臍帯血を保存する公的・民間バンクの違いは?費用やリスク・デメリットも

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臍帯血とは、母親と赤ちゃんを繋ぐ「へその緒」の中に残った血液のことで、

へその緒は出産後すぐに胎盤等と同様に廃棄されてしまうので、出産直後しか採取できません。

また、どの病院でも希望すれば保存してもらえるわけではないんです。

今回は臍帯血の保存について、保存可能な施設や公的バンクと民間バンクの違い、保存に必要な費用やリスク、デメリットを紹介します。

1.臍帯血は何に使える?

臍帯血は、血液の病気の治療のために使われます(臍帯血移植)。

臍帯血移植は骨髄移植等とならんで白血病等の血液難病の治療に用いられる技術です。

臍帯血は、以前は体重15kg以下の子供にしか移植できなかったものの、技術の進展によって現在では乳幼児から成人まで幅広い年齢層に有効となっています。

2.臍帯血を保存する公的バンクと民間バンクの違いは?

臍帯血を保存する場所は「公的バンク」と「民間バンク(私的バンク)」があります。

①臍帯血の公的バンクとは?

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臍帯血の公的バンクは、厚生労働省によって臍帯血移植(造血幹細胞移植)の提供推進と、スムーズな適合・実施のために設置された機関です。

「移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律」によって計画的にシステム化されています。

現在、公的バンクは全国に6ヶ所あります。

今後、状況によって名称や所在地等が変更になる可能性もあります。

↓臍帯血公的バンク一覧

公的バンク名 所在地・連絡先
日本赤十字社
北海道さい帯血バンク
〒063-0802
札幌市西区二十四軒2条1-1-20
日本赤十字社北海道ブロック血液センター内
TEL:011-613-8765
日本赤十字社
関東甲信越さい帯血バンク
〒135-8639
東京都江東区辰巳2-1-67
日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センター内
TEL:03-5534-7546
一般社団法人
中部さい帯血バンク
〒489-8555
愛知県瀬戸市南山口町539-3
愛知県赤十字血液センター4階
TEL・FAX:0561-85-5222
日本赤十字社
近畿さい帯血バンク
〒536-8505
大阪市城東区森之宮2-4-43
大阪府赤十字血液センター内
TEL:06-6962-7056
特定非営利活動法人
兵庫さい帯血バンク
〒663-8501
西宮市武庫川町1-1
兵庫医科大学内
TEL:0798-45-6780
日本赤十字社
九州さい帯血バンク
〒818-8588
福岡県筑紫野市上古賀1-2-1
福岡県赤十字血液センター内
TEL:092-921-1435

 

②臍帯血の民間バンクとは?

臍帯血民間バンクは、臍帯血の私的保存のための施設とされています。

私的保存とは、出産直後に採取した臍帯血を自分の赤ちゃんのために保存しておくことです。

将来的に子供が血液の病気になった際に活用するために保存を希望する人がいます。

しかし管理上の問題から、臍帯血移植には公的に保存された臍帯血のみが使用されると言われていますね。

そのため保存する意味があるのか?ということが議論されているようですよ。

確かに、高額な費用を支払って自分用に保存していても、実際に使う段になって公的バンクの臍帯血を使うなんてことになったら本当に意味ないですからね。

民間バンクはよく考えてから、絶対に必要だと判断した場合のみ利用するようにすべきですね。

3.臍帯血を保存する費用は?

臍帯血を提供するために公的バンクに保存する場合は無料です。

骨髄バンクと同様ですね。

しかし、自分の赤ちゃんのために民間バンクに私的保存する場合は高額な費用がかかります。

一般的には10年間で20数万円と言われています。

4.臍帯血を保存する際のリスクは?

臍帯血は切除した臍帯(へその緒)から採取するため、採取・保存に際してのリスクはありません。

母親も子供も、採取するために痛みを感じることはありません。

5.臍帯血を保存・提供するデメリットは?

臍帯血を公的バンクに保存・提供するデメリットは特にありません。

提供の際に個人情報利用のための署名が必要ですが、病院側が臍帯血使用時に必要な書類作成のためです。

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6.臍帯血を保存する人の割合は?

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日本人の全妊婦さんの中でどのくらいの人が臍帯血の保存を希望するのか、という数字は公表されていません。

というよりも、調査が行われていないのが現状です。

臍帯血の保存を希望する人の割合が分かるのはカナダで行われた調査です。

しかも、調査は

「臍帯血を保存するとしたら公的バンク?それとも民間バンク(私的バンク)?」

というものです(^^;

カナダの医療機関が行った調査によると、443人のうち86%(381人)の人が公的バンクを希望したそうです。

14%(62人)の人は民間バンクを希望したということですが、その理由は

「子供の血液疾患のリスク軽減」
「保存しなかったことで後悔したくないから」
「民間の方が安全性が高いと思うため」
「公的バンクに保存しても病気治療以外に使われるかもしれないという心配があるから」

というものでした。

日本でもまだまだ正しい知識が定着していない現状、世界のどこの国でも臍帯血に関しては不安や疑問を抱く人がおおいということです。

より深い理解が得られるように、新しい情報やより分かりやすい表現が見つかったら追記していくことにしますね。
 


 
以上、今回は臍帯血を保存する公的バンク・民間バンク(私的バンク)の違いや費用、メリット・デメリットを紹介しました。

臍帯血を使用した治療には今後も大きな可能性があると言われていますので、医療の発展を希望しつつ、一度しか採取できない臍帯血についての正しい知識の普及・定着を望みます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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