手 横尾蓮太投手(静清高校)

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身長=181cm 体重=88kg 右投右打
出身中学校=西尾市立鶴城中学校 愛知衣浦リトルシニア

横尾蓮太投手は静清高校の絶対的エースで、最速148km/hのストレートとスライダー・フォークが武器です。

体重移動が上手く無理のないフォームからテンポよく投げ込んでいきます。

今の良いピッチャーってみんなテイクバックが小さいですよね。

横尾投手もテイクバック小さく、打者から握りが見えないフォームになっています。

また左足を上げてから右腕を振るまでの時間が短く、打者はタイミングをとるのが難しいです。

加えて球が早いので打ちにくいピッチャーと言えます。

静岡県高校野球注目選手 石倉康平投手(東海大静岡翔洋高校)

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身長=181cm 体重=78kg 右投右打
出身中学校=調布市立第五中学校 調布リトルシニア

石倉康平投手は東海大静岡翔洋のエースです。

181cmの長身から最速141km/hの速球を投げ下ろします。

投げる際に力まないように口を開けて投げていますね。

性格もクレバーでランナーを出しても落ち着いています。

着実に成長していますので夏の大会で飛躍的に伸びればチーム全体に力を与えて上位進出が期待できます。

またドラフト候補としても注目され始めていますから楽しみな存在です。

静岡県高校野球注目選手 小原光士郎投手(浜松開誠館高校)

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身長=179cm 体重=72kg 左投左打
出身豊橋市立吉田方中学校

浜松開誠館の小原光士郎投手は現在部長を務める佐野心氏の秘蔵っことして注目されています。

佐野心氏といえば2008年の夏の甲子園で常葉菊川高校を率いて準優勝した監督ですよね。

横浜DeNAベイスターズの田中健二朗投手を育てたことで有名です。

左投手の育成に長けていて、そのフォーム矯正によって成長した左腕は多いです。

小原投手も左投手で、佐野心さんの指導によって飛躍的に成長しています。

特に腕のふりを小さくするように修正したフォームが完成したのが大きいです。

三重県の強豪・三重高校を9回1失点に抑え、岐阜の中京戦でも6回を投げ無失点と練習試合で結果を出してきています。

夏の静岡県大会では台風の目となる可能性がありますね。

静岡県高校野球注目選手 土屋大樹捕手(日大三島高校)

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身長=183cm 体重=74kg 右投右打
出身中学校=三島市立北上中学校 三島リトルシニア

土屋大樹捕手は日大三島高校のキャッチャーです。

セカンド送球タイムは1.9秒で静岡県では最も速いです。

打撃もよく、2015年秋の県大会で常葉菊川高校の落合投手から一発を打って自信を付けました。

夏季県大会では打撃・盗塁阻止に注目されています。

静岡県高校野球注目選手 伊藤翼咲内野手(藤枝明誠高校)

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身長=189cm 体重=86kg 右投左打
出身中学校=吉田町立吉田中学校 小笠浜岡リトルシニア

藤枝明誠高校の伊藤翼咲内野手は右足を軸に回転して強い打球を打つタイプの打者です。

県内では静岡高校の鈴木将平外野手と並ぶ評価をされていますよね。

高校通算51本塁打を記録していて、プロ8球団が注目しています。

また最速142km/hのストレートを投げる投手としても注目されています。

夏季静岡県大会では初戦を勝つと二回戦で静岡高校と対戦するということで、静岡の高校野球ファンとしては序盤から楽しみな試合がありますね。

静岡県高校野球注目選手 鈴木将平外野手(静岡高校)

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身長=172cm 体重=73kg 左投左打
出身中学校=富士市立吉原第二中学校 静岡蒲原リトルシニア

鈴木将平選手は2016年の静岡で最も注目されている野手です。

好守・強肩・強打・俊足で、プロ野球のスカウトからも熱い視線を浴びています。

ドラフトでも確実に上位で消える存在で、既に2軍では即スタメンで活躍できると言われています。

試合では守備や走者の時もその一挙手一投足に目が離せない魅力ある選手です。

タイプ的にはシアトル・マリナーズの青木宣親外野手に似ていますよね。

ドラフトではヤクルトスワローズが上位指名するのではないかと言われています。

静岡県高校野球注目選手 山野翔太郎外野手(常葉橘高校)

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身長=180cm 体重=82kg 右投右打
出身中学校=常葉学園橘中学校 西奈南小学校

山野翔太郎選手は常葉橘の打線を引っ張る強打者です。

高校通算本塁打は多くありませんが勝負強く長打力もあります。

50mを6秒フラットで走る走力も注目で、トータル的にハイレベルにまとまった選手です。

静岡県高校野球注目選手 栗原健外野手(常葉菊川高校)

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身長=170cm 体重=73kg 左投左打
出身中学校=愛知県あま市立七宝北中学校 愛知県あま市立秋竹小学校

栗原健外野手は高校通算本塁打47本の強打者です。

上背は170mと大きくありませんが、身体が強く瞬発力があります。

豪快なスイングから強烈な打球を飛ばします。

栗原選手は左投手育成に定評のある常葉菊川入学当初はピッチャーでした。

しかし打撃と50m5秒8の俊足を買われて1年時から外野手として活躍したことで野手転校。

強打俊足強肩の外野手としてプロからも注目されています。

7月26日の高校野球選手権静岡大会準決勝で高校通算本塁打47本目を記録。

常葉橘の好投手・谷脇亮介から打ったライト場外への特大ホームランでした。


以上、静岡県高校野球の注目選手でした。

全国版は以下のリンクにありますのでぜひチェックしてみてください。

静岡の選手も載ってますよ。

夏の甲子園2016の日程や出場校予想!地方予選の注目選手や展望も

静岡県高校野球夏季大会2016の日程と組み合わせ・試合結果

静岡県高校野球夏季大会2016は7月9日に草薙球場で開幕します。

正式には「全国高等学校野球選手権 静岡大会」といいます。

静岡県高校野球夏季大会の日程

静岡県高校野球夏季大会の日程は以下のとおりです。

開会式7月9日(土)13:00〜 →10日に順延
一回戦7月10日(日)・16日(土)・17日(日)
二回戦7月18日(月)・20日(水)
三回戦7月21日(木)
4回戦7月23日(土)
準々決勝7月24日(日)
準決勝7月26日(火)
決勝7月27日(水)

雨天が続いた場合は決勝戦の日にちがずれる可能性がありますので注意が必要ですね。

静岡県高校野球夏季大会2016の組み合わせと試合結果

一回戦全48試合の組み合わせを見てみましょう。

大会が進むごとに試合結果を更新します。

静岡県大会7月9日に行われる開幕戦 →雨のため10日に順延

草薙球場

  1. 聖霊クリストファー 4-6 沼津東
    この試合の勝者と浜松東が二回戦で対戦します。

静岡県大会7月16日の一回戦

焼津球場

  1. 静岡西 1-0 焼津中央
  2. 相良 1-9 焼津水産
    この試合の勝者と第2シードの日大三島が二回戦で対戦します。

裾野球場

  1. 知徳 5-3 御殿場南
  2. 加藤学園 7-3 三島北

富士球場

  1. 星陵 4-0 富士東
  2. 藤枝西 7-0 沼津城北
    この試合の勝者と御殿場西が二回戦で対戦します。

島田球場

  1. 川根 3-11 浜松開誠館
  2. 小山 9-1 浜松工

愛鷹球場

  1. 伊東 2-7 韮山
  2. 飛龍 7-0 菊川南陵
  3. 下田 0-8 富士市立
    この試合の勝者と袋井高校が二回戦で対戦します。

磐田球場

  1. 清水東 1-8 磐田東
  2. 袋井商 8-3 榛原

清水庵原球場

  1. 清水西 7-0 富士宮東
  2. 藤枝明誠 3-1 誠恵
    この試合の勝者と第3シードの静岡が二回戦で対戦します。

  3. 裾野 8-6 浜松湖南
    この試合の勝者と第5シードの三島南と二回戦で対戦します。

草薙球場

  1. 市立沼津 2-3 浜松湖北
  2. 富士宮北 4-2 浜北西

浜松球場

  1. 浜松商 14-0 城南静岡
  2. オイスカ 3-4 浜松北
  3. 浜松市立 10-3 藤枝北

掛川球場

  1. 横須賀 4-3 浜松大平台
  2. 浜松学院 8-1 吉原
    この試合の勝者と第5シードの掛川西が二回戦で対戦します。

静岡県大会7月17日の一回戦

愛鷹球場

  1. 静岡市立 2-1 桐陽
    この試合の勝者と第4シードの東海大静岡翔洋が二回戦で対戦します。

  2. 沼津商 3-1 掛川東
  3. 伊豆総合 7-3 磐田農

富士球場

  1. 伊東中央 6-10 静岡学園
  2. 小笠 5-1 御殿場

草薙球場

  1. 吉原工 4-3 科学技術
  2. 浜松南 2-6 静岡商

焼津球場

  1. 清流館 10-5 島田樟誠
    この試合の勝者と田方農業が二回戦で対戦します。

  2. 熱海 0-10 天竜
    この試合の勝者と静岡大成が二回戦で対戦します。

磐田球場

  1. 新居 2-4 掛川工
  2. 駿河総合 9-11 磐田南

掛川球場

  1. 常葉菊川 10-0 磐田北
  2. 富岳館 2-14 浜名

島田球場

  1. 島田商 6-5 静岡農
    この試合の勝者と第5シードの静清が二回戦で対戦します。

  2. 島田工 1-10 浜松西
    この試合の勝者と浜松城北工が二回戦で対戦します。

  3. 金谷 9-8 近江総合
    この試合の勝者と静岡北が二回戦で対戦します。

浜松球場

  1. 湖西 8-3 佐久間
  2. 藤枝東 10-2 浜松湖東
    この試合の勝者と第5シードの浜松修学舎が二回戦で対戦します。

  3. 浜松日体 7-0 島田

清水球場

  1. 静岡東 3-2 清水桜が丘
  2. 池新田 3-10 富士
    この試合の勝者と磐田西が二回戦で対戦します。

  3. 浜松江ノ島 1-2 伊東商

裾野球場

  1. 沼津工 4-3 沼津高専
    この試合の勝者と第1シードの常葉橘が二回戦で対戦します。

  2. 南伊豆 0-10 富士宮西

静岡県大会7月18日の二回戦

草薙球場

  1. 藤枝明誠 4-10 静岡
  2. 韮山 2-3 袋井商

愛鷹球場

  1. 焼津水産 0-3 日大三島
  2. 裾野 0-7 三島南

富士球場

  1. 飛龍 10-2 加藤学園
  2. 藤枝西 3-7 御殿場西

清水庵原球場

  1. 星陵 0-8 浜松開誠館
  2. 袋井高校 11-1 富士市立

焼津球場

  1. 湖北 3-4 清水西
  2. 富士宮北 5-9 横須賀

島田球場

  1. 静岡西 2-9 浜松商
  2. 知徳 8-1 浜松市立

掛川球場

  1. 掛川西 1-1 浜松学院
  2. 浜松東 3-12 沼津東

浜松球場

  1. 浜松城北工 6-9 小山
  2. 浜松北 2-7 磐田東

静岡県大会7月20日の二回戦

草薙球場

  1. 沼津工業 1-3 常葉橘
  2. 伊豆総合 1-5 静岡商業

愛鷹球場

  1. 沼津商業 12-3 静岡東
  2. 湖西 2-6 富士宮西

富士球場

  1. 静岡学園 10-0 吉原工業
  2. 磐田西 2-6 富士

清水庵原球場

  1. 静岡市立 3-4 東海大翔洋
  2. 田方農業 4-11 清流館

焼津球場

  1. 静清 7-4 島田商業
  2. 静岡北 2-19 金谷

島田球場

  1. 伊藤商業 0-3 浜松西
  2. 小笠 2-5 磐田南

掛川球場

  1. 掛川工業 4-8 常葉菊川
  2. 静岡大成 7-4 天竜

浜松球場

  1. 浜松学院 5-3 掛川西
  2. 藤枝東 2-10 浜松修学舎
  3. 浜名 4-2 浜松日体

静岡県大会7月21日の三回戦

草薙球場

  1. 常葉橘 10-0 沼津商業
  2. 横須賀 4-15 静岡
  3. 静岡商業 8-2 富士

愛鷹球場

  1. 知徳 0-9 日大三島
  2. 三島南 1-4 磐田東
  3. 沼津東 2-3 清水西

富士球場

  1. 浜松開誠館 1-0 御殿場西
  2. 袋井高校 3-0 袋井商業

清水庵原球場

  1. 東海大翔洋 7-3 静岡学園
  2. 静清 5-3 富士宮西

島田球場

  1. 金谷 3-10 浜松西
  2. 静岡大成 4-8 浜名

掛川球場

  1. 飛龍 0-4 浜松学院
  2. 清流館 1-9 磐田南

浜松球場

  1. 浜松修学舎 2-12 常葉菊川
  2. 浜松商業 10-4 小山

静岡県大会7月23日の四回戦

    草薙球場

  1. 浜名 2-9 常葉橘
  2. 浜松商業 4-3 静岡高校

愛鷹球場

    日大三島 2-1 浜松開誠館
    袋井高校 5-3 磐田東

清水庵原球場

    東海大翔洋 8-7 磐田南
    静清高校 8-0 静岡商業

浜松球場

    浜松西 0-14 常葉菊川
    浜松学院 8-3 清水西

静岡県大会7月24日の準々決勝(ベスト8)

草薙球場

  1. 常葉橘 8-7 静清高校
  2. 袋井高校 1-0 日大三島

清水庵原球場

  1. 常葉菊川 5-2 東海大翔洋
  2. 浜松商業 6-5 浜松学院

静岡県大会7月26日の準決勝

草薙球場

  1. 常葉菊川 12-0 常葉橘
  2. 浜松商業 10-14 袋井高校

静岡県大会7月27日の決勝 常葉菊川が3年ぶり5回めの甲子園切符

草薙球場

    常葉菊川 12-0 袋井高校

高校野球選手権 静岡大会は常葉菊川の優勝で幕を閉じました。

決勝戦のイニングスコアを見てみましょう。

決勝
123456789
袋井高校0000000000
常葉菊川4022003112

高校野球選手権静岡大会2016決勝戦の戦評
初回の攻防が鍵になりました。

常葉菊川先発の左腕落合が初回を落ち着いて三者凡退に抑えるとその裏常葉菊川先頭の栗原健が袋井高校先発稲垣の初球スローカーブを捉えてライトスタンドに突き刺さるホームラン。

その後連打とセカンドゴロの間に三塁ランナーの鈴木蓮がホームインし2点目。

なおも6番堀のレフトオーバー3ベースヒットで3点目、更にワイルドピッチで4点目を奪いました。

2回表、袋井高校はヒット2本で2アウト一塁二塁のチャンス。

流れを引き寄せたいところでしたが盗塁失敗でチャンスを活かせませんでした。

結果的に2回表が袋井高校にとっての最大のチャンスでした。

3回以降は常葉菊川落合の前に4安打に抑えられてしまいました。

常葉菊川は毎回19安打の猛攻で12得点。

エース落合も袋井打線を散発6安打に抑え準決勝に続いての完封勝利でした。

優勝した常葉菊川の勝ち上がりを見てみましょう。

常葉菊川の勝ち上がり

1回戦常葉菊川
10-0
磐田北
2回戦常葉菊川
8-4
掛川工業
3回戦常葉菊川
12-2
浜松修学舎
4回戦常葉菊川
14-0
浜松西
準々決勝常葉菊川
5-2
東海大翔洋
準決勝常葉菊川
12-0
常葉橘
決勝常葉菊川
12-0
袋井高校

常葉菊川高校・森下知幸監督が退任報道→その後撤回

常葉菊川はもともと打力に定評がありました。

2016年はノーシードだったため前評判はあまり高くありませんでしたが力は本物でしたね。

勝ち上がりをみるとその打線だけでなく守備も素晴らしいことが分かります。

完封が4試合もあるんです。

優勝監督インタビューでは2007年に同校を率いて選抜優勝、夏ベスト4の実績を残している常葉菊川・森下知幸監督は2016年チームも力を発揮できれば甲子園で十分に戦えると語っています。

初回に本塁打を放ったプロ注目の栗原健外野手も優勝を狙うと宣言しました。

3年ぶり5度目の夏の甲子園で大暴れしてくれるのを期待しましょう。

ただ問題点は森下知幸監督が7月31日をもって退任することが報道され、一時は甲子園では指揮をしないと発表したことです。

退任理由は自宅のある東部地域で野球生活を続けたいとかねてから考えており、8月から御殿場西高校の監督に就任することになっていたそうです。

選手たちは事情を知らずにプレーしていたということで、動揺から夏の甲子園本番で力を発揮できるか不安視されていました。

ところが同日に関係団体が退任を認めなかったことで森下監督の退任撤回が発表されました。

森下監督は甲子園でも常葉菊川を指揮するようです。

関係者は胸をなでおろしているということですが、選手たちに広がった動揺が本番までに落ち着くのか心配する声も多いです。

因みに御殿場西高校は静岡県東部の強豪で、最近では1992年(平成4年)に元千葉ロッテマリーンズの小野晋吾投手を擁して春の選抜に出場しました。

その時は巨人・大リーグレッドソックス等で活躍した岡島秀樹投手擁する東山高校(京都)に3-4で敗れました。

その年の夏は御殿場西は常葉菊川にベスト16で敗れたのでした。

当時常葉菊川を率いていたのは現常葉橘の小林監督です。

なんだか因縁うごめく感じの移籍騒動になってきましたね。

ともあれ今回の甲子園では森下采配が見れるということで静岡の高校野球ファンにとっては良かったですね。


以上、今回は2016年静岡県高校野球の注目選手や夏季大会の日程と組み合わせをお送り致しました。

静岡の熱い夏の紹介でした。

試合結果だけでなく注目選手にも詳しくなると高校野球ってより面白くなりますよね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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もくじ